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先日買ったCDを聴いた.S.ラトル指揮+フィルハーモニア管弦楽団による,ホルスト・組曲「惑星」.
やや遅めのテンポを採り,譜面を正確かつ細部まで念入りに再現した演奏.ラトル率いるフィルハーモニア管は,力強いブラスセクションが支える,充実の技術とアンサンブルであるが,終始,拍の一つ一つを踏みしめるように進行するので,音楽の横の流れが失われがちなのは残念.たとえば,金星はまるで死後の世界のような停滞感である.録音は鮮明で,各プレイヤーとオーケストラ全体の振舞いを,ともに美しい残響のなかによく捉えたもの.ただし,アナログならではの僅かな定常ノイズあり.
ホルスト:「惑星」
フィルハーモニア管弦楽団,
サイモン・ラトル (指揮),
アンブロジアン合唱団,
東芝EMI,HCD-1347
やや遅めのテンポを採り,譜面を正確かつ細部まで念入りに再現した演奏.ラトル率いるフィルハーモニア管は,力強いブラスセクションが支える,充実の技術とアンサンブルであるが,終始,拍の一つ一つを踏みしめるように進行するので,音楽の横の流れが失われがちなのは残念.たとえば,金星はまるで死後の世界のような停滞感である.録音は鮮明で,各プレイヤーとオーケストラ全体の振舞いを,ともに美しい残響のなかによく捉えたもの.ただし,アナログならではの僅かな定常ノイズあり.
ホルスト:「惑星」
フィルハーモニア管弦楽団,
サイモン・ラトル (指揮),
アンブロジアン合唱団,
東芝EMI,HCD-1347
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