先日買ったCDを聴いた.手塚幸紀指揮+東京交響楽団による,伊福部昭「シンフォニア・タプカーラ」ほか.
譜面上のすべての音符をベタベタと再現しただけの抑揚のない演奏.東響はライヴレコーディングであることを差し引いても技術的に粗く,平凡なミスやテンポのもたつきが頻発する.手塚の曲作りは,いちいち過剰なメノモッソが煩わしく,この交響曲の大きな魅力であるトムトムをえらく抑え込んでいる点も残念.併録の「交響譚詩」に関しても同様の感想.録音は鮮明だが,ダイナミックレンジにやや乏しい.
外山、小山、伊福部: 管弦楽作品集
手塚幸紀 (指揮),
東京交響楽団 ほか,
KING RECORD,KICC 2011
譜面上のすべての音符をベタベタと再現しただけの抑揚のない演奏.東響はライヴレコーディングであることを差し引いても技術的に粗く,平凡なミスやテンポのもたつきが頻発する.手塚の曲作りは,いちいち過剰なメノモッソが煩わしく,この交響曲の大きな魅力であるトムトムをえらく抑え込んでいる点も残念.併録の「交響譚詩」に関しても同様の感想.録音は鮮明だが,ダイナミックレンジにやや乏しい.
外山、小山、伊福部: 管弦楽作品集
手塚幸紀 (指揮),
東京交響楽団 ほか,
KING RECORD,KICC 2011
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