この記事はぜひあいつらとの戦い方4 - 丸顔おばさんのブログ
それから昨日出た報道「自粛意味なかった」専門家会議、報道された! - 丸顔おばさんのブログ
をご覧になってから、お読みいただくことをお勧めいたします。
この大阪府の専門者会議とその報道を受けて、国がこういうこと↓を国の御用学者さんに言わせているものと思われます。
では、立派な国の御用学者3名のご登場です!
16:25 専門家会議のあり方について
脇田座長:
これまで専門家会議はコロナ感染症を早期に収束したいという共通の目的を達成するため、正式な会議だけでなく、一定の緊張関係のもとにときに厚生労働省や内閣官房の職員を交え、ときに専門家だけで、今後とるべき対策を議論し続けてきました。
しかし、状況が日々刻々と変わり、迅速な対応が求められるなか、本来であれば専門家会議は医学的見地から助言を行い、政府は専門家会議の提言を参考としつつ、政策の決定を行うものであるが、その境界が外から見ると、分かりにくくなってきたのではないかと考えます。また、専門家による情報発信においてもあたかも専門家会議が政策を決定しているような印象を与えていたのではないかと考えております。感染拡大が目の前にせまり、我々の間にも危機感が高まりました。しかし、一般市民に対しては、その危機感が十分に伝わらなかったように思われました。
そのため、4月24日の見解では市民に直接行動変容をお願いするに至り、その後も新たな生活様式などの提案を続けました。しかしこうした活動を通じて、専門家会議の役割に対して、本来の役割以上の期待と意義の両方が生じたものと考えています。すなわち一部の市民や地方自治体などからは、さらに詳細かつ具体的な判断や提案を専門家会議が示すものという期待を高めてしまったのではないでしょうか。その反面、専門家会議が人々の生活にまで踏み込んだと受け止め、専門家会議への警戒感を高めた人もおりました。
また要請に応じて頻回に記者会見を開催した結果、国の政策や感染症対策は専門家会議が決めているというイメージが作られ、あるいは作ってしまった側面がありました。専門家会議の活動と関連して見えてきた課題について述べたいと思います。新たな感染症の流行において、この臨床像を迅速に解析することが求められます。しかし、診療だけでも精一杯の状況下での研究の実施は研究の種別を問わず医療機関にとって大きな負担となります。対応に追われる医療現場において、研究開発を行うための支援の枠組みやインフラが作られてこなかったため、全国で網羅的かつ迅速に臨床情報の収集や資料の収集分析が不十分にならざるをえませんでした。日本のどこでどのような研究が行われているか、分からないこともあり、最新のAI研究などを臨床に活用することも模索しましたが、疑問の解決に最適な研究を実施しているパートナーと迅速に行動することが困難なことがございました。
また、感染症対策において、もっとも重要な疫学情報へのアクセスと感染状況に関する科学的な評価と根拠の提示については大きな課題がありました。個人情報の取り扱いなどの理由から、地方公共団体からデータの提供、公表の合意を得ることは容易ではないことが多くありました。こうした事情から、諸外国のようには迅速なデータ公開や研究、論文発表ができず、これまでの日本の対策の国際的な評価を難しくさせていることは大変残念でありました。
そこで、政府に提案をいたしたいと思います。本来、専門家助言組織は現状を分析し、その評価をもとに、政府に対して、提言を述べる役割を担うべきであると考えます。また、政府はその提言の採否を決定し、その政策の実行について責任を負うそして、リスクコミュニケーションに対しては政府が主導して行い、専門家組織もそれに協力するという関係性であるべきと考えます。
専門家助言組織の役割、政府と専門家助言組織の関係性について明確にする必要があると考えます。そのうえで、専門家助言組織は社会経済活動の維持と感染症防止対策の両立をはかるために、医学や公衆衛生学以外の分野からもさまざまな領域の知を結集した組織とする必要があります。また専門家助言組織には政府のリスクコミュニケーション体制に助言できる専門人材を参加させるべきと考えます。さらにこうした専門家助言組織が有効に機能するためには事務局の十分はサポートもお願いしたいと思います。
