ことばと学びと学校図書館etc.をめぐる足立正治の気まぐれなブログ

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第2日:Shoreline District Resource Center

2005年01月04日 | 学校図書館見聞録:アメリカ・カナダ編
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 地区のリソースセンターには、教育雑誌や教育理論、学習指導法など教師用の資料がたくさん用意されていました。また、このセンターでは、各学校のネットワーク・サーバの管理とフィルタリング、各学校に対する視聴覚教材や、実物教材、理科の用品セットなどの貸出や、教員対象のコンピュータ研修などを行っているそうです。しかし、生徒用図書を各学校に貸出すことはしておられないとのことでした。Genevaさんの仕事は、地区の学校図書館の整備や司書教諭にたいする助言、指導のほか、ワシントン大学の司書課程で目録法の授業を担当されたり、司書教諭の採用にもかかわられるそうです。(最終的に決定するのは校長先生だそうです。)
 課題の設定から、情報を集めてまとめるまでのプロセスを子どもたちに分かりやすく6つのステップに分けて指導するBig6という方法の創始者の1人であるMike Eisenburgは、ワシントン大学の先生で、このShorline地区にお住まいであるとか。そのせいか、このセンターや、先に見せていただいたメリディアン・パーク小学校でも、Big6やInformation Powerのポスターなどが目に付きました。(写真)

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1 コメント

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The Big6 by Mike Eisenberg (masaharu)
2005-01-07 21:51:07
ビッグ6の内容は次の通りです。



1. 課題設定

1.1 課題や問題を明らかにする

1.2 課題の達成や問題の解決にどんな情報が必要かを明確にする



2. 情報探索の方策

2.1 ブレーンストーミングによって、どんな情報源が利用できるかを明らかにする

2.2 利用可能ないろんな情報源を評価し、優先順位をつけて最良の情報源を選ぶ



3. 情報探索

3.1 情報源がどこにあるかを知って、手に入れる

3.2 情報源のなかに情報を見つける



4. 情報の利用

4.1 情報源にある情報を読む(聞く、見る、触れる)

4.2 情報源から関連性のある情報を取り出す



5. まとめ

5.1 複数の情報源から収集した情報をまとめる

5.2 まとめた情報を発表する



6. 評価

6.1 成果(物)の有効性を判定する

6.2 情報問題解決のプロセスが効率よく進められたかどうかを判定する

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