( leave things ) up in the air

30代後半・既婚・ゲイ。仕事も家庭も人生も全てが中途半端な僕のろくでなしな日々。

追体験

2006-08-07 | Weblog
Kさんとプールで楽しいときを過ごした僕。
こんなこと、前にもあったよね・・・。

そうだ、結婚前に、プールサイドで知り合ったひとがいたっけ・・・。
あのときもどきどきしてた。
フリーだったらそのままつきあっていいと思ってた。
プールサイドで見る彼がまぶしかった。
単純に彼が欲しいと思った。
でも、できなかった。

なーんだ、今と同じジャン。
まるで5年も前のことと同じことを追体験しているみたい。

僕達は泳いではあがり、熱くなってガマンできなくなるとひとしきり泳いだ。
ここ何年も太陽の下に出ていない僕の肌はだんだん赤くなってくる。
このまま何もかも放り出してしまいたい気持ちになる。
それが可能であるような気がしてくる。
現実感がなくなってくる。

Kさんが欲しい・・・。
僕は・・・。
どうしたらいい。
どうしたい?
頭がまわらない。
Kさんのことで頭が一杯になる。
後先考えずに誘惑してしまおうか。
5年前のように。
後はどうなってもそのときのことだ。


くらくら

2006-08-06 | Weblog
おとといは酔った勢いで思い切った文をアップしてしまった。
そのままの勢いで失態を演じてしまった。
少しずつ書いていくことにしよう・・・。
もともとこのブログも日記のようなものだし、まあいいや。

昨日、Kさんとの約束どおり、プールに行ってきた。
例の競パンをはいて。

「いいねぇ、むちむちしててエロいよ」
満足そうなKさん。
「やめてよ、変なこと想像しちゃうじゃん」
「勃ちそうになったらプールに入っちゃえばいいじゃん」

Kさんときたのはハッテンプールとしても有名なとある場所。
昔きたこともあるのだけれど・・・。

前みたいにガンガン日焼けする訳にはいかないけれどやっぱり青空の下で気持ちいい。
よく見ると周りにはそれらしいのもちらほら。
やっぱり見てわかってしまう。
不自然に小さい競パン、しかも薄い色。
ちっとも泳がない。
懐かしいような、久々でわくわくするような、不思議な感覚。
でも今の僕にはKさんがいる。
一緒にKさんがいる。
Lさんがきになるなんて言ってたくせにやっぱりKさんが僕は好きなんだろうか。
こうして一緒にいることがとても自然。
ずっと一緒にいたいと思ってしまう。
・・・僕は、どうすれば・・・。

イカにもゲイっぽい小さな白い競パンを穿いたKさんと、同じく黄色の小さい競パンを穿いた僕。
照りつける太陽。
これから何が起こる?
くらくらしそう。

Kさんへ 出せない手紙

2006-08-05 | Weblog
Kさんへ

いつも遊んでくれてありがとう。
Kさんが僕のことを多少なりとも好きと思ってくれていることには気づいています。
それでも中途半端な態度しかとれない僕を見捨てないでいつも飲みに行ったり、食べに行ったりとつきあってくれてありがとう。
本当はとても好きです。告白できたらどんなにいいだろうと思います。
僕が既婚者じゃなかったら、ゲイが大手を振って受け入れられる世の中であったなら・・・。いろいろ考えますが、僕には今の生活を打ち破るパワーも思い切りもありません。どうしようもないのは自覚してます。そんな僕のそばにいてくれてありがとう。
面と向かって言えないし、言うべきではないのだろうけれど、この想いを隠しているのもまた苦しいのです。だからこっそりこの場で告白させてください。
決してばれないだろうこの場所で、Kさん、あなたが好きです。本当に。
ずるい既婚者ですが、そんな僕はあなたが好きです。
帰る場所はここではないのはわかっていますがそれでもここにいたいです。
あなたがもし僕を受け入れてくれるにしろ、100%気持ちに応えることはできないけれど、それでも好きです。
決して僕からは言えないけれど、いつかこの気持ちを打ち明けたいです。
そんな日が来るのでしょうか。
来ないかもしれない。
それでも、この気持ちは大切にしたいです。
あなたが好きだから。

エスカレーション

2006-08-03 | Weblog
最近、Kさんとちょくちょくプールに行く。
とても楽しいのだけれど、ひとつだけ困ることがある。
それは・・・

どうもモーションをかけてこられてる?
穿く水着も最初は大きめ(てか常識の範囲内)だったのに、今じゃ半ケツ以上って感じだし、慣れてきたせいか、
「まさるもこういうの穿こうよ」
と言ってくるのだ。

さらにこのあいだはとうとう、
「今度まさるこれ穿いてきてくれない?」
といってジュニアサイズの競パンを渡されてしまった。
家で試しにはいてみたら・・・。

いくらなんでも小さすぎ!
なんとか前はおさまったけど、ケツの半分以上が出ている。
ジュニアだから当たり前だけれど、それにしても・・・。

「あのさ、これはいてみたけど小さすぎない?」
「それを穿いてほしいんだよ」
「恥ずかしいよ」
「でも昔ははいてたんでしょ。こういうの」
「・・・」
「それでプール行っていい想いもしたんでしょ?」
「・・・」
「俺にも見せてよ。だめ?」
「うーん・・・」
「いいじゃん、俺だって小さいのはいてるんだから」

押し切られてしまった。
今度の週末、休みの日の約束までさせられて。
平常心でいられるだろうか。

最近の楽しみ

2006-08-01 | Weblog
ここのところ会社でLさんと話す機会が多い。
Lさんは前にスーパー銭湯でばったり出くわした人で、なかなかのイイ男。
職場での評価も高いので、ぶっちゃけうれしい。
しかも「まさるさんに相談があるんですよ」なんて来てくれるもんだから、
ついつい話し込んでしまう。
話の内容は全く仕事のことなんだけれど、話の途中でも
「あー、同じ趣味だったらどんなにいいだろう・・・」
と考えてしまう。
妻子持ちっていうのも共通してるし、同僚だったら秘密を共有できるかも。
こっそり付き合うにしても立場がわかりやすいからいいな・・・。
四六時中一緒にいられるし・・・。

そんなことありえないだろうなぁ・・・
わかってはいるけど、ついつい妄想してしまう。

「・・・まさるさん?」
「あ、ごめんごめん、ちゃんと聞いてます」
仕事なんだよな。しっかりしなきゃ。

それにしてもなんでこないだスーパー銭湯にいたのかな?
気になる。
気になるほどの理由はないかもしれないけど。

Kさんに言われた。
「Lさんってまさるの好みでしょ?」
うーん、そうかも。でも焚きつけるなよ。Kさんのことだって実は結構好きなんだぞ。

・・・あ、KさんとLさん両方とも・・・なんて思ってる自分がいる・・・。
まあ、いいじゃない、想像の世界でだけなんだから。