またすでに明らかになったようにこの新型コロナウイルス感染症はさまざまな社会的影響をもたらします。大きな流行が収束したあとに顕在化し、その後の社会に長く悪影響を残し続ける問題も少なくありません。感染症対策と直接に関わるエルシ―?の他、起こり得る社会的諸問題を迅速に先取りして議論し政府の意志決定に資する助言をする専門家も参加する必要があります。これまで4か月間にわたる専門家会議の活動を通じてさまざまな課題も明らかとなってきました。次の感染拡大に備えて喫緊で対応すべき課題と今後必要になる中長期的に対応すべき課題とがございます。新型コロナウイルス感染症対策に関しては研究を迅速に進めつつ、感染拡大防止に向けた公衆衛生上の対策を実践する必要があります。
危機対応時においてはまず、市民が身を守るための情報を簡潔かつ明瞭に発信する必要があります。しかし事態の推移につれ、それぞれの時点で最新の知見や感染状況を反映した対策を提案する際には広く人々の声を聞き、市民の暮らしに与える影響や被害にまで心を砕いたコミュニケーションを実践しなければなりません。このため政府には危機対応時におけるリスクコミュニケーションのあり方や体制について早急に見直しを行っていただきたいと考えます。
こうした危機対応時における共創的なリスクコミュニケーションは一方向的な構法とは大きく異なります。戦略的な情報発信を実践することができるよう政府はリスクコミュニケーションに関する専門人材を活用すべきであると考えます。また、政府とリスクコミュニケーションの専門家と専門家組織はそれぞれが相互に連携のうえ、発信すべき情報について議論を行い、合意された内容について情報発信を行うべきです。
また、本感染症の対策において中心的な役割を果たす地方公共団体にとっても国からのメッセージが端的で分かりやすいものである必要があります。政府が発出する事務連絡もリスクコミュニケーションの一形態と認識したうえで、発出できるようにするため、専門家によるアドバイスを求めるようにするべきと考えます。専門家がその専門性を生かしながら有効な助言を行うためには自らが研究課題リサーチクエスチョンといいますが、それを設定しその解決に向けて道筋をつけるべきと考えます。政府は新型コロナウイルス感染症に戦略的に対応するため、リサーチクエスチョンの解決に向けて研究を実施するさまざまなグループと議論および連携ができるように積極的な支援をお願いしたいと思います。
また、データの共有にはさまざまな課題が存在します。解決の一方法としては、地域の疫学情報を迅速に収集し分析公表できるシステムとして、新型コロナウイルス感染症者等情報把握支援システム、ハーシス(HER-SYS) が構築されていますが、このシステムの徹底的な活用に取り組むとともに生じた課題への対応を速やかに実施し万全の体制を整備していただきたいと考えます。併せて国はデータヘルス改革についても活発化させるべきであります。中長期的な課題として対応をお願いしたい意向です。感染者を診療する医療機関の負担を最大限に考慮したうえで、新しい感染症の実態を迅速に把握し必要な研究をすみやかに実施できることが重要であります。
そのため政府には感染症医療機関等の研究実施体制を強化したうえで、全国の医療機関が研究に協力できるようにしていただきたいと考えます。また研究組織に対して人的物的な支援が計画的になされるようにしていただきたいと考えております。国においては感染症疫学専門家の養成を強化し各地方公共団体への配置を進めるべきであります。感染症危機の際に政府は専門家組織が各地方公共団体に配置された感染症疫学専門家と緊密に連携できる体制をとれるよう支援することが感染症の早期収束につながるものと考えます。
おわりになりますが、これまで専門家会議は新型コロナウイルス感染症による重症者および死亡者を少しでも減らしたいというただ1点の目的のためだけにがむしゃらに対応にあたってまいりました。今後の専門家助言組織の役割と責任に関し、改善および対応すべきことについて提案をいたしました。政府においては必要な対策を着実に講じていただきたいと考えております。過去4か月間の専門家会議の活動は計10本の見解と状況分析提言に集約されています。
おわりとなりましたけれど、これらを公表し続けることができたのは厚生労働省と内閣官房職員の多大な努力による面も大きいと考えます。また専門家会議の構成員は有志の専門家から個人的に有形無形の応援や適切な助言を受ける機会もありわれわれにとって大きな支えとなりました。以上ここに深く感謝申し上げる次第です。
〈記者の質問〉
31:00
記者:専門家会議、発足当初に比べて、後半になって自由にものを言えるような体質が変わってしまったというふうにお感じになっているかどうか?
