幹事さんのひとりごと

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だんぶり

2010年03月01日 | 地域の話題
「だんぶり長者」
最近よくCMやってる。

2009年10月8日から発売された秋田県醗酵工業(湯沢市)の本格芋焼酎「だんぶり長者」。
原料はさつまいも「黄金千貫」、麹米も秋田県産を使用した秋田の芋焼酎。
芋のほっこりとした旨みのある味わいを、軽やかな飲み口で実現しました。
秋田県限定販売で地産地消の焼酎。

ってことなんだと。
秋田で芋焼酎ってあんまり聞かないな。
そもそも焼酎の国じゃないからね。

♪だんだんだんぶり知っている~♪

こんなCMが流れてる。
「だんぶり」って聞いたことあるなぁと思っておふくろに聞いたら「トンボ」のことだと。
おやじが言うには、トンボのことは「だんぶ」と言ってたって。
地域によってちょっと違う?

トンボを焼酎の名前にしたのはどんな意味なんだろうと思ったら、「だんぶり長者」という
伝説があるんだね。
秋田県の鹿角地方の伝説。

「だんぶり長者伝説」
昔、年とった父親と暮らしてる貧乏だけど正直者で働き者の若者がいた。
一方、他の村には親孝行な娘がいたけど、両親が亡くなり悲しみにくれてると、娘の夢に
白髪の老人が現れ、「川上に人の2倍働く若者がいるから夫婦になれ」と告げた。
お告げの通り、若者と出会い、幸せに暮らしたけど貧乏だった。
ある年、神に供える餅も酒もなくて困り果ててると、夢枕に大日神が現れ、「川上に向かい
広い土地に住むがいい。そうすれば長者になるだろう」と告げた。
次の日、老父を背負い、川上に向かい、田畑を切り開いた。
夏の暑い日、畑で働き疲れ、うとうとしていた若者の唇にだんぶり(とんぼ)が尾をつけた。
若者はうまい酒の飲んだ夢を見て目が覚め、だんぶりのあとを追いかけた。
そこには香りのいい酒がこんこんとわき出ていた。
飲んだ者は病気も治り、長生きできた。
夫婦は国一番の長者になった。

屋敷の周りには人々が集まり、川で米をといだ。
川は白く濁り、「米白川」と呼ばれた。
現在の「米代川」だな。

とまぁこんな話らしい。

それを焼酎の名前にしたってことなんだと。
そんな長者の話って全国的にありそうな話だな。

「だんぶり」と「だんじり」は違いますのであしからず。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
焼酎ですか (るーと356)
2010-03-01 11:15:20
秋田っていうと日本酒というイメージが・・・
湯沢の芋焼酎かぁ・・・・
お土産で買ってみたいなぁ~

ネットで買える?
・・・
・・・
って
私がのんべのたいにきこえるな・・・
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トンボは (雲板)
2010-03-01 15:38:02
オラも 「だんぶ」 だと
トンボを 「だんぶり」、ってのは聞いたことなかったよ
秋田県は広い?
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へぇ (幹事)
2010-03-02 08:39:52
土崎じゃとんぼは「だんぶ」なんだすかね。
おふくろは樽山だからなぁ。
地域によって違うのかも。
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ありがとう (イリヤ)
2018-07-03 04:01:22
分かりやすかった
助かった
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