久しぶりに「学校図書館自主講座」を開く。昨年の4月17日(日)以来、一年八か月ぶり、奇しくも日にちも曜日も同じ12月17日(日)。これからの活動の在り方を示唆する、ひとつのマイルストーンとなる予感もする。今回は、慶應義塾普通部の司書教諭、庭井史絵さんをお招きして、現職の専任司書教諭として勤務しながら博士課程で学び、学位を取得されたご自身の経験をふりかえっていただき、ご研究の一端も披露していただく。後半は、庭井さんのお話しをふまえて、学校図書館専門職が研究を行うことや、情報リテラシー教育を担うことについて、その意義と困難などについても語り合いたい。関心のある方は、ぜひ、ご参加ください。
学校図書館自主講座in神戸
日時:12月17日(日)13:30-16:30
場所:兵庫県私学会館 303号室(JR元町駅東口から徒歩2分)
内容:
1.報告“司書教諭としての立ち位置を確認するための「研究」-博士課程の7年間をふりかえって-”(仮題)……庭井史絵(慶應義塾普通部)
2.意見交換(庭井さんのお話を受けて、参加者同士が語り合います)
会費:2,000円(会場費、お茶とお菓子など必要経費の実費)
申込:参加を希望される方は、氏名(ふりがな)、所属、連絡先(電話・メールアドレスなど)を記入の上、メールで事前にお申し込みください。
holisticslinfo#gmail.com(#を@になおして送信してください)
「学校図書館自主講座」は、なんらかの形で学校図書館に関わる人たちによる不定期の勉強会である。組織やきまりもなく、面白いテーマや報告者がみつかったときに、その都度、身近なメディアを通して関心をもってくれそうな人に参加を呼びかけてきた。1995年ごろから、さまざまな形でつづけてきた勉強会を、仲間内だけでなく広く呼びかけるようになったのは、たしか、2002年8月に行われた「学校図書館ジャムセッション」からのことではないだろうか。2010年からは「学校図書館自主講座」という名称でつづけているが、それと並行して、この数年間は8名ほどの有志でジョン・デューイの著作を読み合っている。この読書会を通じて参加者それぞれがなにを学び、なにを考えたか、そんなことについても、近いうちに自主講座を開いて、広く共有することも考えている。ご期待ください。
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