昔子供のころおふくろの実家に遊びに行った。
それは正月のお年玉をもらうため。
そのときおばさんに言われた。
「やへまんこじっぱりもらたが?」
ん~さすがに子供のころから秋田弁に慣れ親しんでるとは言え、なんのことやら。
最後の「もらったか?」はもちろん理解できた。
「じっぱり」というのも言葉の雰囲気から「たくさん」という意味かなと解釈
することはできた。
ところで「やへまんこ」ってなんだ?
いや、放送禁止用語の話じゃないんで伏字にはしないよ。
「やへまっこ」=「痩せ馬っこ」
と言ってるんだとおふくろ。
「痩せ馬」ってなんだろな。
お年玉のことだと説明されて。
おばさんの出身地ではお年玉のことを「痩せ馬」っていうのかぁと感心したっけ。
それが実は「痩せ馬=小銭」という意味で、全国的というか標準語?だと。
いや~奥が深くて恐るべし秋田弁。
そんでふと気になったのがこれからの時期、よく使われる言葉。
「のぎばぬげ」
「ぬげ」とはそのまま「脱げ」ということ。
「のぎば」という言葉はどこから来た言葉だろうと。
「ば」は「**ならば」を短縮した言葉。
名詞の後にくっつく場合は「だば」と言うことが多く「**だば○○だ」
ではこの場合の「のぎ」という言葉。
意味としては「暑い」ということ。
したがって「のぎばぬげ」とは「暑いならば脱げ」とうのが翻訳。
「のぎ」とは発祥が気になるところ。
「のぎ」と発音するところと「ぬぎ」と言うところもあるようで。
「ぬぎばぬげ」
そこでふと思いついたのが関西弁の「ぬくい」。
「ぬくい」を短縮して「ぬぎ」いかにもありそうだ。
秋田は京都方面と舟で交流貿易が盛んだったところ。
京都方面からの言葉も多く。
以前も書いたけど、「**どす」が秋田でなまって「**だす」となり、賛成の
言葉「そうどす」がなまって「んだす」になったと学校の教授の持論だった。
「のぎ」も「ぬくい」→「ぬぎ」→「のぎ」となったとしても不思議ではないな。
ちなみに、「のぎばぬげ」「さびばきれ」「かじぇふぐど」。
奥が深いぞ秋田弁!
それは正月のお年玉をもらうため。
そのときおばさんに言われた。
「やへまんこじっぱりもらたが?」
ん~さすがに子供のころから秋田弁に慣れ親しんでるとは言え、なんのことやら。
最後の「もらったか?」はもちろん理解できた。
「じっぱり」というのも言葉の雰囲気から「たくさん」という意味かなと解釈
することはできた。
ところで「やへまんこ」ってなんだ?
いや、放送禁止用語の話じゃないんで伏字にはしないよ。
「やへまっこ」=「痩せ馬っこ」
と言ってるんだとおふくろ。
「痩せ馬」ってなんだろな。
お年玉のことだと説明されて。
おばさんの出身地ではお年玉のことを「痩せ馬」っていうのかぁと感心したっけ。
それが実は「痩せ馬=小銭」という意味で、全国的というか標準語?だと。
いや~奥が深くて恐るべし秋田弁。
そんでふと気になったのがこれからの時期、よく使われる言葉。
「のぎばぬげ」
「ぬげ」とはそのまま「脱げ」ということ。
「のぎば」という言葉はどこから来た言葉だろうと。
「ば」は「**ならば」を短縮した言葉。
名詞の後にくっつく場合は「だば」と言うことが多く「**だば○○だ」
ではこの場合の「のぎ」という言葉。
意味としては「暑い」ということ。
したがって「のぎばぬげ」とは「暑いならば脱げ」とうのが翻訳。
「のぎ」とは発祥が気になるところ。
「のぎ」と発音するところと「ぬぎ」と言うところもあるようで。
「ぬぎばぬげ」
そこでふと思いついたのが関西弁の「ぬくい」。
「ぬくい」を短縮して「ぬぎ」いかにもありそうだ。
秋田は京都方面と舟で交流貿易が盛んだったところ。
京都方面からの言葉も多く。
以前も書いたけど、「**どす」が秋田でなまって「**だす」となり、賛成の
言葉「そうどす」がなまって「んだす」になったと学校の教授の持論だった。
「のぎ」も「ぬくい」→「ぬぎ」→「のぎ」となったとしても不思議ではないな。
ちなみに、「のぎばぬげ」「さびばきれ」「かじぇふぐど」。
奥が深いぞ秋田弁!
「てであぐだでどぶぐかっちゃまに着て土間さながまってかじぇふいだ」
訳せるかなぁ。
まるっきしわらんは。
「あぐだで」は「悪態をついて」ということで「わがままを言う」とか。
「どぶぐ」は「どんぶく」で「綿入れ」のこと。
「かっちゃま」は「さかさま」という意味。
「土間」は昔は土の間だったけど、台所に繋がる廊下。
「ながまる」は「横になる」という意味で「寝る」こと。
「かじぇふぐ」はなまっただけで「風邪引く」ということ。
全部訳すと
「おやじさんがわがまま言って綿入れをさかさまに着て床に寝っころがって風邪を引くよ」
「秋田のことば」の表紙の裏には「方言音声仮名表記対照表」がついています。秋田弁の鼻濁音の表記などは独特です。
か゜き゜く゜け゜こ゜などの文字が並んでいます。
逆に「ぬぎ」とは言わないっす。
「の」と「ぬ」も中間音の発音っぽいですよね。
「ちゅーぶあだる、まぎだど。」
難易度高い?
「まぎ」ってなんだ?
「ちゅうぶ」は「ちゅうぶたがれ」か?
「脳卒中」のことだすべ?
「まき」は群・結合体・血族を表す語で、「おやこまき」で親戚を意味して用いる。←秋田のことばより
知らなかった~。