藤沢市市議会議員ますいひでおブログ

市会議員の日々の活動をつづる

建設常任委員会視察

2008-11-16 16:43:38 | Weblog
藤沢市議会「建設常任委員会」は11月4日~11月6日行政視察を行いました。

視察先は、4日、山口県宇部市、視察項目「地産地消の取り組み」について。

第2日目、5日、広島県大竹市、視察項目「PFIによる自転車駐輪場整備運営事業」。  

第3日目、6日、山口県下関市、視察項目「サイクルタウン下関構想・地方卸市場の現状」について。
以上4項目に渡り、建設常任委員会委員9名と、事務局2名、計11名にて視察を行って参りました。
内容については順次このブログにて報告いたします。

 先ず宇部市の「地産地消の取り組みについて」。
宇部市は瀬戸内海に面する有数な工業都市として、明治以後石炭産業を中心に発展した都市です。
現在は、「環境共生都市」としても知られており、「重点戦略プロジェクト」として「地域産業の育成事業」を産官学連携のもと推進しています。

 地産地消について宇部市では、地産地象を進めていく為には、地元農産物に付加価値を付け、消費者が魅力を感じ、売れる農産物づくりを奨励し、その農産物を、安心・安全な食材を希求する消費者に、より円滑に提供する販売・流通体制の構築を進めていく事が必要としています。

 このために宇部市では「学校給食センター・生産者・JA・商工会議所・流通業者・PTA・栄養教諭(職員)・県農林事業所・市」からなる、「宇部市地産地消推進検討会」を立ち上げ連携を図ると共に、次の取り組みを推進しています。

1、有機・減農薬栽培による農産物の推進として(有機・減農薬栽培に支援)(販売店等との連携強化)(交流型農業の拠点形成)(各種実態調査及び広報活動の推進)。

2、学校給食における地産地消の推進(米飯給食の推進)(給食センター・JA・成果卸の連携促進)

3、食育の推進

4、地元産魚介類の使用促進・・・・等

藤沢市も宇部市を参考に、更に態勢を強化して「地産地消」を推進して行きましょう。
 
(写真)宇部市庁舎内での説明風景