『ウォレスとグルミット/ベーカリー街の悪夢』

今日から新年営業開始のお店も多く、福袋販売するお店も多いみたいですね。
とあるデパートの前を通りかかったら、開店2時間前なのにすでにもう列が・・・
スゴイなぁ～。
街中はやはり人出が多くて、食べ物系のお店もどこも列!!という感じでした。

でもって、今日は、地元では上映してないので、浜松市まで「ウォレスとグルミット」の新作を見に行ってきました。
新作で劇場公開、と言っても、本編は30分の中編なので、今までの短編集もいっしょの上映になっております。
「ウォレスとグルミット」はイギリスのストップモーション・アニメーション作品で、人形を少しづつ動かして作る立体アニメーションですが、特色は粘土、クレイアニメ的要素が強いところです。
完全に粘土ONLYというわけではないと思うけれど、キャラの顔とかは粘土を伸ばしてそこに目玉とか口をくっつけた、という感じで、表情の変化は粘土を伸ばしたり丸めたりという感じで、なんだかその粘土についている人間の指紋が見えるような手作り感・・・なんですが、動きは実にスムーズで、本当にその人形がそのまま動いているように見えます。
この前作の長編の「野菜畑で大混乱」はかなりCGも使っていましたが、今回はCGも使っているのだろうけど、ほとんど感じさせず、以前のシリーズ色が強まったという感じ。
で、このシリーズ、実にほのぼのしている、という印象があるけど、本当は話的にはミステリー・サスペンスなんだよね～、意外ですが(笑)
今回も、パン屋さん連続殺人事件に巻き込まれるウォレスとグルミット、なんですが・・・
まー犯人とかその理由は、もうすぐわかってしまうのですが(笑）まーこのアニメの魅力はそーいうところじゃないのでね～。
というか、グルミットもすぐ気付いてしまうんですが、気付かないのは能天気なウォレスだけという(笑)といういつものパターンであります。
しかし、相変わらずすごい技術ですね～、これ。
昨今は、3Dだ、CGだ、っていうのがスゴイ!!ときますが、この映画も別な面でスゴイんですね～。
職人芸のスゴサというか、人間の技術と熱意スゴさが伝わってきます。
CGアニメだと、人間の技術というよりもコンピューターの進化とか技術、っていう方を感じるんだけど、こちらは明らかに「人間」「人の手」の技術のすごさ。
こういうのも捨ててはいけない、忘れてはいけない、と思います。
で、この映画は、イギリス作品だけに(?)飲み物は紅茶です。しかもミルクティー。
私は、普段コーヒー党ですが、これ見ると、ミルクティー飲みたくなるねぇ、クラッカーにチーズつけてね。

で、映画を見た後は、せっかくなので(?)観光名所(?)の中田島砂丘へ行ってきました～。
バスで15分くらいで、凧あげで有名な浜松祭の会場です。
「浜松祭博物館」なるものもあったりします。
で、この砂丘、「日本三大砂丘」らしい・・・んだけど・・・
えーと、まぁ鳥取砂丘は間違いナシだろうけど、あと一か所は？と思って調べたら、実は「日本三大・・・」というのは、正式に認可されたというわけでもなく、ある程度大きな砂丘はそれぞれ勝手(?)に「うちは日本三大砂丘のひとつ」と名乗っているようでした^_^;;

でもって、初めてここ来ましたが、風が強ーいっ!!
凧がよく上がるだけあるわい。
このあたりには、アカウミガメも産卵に来るそうで、産卵保護のための施設などもありました。



このよしずみたいな柵は、風により砂が飛ばされて砂丘が痩せてしまうのを防ぐためなんだそうです。



風紋もしっかり出てます。
ついつい、中学あたりの合唱で歌った「潮騒の潮騒の～歌が流れる～・・・(略)永久に続く砂丘よ、広い砂丘～よぉ～♪」と、口づさんでしまいます(笑)
あるいは、つい「クぅ～っ!!」とやりたくなってしまうのでありました(爆←『不思議惑星キンザザ』)
しかし、口の中がなんとなくジャリジャリ、靴の中は確実にジャリジャリになりますな～。

で、この手前の公園では、凧上げもやってました。



私の家の近所も、河原で凧上げしている親子連れもたまーに見かけますが、自作の凧なんていうのはほとんどなくて、大体洋凧ですね、ですが本場(?)はやはり違うな～。
かなり高く上がってました。



公園内には、こんな風車もありました。
が、風を受けても回らずに、というよりもガックン、ガックンと1/4周くらい行って、戻る、という感じでございます。
さらには、こーんなものもありました。

　　

左側はともかく、右側の像(?)は、かなりきてる感じが・・・(笑)シュールだ・・・

だが、静岡市に帰ってきたら、こんなものも・・・



高さ1mくらいだから、1/18スケール、くらいという事ですな～。