東芝メモリ売却の優先交渉先が、有力視されてきた“日米韓連合”=産業革新機構&日本政策投資銀行+米ベイン・キャピタル+韓SKハイニクスから一転、“日米連合”=産業革新機構&日本政策投資銀行+米コールバーグ・クラビス・ロバーツ+米ウェスタン・デジタル(WD)になる見込みとのこと。
株式の取得比率が半分より下になると共に役員派遣が見送りになるようで、だいぶ条件が緩和されたと言えるでしょう。
現在の東芝のメモリ事業は、主力製品がNANDメモリで、元はといえばWDが買収したサンディスクとの協業事業。
NANDメモリの需要が急拡大する中で、ソレを引き継いだWDも、ソレを成長が期待できる事業として訴求していました(資料p.68~)。その中で東芝との協業も重要であるとのアピールもなされています(資料p.108-109)。
WDが東芝メモリの“日米韓連合”への売却に反対するのも当然なら、多少の“譲歩”已む無しとの結論に達するのも自然な成り行きでしょう。
一方の東芝側から見れば、WDは提携先のサンディスクを喰って“割り込んで来た”相方。あまりいい感情は持っていないでしょう。
それでもNANDメモリ市場におけるシェア争いで韓サムスンに差を広げられつつある状況下で、そのサムスンが更なるメモリ投資拡大に動いています。
提携先の“組み換え”に時間をかけている余裕は無い、という判断に到るのも不思議はないと思われます。
両社の“妥協”で折り合う結果となった今回の売却案件、うまくいくことに期待したいトコロです。
ただ、急いでキャッシュを積上げる必要があるとはいえ、国内でも海外でも“注意”を受けた医療機器事業売却のトキの失敗を繰り返さないようにして頂きたいですネ。
また、どうせならHDD事業もWDに売っちゃうなり資本投入を求めてみるなりしたら、少しはキャッシュの足しになりませんかネ?どうです?
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NANDメモリの需要が急拡大する中で、ソレを引き継いだWDも、ソレを成長が期待できる事業として訴求していました(資料p.68~)。その中で東芝との協業も重要であるとのアピールもなされています(資料p.108-109)。
WDが東芝メモリの“日米韓連合”への売却に反対するのも当然なら、多少の“譲歩”已む無しとの結論に達するのも自然な成り行きでしょう。
一方の東芝側から見れば、WDは提携先のサンディスクを喰って“割り込んで来た”相方。あまりいい感情は持っていないでしょう。
それでもNANDメモリ市場におけるシェア争いで韓サムスンに差を広げられつつある状況下で、そのサムスンが更なるメモリ投資拡大に動いています。
提携先の“組み換え”に時間をかけている余裕は無い、という判断に到るのも不思議はないと思われます。
両社の“妥協”で折り合う結果となった今回の売却案件、うまくいくことに期待したいトコロです。
ただ、急いでキャッシュを積上げる必要があるとはいえ、国内でも海外でも“注意”を受けた医療機器事業売却のトキの失敗を繰り返さないようにして頂きたいですネ。
また、どうせならHDD事業もWDに売っちゃうなり資本投入を求めてみるなりしたら、少しはキャッシュの足しになりませんかネ?どうです?
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