建設常任委員会視察

　「四万十市庁舎」前です（写真）。
四万十市」は、前関白一条房公が下向し、京都に模したまちずくりを行った歴史を持つ、全国的にも珍しい市街地形成がなされたまちであり、「土佐の小京都」と呼ばれて来たところです。
　しかし、昭和２１年の南海大地震により、市街地が破壊的な被害を受け、現在では小京都を感じさせる町並みはほとんど残されておりません。
　そこで、「土佐の小京都」にふさわしい町並みを取り戻すために、「中村小京都まちなみ研究会」を立ち上げ、現在計画を進めています。
　また、市街地を流れる一級河川「四万十川」に流れ込む「丸の内川」の水質改善を図り、水と緑の潤いある生活空間を創出すべく、計画を進めているところです。
　私も、１５年前に当地を訪れた時は、まだ「中村市」と呼ばれており、日本最後の清流として名を馳せ始めた時でした、現在は０５年「中村市」と「西土佐村」が合併して、「四万十市」となっています。