УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

『エリジウム』

2013-10-31 19:25:11 | 映画
今日は、職場からゴンチチのCDをがめた・・・じゃなくて、もらったよぉ~
でもって、今日はハロウィンなんだそうな~、ハロウィンってなんとなくその年によって日が変わるようなイメージがあったんだけど、基本的に10月31日、って決まってるみたいね。
街中を通りかかったら、白衣のナース服に返り血を浴びまくったようなコスプレのお嬢さんとか、黒魔女服風のお嬢さんとかがタバになって歩いてまして、うーむ、いいけどまだ、静岡じゃ違和感だな^_^;
もうじき始まる、「大道芸ワールドカップ」時期なら良いかもしれないけどね~。

で、先日見ました映画「謝罪の王様」の感想をヅラヅラ書いているうちに、あ、そういえば・・・と思い出した事がありました。
一ヶ月くらい前の地元新聞の読者投稿お葉書欄、これで違和感を感じた投書が一つありまして、その違和感の原因が、この「謝罪の王様」で、私が感じた事と近かったなぁ、と思って。
当の新聞はとっくに消費してしまったので(うちの猫のレモンさんって、大は普通に猫トイレでするんだけど、小の方は何故かトイレの手前でやるんですよね~、なのでそこに常時新聞紙を置いておくので、新聞は読み終わると即、トイレ送りとなるのでありました^_^;
投書内容は、まぁ二ヶ月に一度・・・いや、ひと月に一度は必ずある(爆)「正しい(美しい)日本語」関連のネタ。
大体、こういうの書いてる人は、70歳以上の男性が多い。
・・・ま、そんだけ日々の暮らしに時間的余裕があるから気になるのかもしれんがな(笑)
さて、その内容ですが・・・

最近、日本語の使い方がおかしい場面が多い。
例えば「大丈夫」という言葉。
辞書で引くと、「しっかりしていて、危なげない様子。危険や失敗がなく安全な様子」とある。
だが、書店へ行き、
「●●という本はありますか?」と店員に尋ねると。
「大丈夫です。」と、言われる。
また、食堂へ行き、
「▽▽を二人前ください。」と頼むと、
「大丈夫です。」と、言われた。
普通の日本語として、このような場面では、
「あります。」「ございます。」
「分かりました。」「承知しました。」
と、答えるべきである。

・・・というような内容。
この投書の文面だけ見ていると、まぁ投稿者の気持ちもわからんではないし、辞書の意味も正しいは正しい。
別に危険があるわけでもないし、店員さんが失敗しそうという場面でもない。
ただ、この投稿者は「大丈夫」という言葉の意味、それが示している事柄に対しての認識が甘い(笑)
店員さんは、本があるから、料理が用意できるから大丈夫、安全安心である、っていう事を言ってるんじゃないんですよね。
「◎◎はありますか?」と尋ねて来た相手、その相手が「あるかな?どうかな?」と心配、不安に思っているだろう、その気持ちに対して、「大丈夫ですよ(ありますから、ご心配なく)」っていう気持ちに対して答えてるんだよね~。
直接的なありなし、じゃなくて、ありなしを聞いているその人の気持ちに対して、「大丈夫です。」と答えてるんだよね~。
って、私は思うんだけど、思うにこの投稿した人は、接客業とかサービス業的を自分が行う側の立場に立った事がないのかもしれないですね~。
まぁ、私もそう経験があるわけじゃないんだけど、でも、辞書の文面での意味でこの「大丈夫」を使ったんじゃない、っていうのは解りますが・・・
うーむ、どうなのかなぁ?
「正しい日本語」って=言葉を辞書に書かれている内容で正しく使う、っていうだけじゃないような気がします。
特に、それが母語である場合は。
「謝罪の王様」に出てきた「思いのすれ違い」のケースも、このあたりに近いような気がしてねぇ。
まぁ、ローカル新聞の投書欄って、わりと「つっこみ」できるケースが多いのですがね~。
ちょい前なんか、1歳児になるかならないかあたりの赤子を連れて、夫婦でレストランに予約なしで言ったら断られた、って不満気に投書していた20歳代後半の女性がいたけど・・・
うーむ、赤子っていうか子供連れならば、予約して、OKだったらいくが普通だよね、って思うんだけど。
予約の時点で断られるケースも大アリ、って思うけど、私なら。
周囲の同じような立場のお母さんとかお友達とかと接点がよほどないのかなぁ?って思ったりとかさ。
というような投書も載せちゃうような新聞も新聞だが、まぁ、新聞に掲載されたからその(私の)意見は正しい、相手が常識的ではない、みたいに誤解しちゃうと困るよね^_^;
某O氏みたいに、車椅子でレストラン入店を断れた腹いせ(?)で、店名をツイッターで実名晒して炎上させた、っていう著名人もいるくらいだから、こーいうのもありなのかなぁ~。
その断られたっていうのも、店側の立地条件とか人員の関係で、「申し訳ありませんが・・・」という感じで断ったそうなんだけど、「その態度が横柄だった」みたいにあることないこと書かれちゃったそうで、お店の方は災難でございました。

