藤沢市市議会議員ますいひでおブログ

市会議員の日々の活動をつづる

国会審議は誰の為

2006-02-19 12:50:42 | Weblog
 今、国会では、自民党「武部幹事長」の次男と、ライブドワの元社長「堀江」氏との問題で大荒れである。
 見ていてバカバカしく思うのは、私だけでは無いであろう。
 今,世界は経済、災害、紛争、拉致問題。国内に於いては、物価安定を中心とする経済問題、凶悪犯罪、耐震偽造問題、等々、問題が山積みである。
 本来「国会」は国民の生活の安定と安全、福祉国家を目指して、与野党が議論を交わす場所である、しかし、最近はどうであろう、毎日テレビに放映されるのは、国民の生活とは関係の無い、自分たちの「党利党略」のみに終始している問題ばかり、と言っても過言ではない状況である。
 小生は、一地方議員である。普通一般の市民はマスコミの影響で、市議会と言えば往々にして国会と同じように思っている人が多いと思う。
 しかし内容は、まるで違うと言えよう。議会を傍聴された方は、お分かりに為ると思うが、委員会、予算、決算の審議、また、本会議での質問等、市民生活に密着した問題を「これでもか、これでもか」と真剣に審議している、その様子を見て「びっくり」される方も多いと言う。
 藤沢市議会も17日、議案が提示され、18年度予算に対する「市長の市政方針」が示されました。
 今回の提出議案は、「単行議案15件」 「条例議案11件」 「補正予算案9件」 「18年度当初予算案13件」 「報告案件」 「請願1」 「陳情5件」と「18年度予算に対する予算特別委員会」 「各会派の代表質問」等の予定です。
 是非、ご近所お誘い合わせの上、傍聴に来てくださいね。

 
 

2月定例議会と代表質問

2006-02-09 12:23:50 | Weblog
 2月17日から「定例議会」が始まります、今回の議会は18年度の当初予算を審議する予算委員会と、市長の施政方針に対する各会派の代表質問が行われる重要な議会です。
 藤沢市議会本会議は年に4回行われ、その他にも臨時議会、委員会、特別委員会、審議会などが有りますが、本会議の中でも2月は予算委員会、代表質問、9月には、決算委員会と補正予算審議が行われるため、此の2回の議会は特に重要とされています。
 代表質問は、会派を代表しての質問ですので、普通の一般質問と違い、市長の「施政方針」並びに市政全体に対して会派の意見をぶつけるものです。
 ですから質問の量も、かなり膨大なものに為ります。
 公明党では、議員全員で項目を手分けをして担当します、今回の小生の担当は「幹線道路網の整備と、公共交通網の整備」に関わる問題です。
 しかし、質問原稿を「仕上げる」のはなかなか大変な作業で、エジソンでは有りませんが、「99パーセントの努力と1パーセントのひらめき」の勝負です。
 代表質問は来月2日から始まる予定に為っていますので、是非議員の汗と努力の結晶の代表質問を傍聴しに来てくださいね。待ってますよ。

神奈川県監査委員研修会

2006-02-03 12:17:23 | Weblog
 1月13日(火)川崎日航ホテルに於いて、「神奈川県監査委員研修会」が開催されました。
 これには、開催地の川崎市を始め、18市・1企業団、約67名が参加し、充実した研修会になりました。
 講師に「鈴木 満先生」(桐蔭横浜大学法科大学院教授)をお迎えして「自治体経営と監査の役割」と題して講演をして頂きました。
 講演の中で、特に小生が感心を抱いたのは、「官(G)と公(PB)と民(PR)の関係」、それに関連して「『民』主主義と我が国のチェックシステムについて」です。
 内容としては、日本の「官」「公」「民」の癒着の背景、もたれ合いの文化、競争を嫌う国民性等を背景にした「談合の習慣・実態」等を、先生が過去に実際に担当したケースを例に講演して頂いた事です。非常に生々しい事件も有りました。
 そしてこうした癒着、談合を如何にしてら無くす事が出来のか、又どの様に法律を改正していけば良いのか、アメリカを始め外国の例を引き具体的に講演してくれました。
 特に、今「防衛施設庁の談合問題」、又「橋梁談合」等、社会を騒がしている事もあり、内容が非常にタイムリーなので参加者は「聞き耳」を立てていたようです。
 最後に講師曰く「談合を無くすのは、やる気の有る首長と、それを支える強い鉄のような意志を持った職員がいれば簡単な事」と言っていたのが印象的でした。