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MY COFFEE LIFE

2010年04月12日 | マミム・メモ

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 我が家にエスプレッソマシンがやってきた。321日に私のための会を開いてくださった皆さんが、花束や鉢植とともにプレゼントしてくださったものだ。当日足を運んでくださった皆さんばかりでなく、記念品のために出資してくださった方々にも心からお礼を申し上げたい。

 じつは、幹事役のNさんから、事前に、いくつかの選択肢をあげて、どれがいい?と打診されたとき、あつかましくも何の躊躇もなく「エスプレッソマシン!」と口走ってしまったのだ。我が家にやってきたデロンギのマシンはデカイ。あの小さなカップにコーヒーのエッセンスを抽出するのに、どうして? その疑問が解けないまま、毎朝、香り高いエスプレッソを抽出している。始めのうちは、なかなか満足のいくものができなかったが、今では牛乳を泡立ててカフェ・ラテをつくり、キャラメルシロップを加えてキャラメルマキアートもつくれるようになった。アイスクリームの上にエスプレッソを抽出すると最高のデザートになる。多様な味を楽しむために、お昼や午後には、これまで通りドリップしているが、その時の気分によって、お気に入りのパンやケーキやクッキーを選べば、コーヒーはさらに美味しくなる。こうしてエスプレッソマシンによって、私のコーヒー生活は確実に豊かで楽しいものになった。

 ところで、神戸のコーヒーといえば、UCCUコーヒーが全国的に有名だし、にしむら珈琲店は神戸人の個人史の中で思い出深い舞台になってきた。私もにしむら珈琲店で、人と出会い、別れ、思索し、自らを癒し、門出や新たな企図の契機としてきた。しかし、家で入れるコーヒーは何といっても萩原珈琲だ。ブレンドもいいが(むしろブレンドこそ焙煎業者のセンスと技術の粋が活かされているともいえるのだが)、ストレートではモカマタリが気に入っている。エチオピア産のモカは農薬の影響で手に入りにくくなっているが、イエメン産のモカマタリは極上である。

 萩原珈琲は、神戸でも知る人ぞ知る老舗だったが、昨年あたりからネット販売や直営の販売店や喫茶店を増やした。わざわざ本店まで出向かなくても、三宮さんちかタウンで豆を購入できたり、神戸市役所の庁舎でも味わえるようになった。便利になるのはいいが、経営を拡大することと、これまで通り丁寧な焙煎へのこだわりを、どのように両立させるのか。これまで多くの企業が二兎を追って、結果的に質を犠牲にしてきたが、萩原ファンとしては、くれぐれも粗雑にならないようにしてほしい。エスプレッソマシンのサービスでもらったポッドを使い果たし、しばらく自分で豆をエスプレッソ用に挽いていたが、萩原のポッドを使ってみようと、試しに、さんちか店へ行ってみた。店員は自社が扱っていることすら知らず、本店に行かざるをえなかった。そのうえ、ポッドにはポイントがつかないらしい。周辺的なこととはいえ、経営の拡大と顧客サービスとの微妙な食い違いが垣間見えるのが心配である。

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1 コメント

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ふむふむ (子年女(Nさん))
2010-04-13 19:10:45
先生のお宅がいくらデカくてもあのマシンもデカすぎなんですね。・・でもあまり小さくてもありがたみが減るかも。ていうか,原稿の締め切りが忙しいと言いながらここで何してるんだろうアタシ

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