町並み情景工房

烏帽子形城前の高野道を行く。

2023-4-5(水)

  丹後を追われた鬼たちが一時身を寄せた河内長野の
「延命寺」の寺領「鬼住村」も・・・
 時は信長の「天下布武」「寺社焼き払い令」「石山合戦」と続き
「雑賀攻め」!このときの烏帽子形城の城主は、秀吉の番頭格である「石川一氏」…彼は平和裏に…敵方に回るであろう鬼軍団を追い払います。

・烏帽子形城は交通の要衝に位置し…
   楠木正成が整備しその後は廃城!南北朝期の天守のまま…
(この城の特徴は=急こう配の坂に「犬走り」程度の細い道が
 狭間障壁で守られ、戦さ期(稲刈りが終わった頃)には、
「ブナ」「なら」などの落ち葉が敵の進路を拒みます!!)

・見どころ=主郭位置は平でも、狭くウラ側は急崖です。
(オーバーではなく90度!一番の見どころ・・・!)





・橋の下は段差をつけた急こう配空堀!
    非常時には上の池から堰を切って水が・・・


・矢狭間障壁
・この左にも180㎝の障壁が続き、雑賀崎の秀吉隊に送る物資が置か
 れる平坦な広場があります…が今日は省略!


・この下が「高野道」
 ・・・実際は城との間、中腹に「烏帽子形神社」があります、

・赤鬼の荷は「家財道具」
・前の荷は収穫したての稲(道中の食料) 


・産気づいた鬼娘


・武器を運ぶハンサム鬼。


・車列の先導を任された「強者鬼」と箪笥ながもち。

ここから先も平坦な道が・・・峠にかかる手前で本隊と合流!
「紀見峠」を越えると、次の野営場所「紀の川」まで一気の下り坂・・・
高野道の入り口「九度山」で・荷車の売却、
             ・※荷物の輸送業者との値段交渉!

・無事「山科の和尚」の手はずどうり高野の山門をくぐりまし
 た。 厳しい冬の間はこの地で春の移動を待ちます!。

※…九度山の友人の先祖は
  紀の川から陸揚げした荷を高野に運ぶ「人夫さんの元締め」
  を・・・近代には「九度山口」の駅から高野まで・・・
  ・・・山頂まで道路!電車!ができるまで続いたそうです。


町おこしのためのジオラマです。

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