幹事さんのひとりごと

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かごめかごめ

2007年02月20日 | STS
子供達が輪になって歌い回って中心のオニが後に止まった子供を当てる遊び歌。

♪かごめかごめ
 かごのなかのとりは
 いついつでやる
 よあけのばんに
 つるとかめがすべった
 うしろのしょうめんだぁれ

モノスヤさんのところでこの歌をちょっと話題にしてたので。
そこで一説によると、かごの中の鳥とはお腹の子供で、ツルカメがすべったのは
ツルカメは結婚式の縁起物。
それが流れたってことで、流産を表すとか。
後の正面から突き落としたのは姑で口減らしのためにやったんだとか。
みんなで囲んだ中心にオニがいるというのも怖い話だし。

これが江戸時代の原型らしいが。

♪かごめかごめ 
 かごのなかのとりは 
 いついつでやる 
 よあけのばんに 
 つるつるつうぺった 
 なべのなべのそこぬけ
 そこぬいてたもれ

篭目とは竹で編んだ籠のことで鳥かご。
昔は鳥は食料として飼われてた。
いつになったら食えるのかと。
夜にこっそり食われちゃったら困るから鍋の底に穴あけておこうかと。
ぬけがけせずにみんなで食おうよと。
あくまで仮説ですから突っ込まないでね。

そこで最も怖い歌

♪とおりゃんせ、とおりゃんせ
 ここは何処の細道じゃ
 天神様の細道じゃ
 チョット通して下しゃんせ
 御用の無いもの通しゃせぬ
 この子の七つのお祝いに
 お札を納めに参ります
 行きはよいよい、帰りは怖い、
 怖いながらも、とおりゃんせ、とおりゃんせ

七つのお祝いに来た天神様への道を「どこの細道?」と訊ねる?
七つのお祝いに神社へということは「この子」とは女の子のこと。
「行きはよいよい、帰りは怖い」
行くのはいいけど帰りは素直に帰れないぞと。
それでもよければ行きなさいと。

すなわち、7歳の女の子をいけにえとして捧げる歌なんだ。

魔物系の話とすれば食われちゃうとかいう話になるんだろうけど、
この場合は巫女にするってことが妥当かと。

「七五三」
3歳で正式に人間として誕生したことのお祝い。
5歳で神界から人間界に降りた儀式。
男の子が独り立ちしたことを示す。
7歳は女の子が神に近づいた儀式。

そう考えると今の子は親離れしないのか、親が離さないのか。

「オニごっこ」というのも

♪オニさんこちら
 手の鳴る方へ

と、オニを自分の方へ呼び込むのも不思議なこと。
オニを鬼として神の使いと考えるとそれも納得できそうだけどね。
男鹿のなまはげが神の化身だとも、神の使いだとも言われるから。
でもあれは鬼じゃないとも言うし。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
だーかーらー (モス)
2007-02-21 08:58:23
出来た子を流させるより
出来ないように息子のをチョンと。。。

あれ?そうしたら尿はどうするんだろう?
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しょんべんたれ (幹事)
2007-02-20 15:47:15
ひろおさん、そんじゃちびっちゃってくださいw
尿瓶準備する?
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真夜中のお寺の境内 (ひろお)
2007-02-20 13:36:59
寝室から見えますよw

おしっこに行けないよぉ・・・
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小心者はご遠慮を (幹事)
2007-02-20 11:52:38
ひろおさん、こんちわ。
これで夜の神社には行けないでしょ?w
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知らぬが** (幹事)
2007-02-20 11:51:16
harropageさん、こんちわ。
昔からそんな漫画あったすね。
とおりゃんせは子供のころそんな漫画を見て
怖いって印象を持ってたし。

仲ロンさん、こんちわ。
楽しいことってそんなに伝わらないっすよ。
美談だの楽談(?)は時代によって価値観が変るからね。
ずっと伝わる伝説っぽいのはほとんど災い系のものです。
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恐い~ (ひろお)
2007-02-20 11:44:53
クワバラクワバラ・・・
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何気に (仲村ロンリー)
2007-02-20 11:08:52
こんちはです。
何気に歌ってた歌にそんな意味が。。。
意味を知らないほうが幸せってこともあるなぁ、やっぱ。
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とおりゃんせ (harropage)
2007-02-20 10:52:15
諸星大二郎のマンガに、「とおりゃんせ」があったような…、スイマセン、あまりにもマイナーな話ですね。
5歳で神界から人間界に降りた儀式→この頃まで、大人には見えないものが見える、ことがあるようですね。
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