УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

「ヒア アフター」

2011-02-21 16:08:41 | 映画
映画「ヒア アフター」予告編


今日は、お休みなので「ヒアアフター」見てきました。
イーストウッド監督の最新作。
アメリカとかでの評価では、「悪くはないけど、イーストウッドのベスト!!とはいい難い」みたいなビミョーな線だったようです。
でも、よかったですよ、イーストウッドの作品のレベルは非常に高い故にこちらの期待値もかなり高くなってしまっているわけですが、それでもそれをちゃんとクリアーしてくれていました。
ヒアアフターとは、来世ということで、死後の世界、臨死体験とか出てきて、かなり胡散臭くなってしまいそうな内容なのに、さすがイーストウッド作品だけあって、そーいう抽象的なよくわからん世界を描くと見せつつも、結局はちゃんとわれわれの現実世界の普通の人々の話になっていく、いかにも「ハッピーエンド、めでたし、めでたし」ではなく、じんわり後からよかった感が来るような、そういう芳醇な感じになってました。
また、脚本も巧かった。
3つの異なる場所での異なる人々の物語が次第にひとつに集約していくその過程が実に自然でムリがなく、必然性と説得力があるけど、ワザとらしくない。
そして、ギターメインの音楽もイーストウッドの作、ということで。
うーむ、このジイさん、どんだけスゴいんじゃっ!!!という感じです。
どんな怪しげなネタでも、小ネタでも、彼にかかるとなんだか「名作」に見えてくる、という。
で、まだ倉庫にハチがいました~、わさおはいないのだろうか~?



で、メシ喰って、30分無料券がまだあるので、ネットカフェで手塚治虫氏の「ブッダ」を読もうと思ったら置いてないので、「聖★お兄さん」の6巻を読みました(笑)
今度、「ブッダ」が映画化されるそうで(アニメ化)予告を見ましたが、普通、仏教とかの説明なんかでサラッと流される若き日の出家前のブッダの話になるようです。
まー確かに、病人と老人と死体とあと何だったか?を見ただけで、権力も身分も、家族も国も、自分が負うべき責任と義務をすべておっ捨ててあっという間に出家しちゃったのに、なーんか現代人としては「・・・それでいいのか?」と思ってしまうとこもあったりするので、そういうところを描いているようですな。
絵柄はなんか、いかにもジャパメーションちっくな、ジブリ混じり、という感じでございましたが。
他には、アカデミー賞絡みの「トルゥーグリット」とか「ブラックスワン」とかの予告も見られました~♪



で、もうじきオープンのネコカフェ前も通ったら、おやレオ君がいるよぉ~っ!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする