幹事さんのひとりごと

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2016年09月24日 | ひとりごと
カタカナの「ホ」だと思ったらちょっと違うし、「ボ」でもないし。
ちゃんとした漢字なんだね。

「朮」「おけら」と読む。

花の名前なんだそうな。



キク科オケラ属の多年草で生薬として用いられ、若芽を山菜として食用にもする。
昔はウケラと呼ばれていた。
本州、四国、九州の明るい林の中や林縁によく生える。
根茎は白朮(ビャクジュツ)と称する生薬。

ってことは東北じゃあんまり見かけないってことか?

それより「おけら」といえば昆虫だよなと。
子供のころは近所でもよく見かけたっけ。



モグラは見ることがないんでこんなオケラを見てモグラってこんな感じ
なんだろうと思ってたっけ。
「オケラ」というスピッツの歌もあるようだけど、なんといっても
印象に残ってるのは萩本欽一の「山に登れば」だよな。

♪山に登れば~水虫踏んだ。蝶々が下駄履いてお山へ飛んだ~
それ見てオケラが笑ってた~
あ~ふんじゃかべっちゃんこ~ふんじゃかべっちゃんこ~

山に登れば~水虫踏んだ。モグラが納豆食ってお山へ飛んだ~
それ見て竹輪が笑ってた~
あ~ふんじゃかべっちゃんこ~ふんじゃかべっちゃんこ~

さっぱり意味のわからない歌。

「オケラ」と「笑う」という歌詞から「ケラケラ笑う」という言葉が
できたのかとも思ってたっけ。
「ケラ」はバッタの仲間でコオロギの親戚。
ケラ科に属する。
地中にトンネルを作って生活してるんで土を掘り返すと見つかるんだな。
前足が穴掘りに適してるように見えるもんな。

ちなみに財産がなくなって一文無しになることを「おけらになる」というのは
この虫の「ケラ」が前から見ると手を挙げて万歳してるようにも見え、
破産してお手上げという様子から「おけらになる」と言うようになったという説や
植物の「朮(おけら)」は根の皮を剥いで薬用とするため、身ぐるみを剥ぐ
ってことで無一文という説もあるようだ。

いずれにしてもあんまりいいイメージはないようで。
でも、「手のひらを太陽に」という歌にも登場するね。

♪ぼくらはみんな 生きている 生きているから 歌うんだ
ぼくらはみんな 生きている 生きているから かなしいんだ
手のひらを太陽に すかしてみれば まっかに流れる ぼくの血潮(ちしお)
ミミズだって オケラだって アメンボだって
みんな みんな生きているんだ 友だちなんだ

って虫けらっていう意味で登場してるのかい。


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3 コメント

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オケラの他に (壹騎町のまっこ)
2016-09-24 11:27:57
ハサミ虫がいた。お尻にピンセットのようなものがある虫。
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オケラ(虫) (夫婦岩)
2016-09-24 20:36:02
って、ちゃんと見たことないなぁ…
いまいるんだべが。
土掘ってて、似たようなの見たことあるけど、こんなギザギザの万歳してるやつあったかな……
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土の中には (幹事)
2016-09-26 12:16:10
掘り返すといろんな虫がいたからねぇ。
湿ったとこにはミミズやダンゴ虫がいたし、蟻地獄とか土蜘蛛もいた。
カブトムシの幼虫とか芋虫みたいなのもね。
今じゃ触れないなぁ。
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