その容貌から「きりん」ともよばれているそうです。今日は小樽港から船にのって、小樽港を守っているという防波堤の見学に行ってきました。
ちょっとわかりにくいのですが、防波堤の下のほうの石が斜めになっているのがわかりますか?
この技術を取り入れたのが明治の最初のだそうです。今から100年ほど前に作られた防波堤が今でも現役で使われているそうです。
現在もこの防波堤を支えている石を潜水夫がもぐってつみなおしながらメンテナンスを続けているのだそうです。今からさらに100年この防波堤を使っていこうとしているのだそうです。
土木技術と言うのは、ふだんの生活で意識することはないのですが、道路や橋、この防波堤や川の堤防など、私たちの生活の基盤となっているものをつくる大切な技術です。
でも、この学習会を受けるまで、土木技術の大切さなど、意識してこなかったなと思います。あらためて私たちに生活の根本を支えている土木技術の重要性を痛感して帰ってきました。
明治の初め、新しい日本を作ろうとしていた人の意気込みをひしひしと感じてきました。