先日買ったCDを聴き終えた.大井剛史指揮+東京交響楽団による,『フランス・オーケストラ名曲の祭典』.
近代フランスのオーケストラ曲を特集したアルバムで,僕のめあてはおもに「アルルの女」.どのナンバーも,やや遅めのテンポを採り,譜面を正確かつ細部まで丁寧に再現した演奏.大井率いる東響は,整然の技術とアンサンブルで,ビゼーらの明るい曲想を率直に伝える.ただし,全体的に表情や勢いに乏しく,生まじめな印象が拭えないのは残念.録音は鮮明であるが,各楽器に近接したドライなサウンドで,いささか雰囲気に欠ける.
フランス・オーケストラ名曲の祭典 (2CD)
大井剛史 (指揮),
東京交響楽団,
King Record,KICC1244/5
近代フランスのオーケストラ曲を特集したアルバムで,僕のめあてはおもに「アルルの女」.どのナンバーも,やや遅めのテンポを採り,譜面を正確かつ細部まで丁寧に再現した演奏.大井率いる東響は,整然の技術とアンサンブルで,ビゼーらの明るい曲想を率直に伝える.ただし,全体的に表情や勢いに乏しく,生まじめな印象が拭えないのは残念.録音は鮮明であるが,各楽器に近接したドライなサウンドで,いささか雰囲気に欠ける.
フランス・オーケストラ名曲の祭典 (2CD)
大井剛史 (指揮),
東京交響楽団,
King Record,KICC1244/5
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