で、話は変わりますが、先日もう1本映画見てきました。

映画『エリジウム』第1弾予告編


主演がマット・ディモンの近未来SF映画で、ジョディ・フォスターも出演していますが、この映画の見所(?)は、キャストよりもズバリ監督ですね~。
2009年にデビュー作(になるのか?)『第9地区』で、2010年度いきなりアカデミー賞作品賞にノミネートされましたニール・ブロムカンプ監督。
作品賞は結局「ハート・ロッカー」が獲りましたが、私がもしアカデミー会員だったら、多分「第9地区」か「マイレージ・マイ・ライフ」のどちらかに投票したよぉ。
ま、間違えても「アバター」には投票しない(爆)
っていうくらい、鮮烈なデビューを飾った監督の二作目作品ですんでね~。
今回も、近未来SFで、前作でも印象的だった南アメリカのヨハネスブルグ近郊のスラム街みたいな感じの街、これが近未来は地球全体を覆ってるんですね~。
地球は21世紀末、人口過剰と環境汚染により劣悪な環境になっている。
超富裕層は、地球を捨て、宇宙コロニー「エリジウム」に移住、そこで暮らしている。
庶民は、地球にはりついて、日々日銭を稼いで搾取され・・・という感じの、超格差社会になっております。
まー、全体的に見終わった印象としては、前作に比較すると「ハリウッド的」な作品にはなってるなぁ、と思います。
なんつうか、「驚愕さ」はかなり無いというか、ありがちっていう感じの話にはなっています。
ただ、やはり近未来のロサンジェルス(余談だが、ロサンジェルスっていうのは元々はスペイン語で『天使の街』っていうような意味らしいぞ)の廃退っぷりがスゴイっていうのか。
一昔前の香港みたいな事になってますよ~。
美しい高層ビル群も、もう過密過密上までギチギチに人がつまってます、みたいな生活感溢れかえる情景になってます。
こーいう絵作りはやはり、うまいねぇ。
そして、エリジウムではカプセルに入るだけで病気は全て完治し、若返りもできるみたいな感じ。
一方、地球では人間は使い捨て状態で。
この地球での医療レベル水準が、なんか現在の我々の一般医療状況でなんか笑えたっていうか、なんつうか。
まー主演がマット・ティモンだし、そこそこ(分かり易い)ハリウッドテイストから抜け出せないなぁ、という感じもあって、そういう点では「この監督にしては・・・」とは思いましたが、まぁ通常の娯楽ハリウッド映画としては十分なレベルでもありました。
個人的には、パワードスーツみたいなヤツは別に無くてもよかったかなぁ?と思ったりしてね。
細かい設定的にはそれほどこだわっていないというか、あえて手を抜いて省いてる感もあって、普通なら「手抜き」と感じちゃうんだけど、まぁこの監督だから何か「裏」があるんじゃないだろうか?と、勘ぐっちゃったりするのもなんか計算の上なのかもね~。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『謝罪の王様』 | トップ | 梶原山から帆掛山&大道芸ワ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。