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先日買ったCDを聴いた.S.オラモ指揮+ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団による,ブルックナー・交響曲第3番「ワーグナー」.
遅めのテンポを採り,譜面を正確かつ細部まで丁寧に再現した演奏.オラモ率いるストックホルム・フィルは,ライヴレコーディングに起因する多少のラフさはあるが,充実の技術とアンサンブルで,ブルックナーならではの力強い音楽を,曖昧なところのない率直なサウンドのなかに引き出している.また,内声や対旋律にもたえず傾注しており,惰性に流れることのない曲作りは一定の魅力であるものの,それが祟って進行がいくぶんもたつく場面あり.録音は鮮明で,各セクションに近接してはいるが,残響も十分に捉えており,聴感上のバランスを大きく損なうものではない.
ブルックナー: 交響曲第3番「ワーグナー」 (SACD-Hybrid)
ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団,
サカリ・オラモ (指揮),
エクストン,EXCL-00073
遅めのテンポを採り,譜面を正確かつ細部まで丁寧に再現した演奏.オラモ率いるストックホルム・フィルは,ライヴレコーディングに起因する多少のラフさはあるが,充実の技術とアンサンブルで,ブルックナーならではの力強い音楽を,曖昧なところのない率直なサウンドのなかに引き出している.また,内声や対旋律にもたえず傾注しており,惰性に流れることのない曲作りは一定の魅力であるものの,それが祟って進行がいくぶんもたつく場面あり.録音は鮮明で,各セクションに近接してはいるが,残響も十分に捉えており,聴感上のバランスを大きく損なうものではない.
ブルックナー: 交響曲第3番「ワーグナー」 (SACD-Hybrid)
ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団,
サカリ・オラモ (指揮),
エクストン,EXCL-00073
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