今日(というか昨日だが)は、まず千波君とポタリングしました。
行き先は、動物病院!!(爆)
定期健康診断とワクチン打ちとかです。
フィラリアの検査もやって、薬も開始です。
体重が昨年よりも300gほど減ってました。
食欲にムラがかなりあるからなぁ・・・
そして、耳掃除に爪切りに、肛門腺絞りとかもやっていただきました。
で、その間に、外猫のごはん当番をやりました。
いい天気すぎるせいか、あんまりネコが出てこなかったです。
でも、ラブのハゲが気持ち改善しているような印象です。
その後は、静岡浅間神社の敷地内にある「静岡市文化財資料館」へ行ってきました。
静岡市の文化財一覧をかを見ていたら、静岡浅間神社保有として、木製の狛犬3対、ってありまして、境内に出ている狛犬は一対のみなのでもしかして、こっちに他のがいるかな~?と思ったら、ビンゴ!!でした。
鎌倉時代?の木製狛犬と江戸時代の木製狛犬、こちらは大宝神社系の流れを組む正当派神殿狛犬です。
元は彩色されていたみたいですが、今はもうほとんど色は残っていません、が、金キラキンの表に出てる神殿狛犬より数段品がいいですよぉ~(爆)
そして、1315年、鎌倉時代の小さな木製の狛犬。
これが、滅茶苦茶可愛い~っ!!!
ちんまりお座り、っていう感じでなんだか貯金箱みたい~っ!!
この狛犬達のいた神社は、第二次世界大戦時に全焼してしまったのですが、空襲の最中に、当時の神主さんがご神体とこの狛犬達だけを持って避難したその直後に神社が燃えてしまったそうでして。
狛犬の解説よりも、その戦争当時の状況の説明の方が細かく詳しい(笑)
写真撮影禁止なので、写真が無くて残念~。
しかし、神社のパンフとかでも表に出てるのは金ピカ狛犬ばかりで、こっちの可愛い狛犬も出してやってくれよぉ~!!と思いました(笑)
その後は、大学の講義を受けてきましたが、文化財の取り扱い方とかで刀剣とか漆器や陶磁器の取り扱い方・・・よく寝てしまった(笑)
その後は、フレッシュネスに久々に寄ったら、なんとベジバーガーの新作が出てました!!
以前、豆腐バーガーを食べたのですが、その後は行ってなくて「きっと、人気なくてすぐ消えちゃうメニューだろうなぁ」と思ったら、なんとその後シリーズ化(?)していて、いまや三種類もある!!
で、豆腐バーガーは、いかにも「豆腐」で、肉の代わりに豆腐にしました、という感じでしたが、今日食べた「ビーンズ」は、なんかホントに肉みたい!!
しかも、イワシバーガー風というか。
これは、多分知らなければ、「ベジバーガー」とは気付かないんじゃないかなぁ?
で、夜は映画を見ました。
「マイレージ・マイライフ」ジェイソン・ライトマン監督でジョージ・クルーニー主演です。
この監督、まだ30代なんですが、とにかくセンスがいいんだよね~。
今作もすごく演出が小気味よくパカパカという感じで良かったです。
また、ありがちな「家族が一番、愛が一番、人間ってあったかい~」みたいな、ベタベタじゃないところがいいです。
確かにそれもあるけど、でも・・・、という点を描きつつも、それがユーモラスでライトな描き方なのでつい笑ってしまうような。
ラストも実はすっきり納得できる、というよりも、観客の判断に任せるみたいなあいまいな点が多いのに、なぜか見終わった後に爽快感を感じてしまうというか。
いいなぁ、この監督は、やはり。
その後に、「アリス・イン・ワンダーランド」を3D字幕で見ました。
レイトショーだと1500円で3Dなのだ。
というわけで、今日の写真は、チェシャ猫に比較的(笑)似ている通りすがりのネコ。
で、3D字幕ですが、「アバター」みたいに字幕がフラフラ宙づりという感じではなかったです。
字幕の文字色が黄色で、しかも黒く縁取りがあるのが良いのかも。
で、明るさも、今までの3Dよりも明るめにしているせいか、今まで感じたくすんだ印象がなかったです。
しかも、時間が2時間以内だから、これだったら3Dでも十分大丈夫です。
で、バートン映画は3Dでどうかな?と半信半疑でしたが、意外と良かったです、これが。
もちろん、3D演出を前提としたシーン、空を飛ぶ(飛ばされてる)シーンとか、空中からの俯瞰図とかは、2Dで見た時から想像はついてましたが、意外とギミック的というか作り物っぽい感じが3Dの方がその(いい意味で)チープっぽさというか、あやしさっぽさがUPしてました。手作りの、ジオラマ感が出ているというか。
で、二回目なのですが、飽きないというか新たな発見があって面白かったです。
今回の気に行ったシーンは、ハッターの帽子をチェシャ猫が前足フミフミしているところ~。
で、アリスの小さい頃って、なんだかヘレナ・ボナム・カーター(赤の女王役)にちょいと似てるなあ~と思ったら、またつい「裏アリス」の妄想が(爆)
以下、バレが入ります・・・
あの「ワンダーランド」の世界は、完全な全くの異世界というわけでもなく、実のリアルの世界となんらかのつながりというか、裏返し感がある、と考えてしまうのですが。
ワンダーランドの人々がどこか現実の19世紀英国ロンドンのアリスの周囲の人々と置き換わっているというか、共通項があるというか。
また、人だけじゃなくて、出来事とかも現実アリス世界とシンクロしている点があったりとか。
で、白の女王に対応するのが、実はあの、王子様を待ってるおばさんだったりして~。
自分ではなんだかんだ理由をつけて動かず、代わりに闘う戦士を待ち、戦士に戦ってもらって自分が王冠(権力、支配権)を手にするのを待つ、っていうのが、(自分を幸せにしてくれる)王子様を待っているおばさんと通じたりして~。
で、赤の女王は・・・フツーだったら、あの婚約申し込んだ男の母親・・・ってくるかもしれないけど、私は、実はアリスの一面であるっていうのも面白いかな?と思う。
自身が異形で、また異形の人々を愛する、っていうのは、現実社会では「変わり者」として見られているアリスの内面的な一面の強調系であり、芋虫とか人が嫌う系の物も普通に受け入れるアリス、でもあり、また「愛するよりも憎まれる方が・・・」というのは、自分が当時のヴィクトリアン時代(平和で安定している半面、保守傾向が強く、××はこうあるべき、という道徳的な締め付けも強かった)に受け入れられない(であろう)事に対する反抗からくる暴力、であるのかも、とかとか。
丁度今、フロイトの精神分析学とかもやってるから、余計にそーいう雑念を持って見てしまうのかもしれませんな~。