地球上の小さな日記

繰り返す毎日の中に埋もれてゆく小さく些細な記憶達を、忘れないように書いてます。だから・・・

我が家の紅白

2007年07月11日 22時01分54秒 | 小さな日記
この日記には一回も書いていないと思うけど、
実は我が家ではずっと金魚を飼っている。
つまり、我が家のペットは犬の「ランド」と金魚の「紅白」なのだ。


我が家で金魚を飼いだしたのはかなり前。
いつのことだったかよく思い出せないけれど、
確かどこかの祭りで取って来た金魚が初めてだったはず。
そう、金魚すくい。

金魚すくいからやってきた金魚。
その名は「金ちゃん」。
金魚の金だ。

しかし、程なくしてその金ちゃんは死んでしまう。
死んでしまうと妙に寂しくなったので、
すぐに金魚屋に行き、元気な金魚を3匹買って来た。
その名は「金ちゃん(二代目)」、「紅白(白と赤の金魚)」、
そして「城ちゃん(白かったから、誤字じゃない)」。

本格的(?)に金魚を飼いだしたのはそれからだった。
一般的に金魚の寿命は一年なので、
あれから何度も新しい「金ちゃん」と「紅白」が我が家にやってきた。

そして、今我が家にいるのが3代目くらいの「紅白」。
何と、ランドよりも年上!
超長生きだ。
そして、今の「紅白」はとても印象深い。
だって、今の「紅白」はこの家に引っ越してきた時に飼い始めた金魚なのだから。
何だか一緒にこの家の歴史を見てきた同士みたい。


でも・・・。
別れは突然来る。


いつも元気に餌を食べていた「紅白」。
近づくと尾を振りながら近づいてくる「紅白」。
泳ぐ「紅白」、目をくるくる動かしている「紅白」・・・。

でも、昨日からはずっと同じ位置で動かない「紅白」。



その短いながらも大往生といえる『紅白』の2年10ヶ月間は、
幸せだったかな?
せまい水槽に閉じ込められて窮屈じゃなかったかな?
それはわからないけど、
オレ達はかなり幸せをもらった。
毎日癒されたよ。

だから、先に逝った「金ちゃん」の隣に埋めてあげようと思う。
そして、金ちゃんの時と同様、
あっちでおなかが空かないように、
最後にたくさん餌を入れてあげようと思う。

ありがとう、さようなら・・・紅白。