心にしみた歌声♪

今夜は、以前から気になっていて
病気になられてからますますファンになった
テノール歌手べー・チェチョルさんの歌を聴き、
とてもステキな時間を過ごすことができました。

以前にも書いたことがありますが、
オペラ界で注目を集めていた２００５年、
甲状腺がんを発病し、完全に声を失いました。
その後声帯機能回復手術をうけ、
少しずつ声がでるようになりました。


手術後はじめて人前で歌った
教会では声がかすれていましたが、
歌える喜びが伝わってきました。

その後も多くの方の祈りと
べーさんの想像を絶する努力で
舞台へ奇跡的復活を遂げたのです。



プログラムは
讃美歌・韓国の歌・日本の歌・アリアなど
いろんな歌を歌ってくださいました。

べーさんの想いが伝わってきて
最初から泣けて泣けて・・・・
お客さまもあたたかいし
ピアニストの方も時にはやさしく包み込むように
時には激しく演奏され、とてもステキでした。

最初に主催者の方のあいさつ
最後にべーさんのメッセージ。

教会でいうところの証しでした。

ひとりじゃない、みなさんとともに歩いていける。
今が幸せです。確実に進歩している自分がいるから。
目の前には限りない可能性がひろがっているのです。
きっと以前のように歌えるようになると信じます。
そして僕に奇跡を与えてくださったように
みなさんにもきっと同じように神様が
力を与えてくださると思います☆

のどに負担がかかるかな？と心配でしたが
アンコールの拍手が何回も続きました。

コンサート後はロビーでサイン会がありました。

おもわず並んでしまいました。
（ＣＤにサインを～～～～♪）


高音は以前のようにはでなくても
心に響く歌ってあるんですね。

以前はやはりテクニックを誇っていたかもしれません。
今は歌えること・生きることを喜んでいらっしゃるんだろうなあ。


ああ～私ももっともっと歌を歌いたい！
歌を語るように歌えるようになりたい！

熱い想いで家路についたのでした。