こんばんわ。
先週、予約していたKATOスハ42系の再生産品が届きました。
今回の再生産品は、2006年にリニューアルされたものらしいです。もう14年も経っているそうなのですが、ちょうど買い控えが始まった時期のようなので、今まで購入していなかったのかもしれません。
今回は、スハフ42、スハ43、オハ47のそれぞれ茶とブルーを各1両ずつ揃えることにしました。
さらに、旧製品はかなり昔に一通り購入していましたので、引っ張り出して比較をしてみました。本来なら14年前に終わっている筈のネタですが、ブログを始めるちょっと前だったようで、模型に執着した時期も過ぎてしまった頃のようです。
ですので、今回改めてその進化を実感したいと思った次第。
まずは箱。旧製品のインサートも懐かしいですね。今は無き「さくらや」の値札シールがそのまま残っていました。この青銀ラベルの後、緑ピンクラベルを経て緑1色の現在のインサートへと変わっていきます。
旧製品 車番 新製品 車番
スハ43 茶 5018-1 2491 5133-1 2249
スハフ43茶 5019-1 2174 5134-1 2193
スハ43 ブ 5018-2 2247 5133-2 2243
スハフ43ブ 5019-2 2053 5134-2 2259
オハ47 茶 ------ 5135-1 2282
オハ47 ブ 5070 2065 5135-2 2220
表を作成するのが面倒なので直打ちです。
リニューアルにより、車番は全部変更されています。新製品ではオハ47の茶色が追加されていたんですね。
金型はすべての車種で新規作成されているようです。
細かい点は分析力がないので省略しますが、大きな点は屋根ベンチレーターの別パーツ化。個人的には余り追求する気はありませんが、こうしてみるとやはり立体感が全然違います。
スハフ42はテールランプの点灯化。今どきは当たり前のグレードですが、中間に入る場合は不要なギミックでもあり、価格が高価になるにつれ考えさせられてしまう部分。
しかし、こうして見ると平板のポチっとした表示は稚拙であり、反射板のようなランプ周りの円形表示は発売当時にしても不要な表現ですね。
ランプのレンズが入ることにより、実車を彷彿させる表情が得られていると思います。妻板の検査等表示類の印刷も非常に実感的で良いですね。
全種に共通するディテールの変化としては、ベンチレーターの他にも窓回りの表現が大きい部分です。遠目では分かりづらい点ですが、新製品では窓枠を窓ガラスパーツに印刷する手法により、まるで開閉が可能になったように錯覚します。
個別に大きな変更点として、旧製品ではすべて旧式のプレスドアに小さい窓ガラスとされていたものが、新製品では更新後のブルー車体に限りプレス無しのHゴムタイプになりました。さらに、ブルー車体ではトイレも2段窓の白色ガラスが表現され、より実感的になりました。変化が増え、コレクションとしても編成を楽しむにしても非常にGood!
なお、茶色の未更新車体は、旧製品・新製品ともに同形態のものを採用しています。
最後にオハ47です。
リニューアル品では茶色も用意されたため、今回初めての入手となりました。
オハ47についても、スハフ・スハと同様にブルー車体はプレス無しのHゴム窓となっています。
オハ47の新旧比較です。
旧製品はやはりプレスドアとなっており、リニューアル品と区別化されました。
今回写真を撮って初めて気が付いたのですが、台車の色合いがかなり黒に近い色に変化したようです。
コレクション館でも触れたことがあるかもしれませんが、KATOでは元々黒の濃い整形色であった台車が、EF57旧製品の再生産をされたくらいの時代からグレーっぽい表情となり、これが20年以上も続いていました。個人的にはこの色が非常に違和感を持っていたので、良い傾向になってきたように思いました。
今回の比較で改めてわかったこと。
リニューアルに当たってチョイスされたブルー車体の更新車はプレス無しHゴムと、未更新車の茶色はプレスドアという設定。
実は画像を色々と検索したところ、これは一般論ではなく、ブルー車体でもプレスドアのもの、茶色車体でもプレス無しのHゴム窓の車両が存在していたようです。ですから、KATOのラインナップはKATOなりのチョイスをしただけのものであり、正解・不正解を判断するものではありません。その点では、旧製品のブルーでプレスドアもエラーとは限らず、個体差のある車両として今後も使えるもの、としてそのまま所有しておこうと思っています。
なお、更新車体ではトイレ窓がブルトレのような細い1枚Hゴム窓もありますので、今後の変化として製品化されると、もっとバリエーションが拡がって良いな、と思っています。
令和になってからの時代錯誤インプレにお付き合いいただき、ありがとうございます。
