昨日の不動産屋さんにも関連しますが・・・
先日、ある不動産取引での出来事!
(一応片が付いたのと自分の詰めの甘さの反省も込めて)
今回はヤバかったです
※凄~い長文注意です!
それは売買を頼まれた土地に隣の建物がはみ出して建っていました!(@_@;)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/d0/861b7bddcabdbd81e1c5cc57332bd1bb.jpg)
↑何とか建物切りつめてもらえましたが・・・
左側が売地A、右側が隣地B 境界ブロックに見える所まで建物がありました。
このブロックは農地法の許可を取る為に撮影用に並べた物です。
何が間違い!なのかというと全て素人同士で口約束で売買が行われていたので、契約書も無いし、それぞれが都合のいい事言ってます。
元々ここの土地全て畑で大元地主Dが持っており、隣地BはDから元地主C、Cから現地主Bへと売買されました。
ここの地区が市街化調整区域から、区画整理事業で整備される事が決まり、30年程前Cは転売目的で購入。でも調整区域の農地なので正式には購入(登記)出来ません!
C曰く、いずれこの土地も何処かの代替地へ移動する事となるので、どこでも好きな所を60坪みたいな買い方だったとの事!
その後20年位前に、市街化となりやっとCの名義へ
その時に、測量分筆して購入しているので隣地境界は確定済み
そして数年前に区画整理計画が中止決定となり、Cは不要になった隣地BをBへ転売しました。
その際Cがどういう意図だったかは分からないが隣地Bの西側石垣(高さ3mほど)下に側溝があり、側溝と隣地Bとの間に2.5mの赤道があるから実際はもう少し東へずれるといい自分達で勝手に測って1.7mも売地Aにはみ出して杭を打ってしまった!
確かに公図上は現況と違い道と水路が入れ替わってはいるが、これは石垣側に水路を入れ替えあぜ道を広げた経緯があり、すでに赤道はなくなっているですが、恐らく同じ60坪でも石垣の部分に取られてしまい実際の平地が少ないのが気に入らなかったんだと思われます。
普通の人なら絶対出来ないですが、CもBも元大工職人で、中途半端に知識もある為、測量の真似事みたいな事が出来ちゃったんですね!恐ろしい!!
まだ少し大元地主Dの土地も残っていたので、簡単に少しずらして貰えばいいって思ったのでしょうか?
そして、今回写真手前側の位置指定道路を作る際、建物がはみ出てる事が発覚!
Bはその時点では「俺の建物出てるでしょ?」って認めており正規の境界の位置で確認のサインも貰いました。
BはAより土地を売ってもらう様に話しもしたみたいでしたが、話しがこじれた様でAを怒らせ交渉決裂!(私が話ししてあげるって言ったのに!?)
その後Bは私にも「いよいよとなれば建物詰めるから言って!」と言うので安心してました。(この道路に関わる全員が聞いていました。)
そして、売地Aを購入したいというEさんが現われ、EとAが売買契約締結
私がBへ「売買決まったので倉庫詰めて下さい」
するとB「そりゃ困る!俺はここまで買ってる。そんな事言っていない」
えぇ~!( ̄▽ ̄;)!!
その後の話し合いで、もう一度測量して60坪あればいいとの事で・・・
測った!
60坪以上あった!
石垣の所の堺が違うからダメ!その頼んだ測量士じゃダメだ!
俺の知り合いの測量士頼む!
多分その測量士に「法務局に測量図の元があるのでそれを復元するだけなので、誰が測っても同じ、無駄な事はやめなさい」って言われたのか!?
ある日、突然電話があり B「どの位建物詰めればいい?」
すぐに切り詰めしてくれました(^^)
ここで恐い話し!?
人の土地でも自分の土地と思い込み10年使い続けると時効取得でその人の物になる事がありますので注意!
他人の土地と知っていても20年で時効取得となる事もありますよ!?
取りあえず私の方は一軒落着しましたが、この件で私がどの位時間を費やされた事か、県土木やら市土木、河川課、法務局、弁護士さんにも相談しましたよ!
Eさんにも迷惑掛けてしまいました。
Bは未だに石垣の件で市と相談してるみたいですが、Cとの間でも土地が減った分金返せとかやってるみたいですが当分解決しないでしょうね!
何故?
それは、素人同士自分の主張をするだけで話し合いにならないから(笑)
後でもめると人間関係までおかしくなってしまいますので、やはりプロにお願いする事をお勧めしますよ!(^v^)