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先日買ったCDを聴いた.O.スイトナー指揮+シュターツカペレ・ドレスデンによる,ストラヴィンスキー『春の祭典』ほか.
どのナンバーも,遅めのテンポを採り,譜面を正確かつ細部までとにかく追った演奏.スイトナー率いるシュターツカペレ・ドレスデンは,楽想の変わり目などでまごついたり,平凡な譜読みのエラーが聴かれたりするものの,概ね安定かつ力強いアンサンブル.ただし,終始淡々としており,音楽の生き生きとした流れは失われがち.フレージングやアーティキュレーションへの丁寧さもいま一つ感じられず,散漫である.録音は鮮明だが,管楽セクションがやや遠く,またところどころで音像がひずむなど,古い年代のコンディションであるにしても,難点が多い.
アンティーク・シンバルを用意できなかったのか,ハルサイではこれをグロッケンシュピール,ドビュッシーではチェレスタに置き換えており,これもマイナスポイント.
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、ストラヴィンスキー:春の祭典 ほか (SACD-Hybrid)
シュターツカペレ・ドレスデン,
オトマール・スウィトナー (指揮),
BERLIN CLASSICS,0301620BC
どのナンバーも,遅めのテンポを採り,譜面を正確かつ細部までとにかく追った演奏.スイトナー率いるシュターツカペレ・ドレスデンは,楽想の変わり目などでまごついたり,平凡な譜読みのエラーが聴かれたりするものの,概ね安定かつ力強いアンサンブル.ただし,終始淡々としており,音楽の生き生きとした流れは失われがち.フレージングやアーティキュレーションへの丁寧さもいま一つ感じられず,散漫である.録音は鮮明だが,管楽セクションがやや遠く,またところどころで音像がひずむなど,古い年代のコンディションであるにしても,難点が多い.
アンティーク・シンバルを用意できなかったのか,ハルサイではこれをグロッケンシュピール,ドビュッシーではチェレスタに置き換えており,これもマイナスポイント.
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、ストラヴィンスキー:春の祭典 ほか (SACD-Hybrid)
シュターツカペレ・ドレスデン,
オトマール・スウィトナー (指揮),
BERLIN CLASSICS,0301620BC
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