
先日買ったCDを聴いた.E.タバコフ指揮+ブルガリア国立放送交響楽団による,ショスタコーヴィチ・交響曲第11番「1905年」.
終始速めのテンポでかつ正確な演奏.オーケストラも控えめながら安定したアンサンブルを構築しているが,タバコフの曲作りが直線的でぎこちないのは残念.とくに,聴き手を突き放すような各フレーズの扱いは,旋律性豊かなこの曲の魅力を半減させるものである.録音は鮮明であるが,弦セクションに近接.また,残響が極端に少なく,全体的な雰囲気に乏しい.
ショスタコーヴィチ: 交響曲第11番
エミール・タバコフ (指揮),
ブルガリア国立放送交響楽団,
GEGA NEW,GD383
終始速めのテンポでかつ正確な演奏.オーケストラも控えめながら安定したアンサンブルを構築しているが,タバコフの曲作りが直線的でぎこちないのは残念.とくに,聴き手を突き放すような各フレーズの扱いは,旋律性豊かなこの曲の魅力を半減させるものである.録音は鮮明であるが,弦セクションに近接.また,残響が極端に少なく,全体的な雰囲気に乏しい.
ショスタコーヴィチ: 交響曲第11番
エミール・タバコフ (指揮),
ブルガリア国立放送交響楽団,
GEGA NEW,GD383
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