預かり物のラビットS301B(1型)
前回通常の整備で簡単に終わったかと思ったら
全然吹けない
1・2速は吹け切るが
3速 50キロ程で失速
しばらく走れず惰性で走ってるとまた復活する
完全に燃料足りない
タンク・コック何度も確認するが詰まりはない
点滴で走らせても症状変わらず
会長 自分のは散々原因分らずに
スロットルのニードルバルブの
留め具が外れていてジェットニードルが動かず
吹けなかったって言うから見たら外れてたー
ヤッター これで直ったと思ったら症状変わらず・・・
じゃあガソリン足りない理由はキャブの油面
油面の調整 何度もやって
ギリギリオーバーフローしない位置
標準は39ミリだが36ミリで合わせてあった
(フロートの浮力の誤差有りますから数値は目安)
39ミリにしても変わらないが
34ミリにすると3速吹け切ります???
不思議だぁ もちろんオーバーフローする
ガソリン だだ漏れ
って事はガソリンが薄い?
もう一度キャブ確認すると
↑刻印確認
あらっA5の刻印
B1型なのにB2~4のキャブ付いてますねー
エンジンも積替えてあるかも?
燃調キットも実はB1とB2~B4は違うらしい
メインジェットのサイズも
燃調キットの標準の170にしたが
実車についていたのは240番
(字が小さくて肉眼じゃ見えん!)
なんでこんなサイズ違うんだろう
コレが原因だ! とメインジェット240に戻したが
症状変わらず
さんざん
フロート調整
フロートの穴の有無も調べたし
キャブも何度も見た
あと1つ
上のプラグのサイズ違うらしいが右のS301B用が付いてしまった
なぜ? 不思議だぁ
ガソリンの出が悪い?のは
もしかしたらニードルの穴のサイズも違うのかな?
これで直ってくれたら良いが
もぉー お手上げです
あとはキャブ交換しかない
Rabbit Scooter S301B 1964年製
57年も前のバイクです。
オーナーも何人目か分らない
いつどの部品を交換されてるかも分らないが
交換してあるって事は直そうとした証
年代・型式によって少しづつ改良もされているだろう
なかなか奥が深い 勉強させられますねー
この悩んでる時間
嫌いじゃないww