p3ぶろぐ おかわり : 糸井正和経済経営研究所

金融・経済・経営の幅広い分析をお届けします。身近な路地裏経済から陰謀渦巻く国際戦略まで、様々なハナシをお楽しみ下さい。

休みの間に二段上げ

2011-11-04 08:15:00 | 金融市場・経済全般
《一昨日の日経平均》
前日終値:8,835.52円
寄付き :8,706.72円( -128.80円 )
前引け :8,665.20円( -170.32円 )
後場寄付:8,677.07円( -158.45円 )
大引け :8,640.42円( -195.10円 )

大きくGDから更に下げた日経平均は、8,650円でようやく底打ち。ヨレヨレとジリ高へ。
ただ、それも後場も半ばを過ぎたあたりから、FOMCに向けて弱気の虫がうずき出したか、弱含みに。
引けにも手仕舞い売りが見られ、結局、前日から200円近い大きな下げで終わりました。

米国の実態経済に悪くない統計が増えている状況下、FOMCの追加緩和に対する懸念が、相場を抑えてしまったのでしょう。

《今日の予想》
FOMCの“リップサービス”で一昨日の欧州米国株は大きく上がったわけですが、ゆうべはECBの利下げで欧州米国ともに続伸。
休日で“蚊帳の外”の日本の買い豚としては、残念な展開です。尤も、休みでなかったとしても、ワタシはどっちみち参加してる余裕はありませんでしたが。

日経平均先物は8,790円と大幅GU気配ですが、板は買い↓厚め。ハネ上げに対する疑心暗鬼が強まっているのかもしれませんが、板寄せが始まったばかりで、この後どうなるかは分かりません。(8:00時点)
日足チャートは、基準線・25dMAを割り込んだ髭無し陰線が雲の下まで伸びた、あまりよろしくない形ですが、今日は一気にGUで5dMA近くから始まることになりそうです。

日本が休みの間のハネ上げを受けたGUで意味はありませんが、予想は↑となります。
ただ、150円ほどの大幅GUの後ですから、“トーキョウの弱気”がうずき出しそうな感じではあります。

一昨日の予想検証》
形としては当たり(予想:↓/結果:↓)。
場中も上値を追う展開はなく、FOMCに対する追加緩和期待からか引けにかけて大きく上げた他のアジア市場とは、対照的でした。
本当に今のトーキョウは、弱気の虫が強いですねぇ。

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株価予想について

※当ブログで2011年4月~2012年1月に開示していた株価予想は、日経平均株価の当日大引け値が、前営業日比で高くなるか安くなるかを、ワタシの独断と偏見で予想したものです。また、それ以外の株価に関するコメントについても、同様のものです。 投資判断は、あくまでも自己責任でなさって下さい。その上で、参考になれば幸いです m(_ _)m

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