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先週、予約していたKATOスハ42系の再生産品が届きました。
今回の再生産品は、2006年にリニューアルされたものらしいです。もう14年も経っているそうなのですが、ちょうど買い控えが始まった時期のようなので、今まで購入していなかったのかもしれません。
今回は、スハフ42、スハ43、オハ47のそれぞれ茶とブルーを各1両ずつ揃えることにしました。
さらに、旧製品はかなり昔に一通り購入していましたので、引っ張り出して比較をしてみました。本来なら14年前に終わっている筈のネタですが、ブログを始めるちょっと前だったようで、模型に執着した時期も過ぎてしまった頃のようです。
ですので、今回改めてその進化を実感したいと思った次第。
まずは箱。旧製品のインサートも懐かしいですね。今は無き「さくらや」の値札シールがそのまま残っていました。この青銀ラベルの後、緑ピンクラベルを経て緑1色の現在のインサートへと変わっていきます。
旧製品 車番 新製品 車番
スハ43 茶 5018-1 2491 5133-1 2249
スハフ43茶 5019-1 2174 5134-1 2193
スハ43 ブ 5018-2 2247 5133-2 2243
スハフ43ブ 5019-2 2053 5134-2 2259
オハ47 茶 ------ 5135-1 2282
オハ47 ブ 5070 2065 5135-2 2220
表を作成するのが面倒なので直打ちです。
リニューアルにより、車番は全部変更されています。新製品ではオハ47の茶色が追加されていたんですね。
金型はすべての車種で新規作成されているようです。
細かい点は分析力がないので省略しますが、大きな点は屋根ベンチレーターの別パーツ化。個人的には余り追求する気はありませんが、こうしてみるとやはり立体感が全然違います。
スハフ42はテールランプの点灯化。今どきは当たり前のグレードですが、中間に入る場合は不要なギミックでもあり、価格が高価になるにつれ考えさせられてしまう部分。
しかし、こうして見ると平板のポチっとした表示は稚拙であり、反射板のようなランプ周りの円形表示は発売当時にしても不要な表現ですね。
ランプのレンズが入ることにより、実車を彷彿させる表情が得られていると思います。妻板の検査等表示類の印刷も非常に実感的で良いですね。
全種に共通するディテールの変化としては、ベンチレーターの他にも窓回りの表現が大きい部分です。遠目では分かりづらい点ですが、新製品では窓枠を窓ガラスパーツに印刷する手法により、まるで開閉が可能になったように錯覚します。
個別に大きな変更点として、旧製品ではすべて旧式のプレスドアに小さい窓ガラスとされていたものが、新製品では更新後のブルー車体に限りプレス無しのHゴムタイプになりました。さらに、ブルー車体ではトイレも2段窓の白色ガラスが表現され、より実感的になりました。変化が増え、コレクションとしても編成を楽しむにしても非常にGood!
なお、茶色の未更新車体は、旧製品・新製品ともに同形態のものを採用しています。
最後にオハ47です。
リニューアル品では茶色も用意されたため、今回初めての入手となりました。
オハ47についても、スハフ・スハと同様にブルー車体はプレス無しのHゴム窓となっています。
オハ47の新旧比較です。
旧製品はやはりプレスドアとなっており、リニューアル品と区別化されました。
今回写真を撮って初めて気が付いたのですが、台車の色合いがかなり黒に近い色に変化したようです。
コレクション館でも触れたことがあるかもしれませんが、KATOでは元々黒の濃い整形色であった台車が、EF57旧製品の再生産をされたくらいの時代からグレーっぽい表情となり、これが20年以上も続いていました。個人的にはこの色が非常に違和感を持っていたので、良い傾向になってきたように思いました。
今回の比較で改めてわかったこと。
リニューアルに当たってチョイスされたブルー車体の更新車はプレス無しHゴムと、未更新車の茶色はプレスドアという設定。
実は画像を色々と検索したところ、これは一般論ではなく、ブルー車体でもプレスドアのもの、茶色車体でもプレス無しのHゴム窓の車両が存在していたようです。ですから、KATOのラインナップはKATOなりのチョイスをしただけのものであり、正解・不正解を判断するものではありません。その点では、旧製品のブルーでプレスドアもエラーとは限らず、個体差のある車両として今後も使えるもの、としてそのまま所有しておこうと思っています。
なお、更新車体ではトイレ窓がブルトレのような細い1枚Hゴム窓もありますので、今後の変化として製品化されると、もっとバリエーションが拡がって良いな、と思っています。
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