УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

参議院内閣委員会の傍聴に行ってきた

2024-04-19 23:47:59 | 日記

昨日は午後から永田町に行きました。
参議院内閣委員会の傍聴です。
私は今まで政治に興味なくて、国会と言うとあの本会議場の図がぼんやり〜と浮かび、あそこで偉い先生方がいろいろ法律とか作って、難しい話をしてるけど、きっと日本と日本に暮らす人々が暮らしやすい生きやすいように制度を整えてくれてるんだろーなー、とかと思ってましたが全然違ってた^_^;;
本会議は全員集まって、各委員会で決まった事の確認、最終的な賛否を問うわりと『形式』的な場所であり、実際にその法律に対して論議するのは委員会で、なんだよね。
おまけに自民党政府は全然日本や国民が暮らしやすくなるように、なんて考えてなかった。
日本や国民の財産を掠め取りながら、自分たちとお仲間だけに利潤があるように、って考えでありました。
まー、それはともかく、本会議は一庶民がいきなり行って傍聴可能なんだが、委員会は中の人からの招待がないと傍聴できないんだなー。
地元から出てる国会議員の先生にお願いする、ってパターンが多いみたいだが、今回はなんと!山本太郎後援会から抽選でご招待!とメールが来たんで応募したら当たりました!


あー、尾道でケンちゃんと相席出来たし、ホントにこれで今年の運は使い果たしたな・・
ってわけで、国会の参議院へ〜
会議室行くまでは本会議の傍聴の流れと大体同じで、胸に目印のリボンつけるくらいかな、違いは。

で、本会議は上の遠くから眺めてる、って感じですが委員会はち、近い!
同じ部屋の片隅に座ってる感じで、いやー高市早苗氏がこんな近くにいるなんて!
傍聴人は拍手したり声出したりして、賛成反対表明はできずに、ただ見守るのみ。
お題はセキュリティクリアランス法について。
全然一般のニュースでは報道されてなくて、大石あきこ議員が質問してたから初めて知ったわ!みたいなレベルの私です。
機密情報保持のため、今までは公務員とか公的立場の人の素性や素行をある程度は調べるよ、ってのを、政府との契約とかで関わってくる民間人に対してもその調査範囲を拡大するよ!みたいな話らしいかなり大雑把。
そりゃ、国家機密に関係する一端に関わる人が怪しい背後関係あったらヤバいから、しっかり管理しなきゃね、必要だよね〜、って一見思えてしまうような法律で、担当責任者は高市早苗大臣らしい。
で、政府側が出してきた法案に対し、野党議員がこの何条のこの部分は具体的には何をどの範囲を指すのか?表現が曖昧じゃないか??みたいに質問し、それを大臣や行政側の偉い人が答えるのだ。
しかし、行政の偉い人って肩書きがなげーなあ。
何条のどれこれ言われても、一傍聴人だから資料もなく法律的なよくわからん言い回しがあーだこーだ、なんで段々眠くなってくるオイ
よく居眠り議員がいる、と非難されるが眠くなる気持ちはよくわかったよ、まあいかんがな。
だが、山本太郎議員が発言し始めたらその空気が一変し、凄い緊張感が漂ってきたのだ!
専属カメラマンのシャッター音回数も倍増しとるぞ!



まず、「本法案は非常に専門的なんで中学生にもわかるように、広い視点から根本的な部分についてお聞きしたい」みたいな感じから始まりましたそして、いつもの山本太郎議員の質疑のように、簡単な質問にイエスかノーで答えさせる。

この簡単な質問が曲者で、一見誰でもそうとしか答えない、答えるしか無い回答で言質を取ってから、本編の内容、その普通に考えたらそうだよね、でも政府の今やってるやろうとしてるのって違わない?なんで??
それは実は、その裏には・・って展開で、質問は純粋に回答を求めているのではなく、言質を取る事で政府の建前と本音を暴くため、なんだよねー。
だもんで、普通の野党議員のように法案のこの部分の解釈は、みたいな話ではなく、その法案の存在理由そのものに踏み込む話、しかもそれが法律や行政の専門家ではない人にもわかりやすい。
今回のセキュリティクリアランス法では、政府の偉い人は対象にはならんが、その偉い人々こそが法律違反グレーゾーン連発してるやん、そんな奴らが機密保持で他人を縛る法律作ろうとするわけ?片腹痛いわ、的な話から私的解釈、この法律の裏にはアメリカや欧州側の意向が深く関与している、日本はアメリカの言いなりの植民地でしかない、日本の国益のためではなくアメリカに追従服従を示すのが目的だ、と、いやーよくおしゃべり会では話しているネタだが、それを内閣委員会でもぶちまけるんだねー、流石だわ。
そこに痺れる、憧れるー!!みたいな感じで。
本来のこの委員会の目的(この法律を問題点があるならそれを直して実現可能なように整える事)とは明らかにベクトルが違う。
他委員会の議員、特に与党系議員は進行妨害されたみたいなうんざりした表情でしたが(野次も入る)一国民としてはそもそも論として聞いておくべき情報ではあります。
その真偽は自ら確かめればなお良しか?
まさに、コレだよね!の質疑でした。




空気を読まない!

質疑の時は、ガンガン行こうぜ!的に攻めまくる山本太郎氏ですがそれ以外の時は、誰に対しても丁寧で腰が低い対応されてました。
ホントに偉い人はそうだよねぇ〜
いやー、ナマでこの答弁見られてホント良かったわ〜


コメント
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