ことばと学びと学校図書館etc.をめぐる足立正治の気まぐれなブログ

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これからの「場所としての学校図書館」勉強会

2014年09月09日 | マミム・メモ

 

 前稿でご案内させていただいた9月7日(日)の勉強会は、新学期が始まったばかりでお忙しいところを11名の方が参加してくださいました。昨年まで「現代の教育課題に応える学校図書館」をテーマにして続けてきた学校図書館自主講座をいったん終了し、新たに「場所としての学校図書館」勉強会として3月に第1回の勉強会を開いてから、すでに4回目になります。午前中は、この夏休み中にSLA(全国学校図書館協議会), IFLA(国際図書館連盟), IASL(国際学校図書館協会)などの大会に参加された方々の報告、前ALA(米国図書館協会)会長のバーバラ・ストリプリングさんの大阪での講演「インフォプロと図書館の新たな役割:米国図書館協会の新たな取り組み」や熊本での学校図書館関係者との懇談会の報告、JLA(日本図書館協会)学校図書館部会での坂本旬さんの講演「メディア情報リテラシー教育~ユネスコの新たな取り組み」の報告など盛りだくさんの内容でした。午後は、松田ユリ子さんから高校生の昼休みの来館行動に関するご自身の研究を披露していただきました。研究の過程で直面しておられる問題点を投げかけてくださったのを受けて、参加者の間で活発な意見の交換が行われました。

 次回と次々回の勉強会の日程がすでに下記のように決まっていますので、関心のある方は予定に入れておいて、ぜひご参加ください。

第5回勉強会

日時:11月24日(月・祝)13時~16時30分

場所神戸市勤労会館(三宮)の304号室

第6回勉強会

日時:1月11日(日)12時~16時30分(昼食を持参してください)

場所神奈川県立田奈高校図書館

 プログラムは調整中ですが、お問い合わせ及び参加申込は下記にメールでお問い合わせください。
 holisticslinfo#gmail.com (#を@に変えて送信してください)

「場所としての学校図書館」勉強会について

 「場所」とは「何かが存在したり行われたりする所」、つまり存在と活動を前提にして成り立っている概念です。場所には自然があり、事物(artifact)があり、人(他者と自分)が存在します。わたしたちは、さまざまな活動をとおして場所と関わり、相互に影響し合いながら生き、学び、人として成長していきます。わたしたちの生存の基盤である場所という概念を軸にして、生きる力としての学習力を高める学校と学校図書館のありようを見なおそうというのが、この勉強会の趣旨です。関心のある方は、上記アドレスにメールでご連絡ください。

 

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