ことばと学びと学校図書館etc.をめぐる足立正治の気まぐれなブログ

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外国の学校図書館事情から日本の学校図書館の行き方(生き方)を考える

2006年09月10日 | 学校図書館見聞録:アメリカ・カナダ編
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IFLA(国際図書館連盟)韓国大会・北欧学校図書館視察報告会

 学校図書館メーリングリスト(sl-shock)では、下記の通り、この夏IFLA(国際図書館連盟)韓国大会と北欧学校図書館視察に参加された皆さんの報告会を開きます。「公共図書館に力を注いでいるフィンランドには、学校図書館は無い!と言ってもいいくらい。」これは北欧に行かれた方の感想の一部です。またIFLAの参加者に聞くかぎり韓国の学校図書館が際立った実践を行っているという印象も受けません。フィンランドも韓国も、独自の読書推進活動を行っていて、2003年に実施されたPISAの読解力テストでは高成績をあげていますが、そのことは必ずしも学校図書館の実践と直接的に結びついていないのでしょうか。これにたいして「スウェーデンやデンマークでは学校図書館職員(専門職)の教育が充実している」、「デンマークでは司書教諭もきちんと配置されていて、“司書教諭は読み聞かせはしない。それは学級担任の仕事”という説明があった」という話も聞きます。この機会に諸外国の学校図書館事情を見聞された複数の方々のお話を聞いて、これから日本の学校図書館の進むべき方向について考えたいと思います。そのほかの国の学校図書館を訪問された方がおられましたら、ぜひ当日、お話を聞かせてください。厳しい残暑もおさまり秋の気配が感じられる京都の一夜を、夕食とお茶をご一緒しながら、発表者と聴衆という枠をこえて和やかに語り明かしませんか。

IFLA韓国大会報告
真鍋由比 松蔭中高図書館司書
 「英語初級者からみたIFLA Library Tour」
中井裕子 京都府立朱雀高校教諭
 「国語教育と図書館、韓国と日本の【あいだ】」
松山巌 玉川大学教育学部専任講師
 「ソウルの児童図書館・学校図書館訪問記(仮題)」

北欧学校図書館視察報告
藤田利江 厚木市立南毛利小学校司書教諭
 「公立小学校の司書教諭が見た北欧の学校図書館」
家城清美 同志社女子中高司書教諭
 「私学中高の司書教諭が見た北欧の学校図書館」

コーディネーター 足立正治・中村百合子

日時:9月22日(金)午後6:30~9:00
場所:同志社大学 新町キャンパス(地図左上)
 尋真館1階 司書課程資料室(Z5番教室)
 地下鉄今出川駅から徒歩5分
 京阪「出町柳」駅から徒歩15分
参加費:無料
 参加を希望される方は、氏名、所属、連絡先を記入の上、下記までご連絡ください。折り返し正式な申し込み方法をご返事いたします。
masa-sem@goo.jp

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