脇田氏:自由に発言ができたかどうか、ということですかね?
記者:政府の案をですね、追認するような形になってしまって・・・
脇田氏:あ、はい、わかりました。あの、その点ですけども、あのま、当初は専門家会議からの見解を出しているというカタチで、それがあの今発表の中でも述べましたけども、我々があのー、さまざまな状況を分析するなかでその厚生労働省の職員の方々や内閣官房の職員の方々とそれこそ本当に毎日連日のように議論をしていくというカタチで今までの会議を進めてきたわけですね。ですからあのー、ま、ときには専門家だけでそれからときにはその役人の方も一緒になったような形で議論していくというとこですので、ま、我々がどうしてもなんていいますか、分析をしてそしてまあ政策に資するような提言をしていくなかであのー、政府の考え方も知りたいというところもありますので、ま、そういったところでのあのーなんていいますか、議論の?すりあわせというようなものはあったというように思いますけども、(いきなりちょっとでかい声で)自由な意見が言えないというようなことは全くないというふうに認識していますし、あの我々が出してきた文書というのは専門家会議の議論の集約というふうに考えています。
45:45 議事録なかったことについて
記者:議事録が作られて、公開されてなかったていう問題について、改めてですね、どういうご見解をお持ちなのかなっていうことと、2点お願いします。
尾見さん:実はあのーわたしは、あのー、うー、政府と我々専門家の意見が異なるということはあのー、ま、ある、当然あると思うんですね。立場が違いますので我々はまぁ基本的には感染症対策という観点、まぁ、のみ、とは言いませんけど中心に考える政府はもう少し広い立場で考えるのでそういう意味では政府のお考えあるいは意見と我々の意見が違うこともあるし、あのー同じこともある、これは当然だと思います。そうした中で実はあの、この間、えー、随分これは我々は専門家としてのさきほど座長からのプレゼンテーションにあったいわゆるインテグリティという、ま、客観性だとか中立性だとか誠実性を保ちつつ、あの、コミュニケーションをするのは我々がよりよい提案をするのには当然政府が今どんな通知を例えば県に出しているのか、あるいは医師会に出しているのか知らないと我々の提言があの適切なものでなくなりますよね。そういうなかで、いろんな意見の交換をしました。で政府があのー、我々の意見が一致することも多かったです。で、いろんないくつかの点で違う。でそういうなかで最終的にはこの提言書っていうのは、我々がプロフェッショナルとして最終的には書くという、そうなってますので我々が納得したものについてあのー出したということで、その間にいろんな意見があったは当然で、ただ私は政府からそういう大事なときに不当な介入があったとかそういうことはございませんで我々がいろいろ意見をして最終的にはこれで我々自身が納得してこれを世に出そうとそういうプロセスがあったと私は考えております。
脇田氏:あの続けて議事録の問題ですけども、あのーここに座ってます3人ともですね、議事録の公開についてま、政府が決めるということについては異議を唱えてるわけではございません。ただそのこの専門家会議が始まるときにはですね、あのー、ま、議事の記録を残す、議事録というカタチで残す会議ではなくて、ま、自由闊達に意見を述べるということであの議事概要として残すという了解で始まった会議でありました。ただ、あのまだそのいろいろとご意見をいただくところであのー、議事録を残したほうがいいという意見もありました。であのーこれまでのことはともかくですね、その議事概要に発言者の氏名もつけるとゆうことがまぁ、原案として提案されて、構成員は、まぁそれに反対はしないということで、今後のあのーおー専門家会議の議事概要についてはそういうカタチで残されると、それからあの、ま、議事録ということになりますと、速記録は当然とられているわけですから、まあそれについてもあの過去のものを含めて整理して保管されて、適切な時期に公開されるということ承知しておりますので、あのーやはりえ、こういった会議のえー、内容がですね、十分に検証されるということは、ま、必要だと我々も考えますので、ま、その、政府のえー、お決めになった内容で、その、議事録、議事概要の公開はされていくべきだと考えてます。岡部先生?(助けを求める様子で)
岡部氏:ずいぶんご質問いただいてるんですけど、わたしいくつかの国に会議あるいはあのー自治体やなんかの会議出ますけど、冒頭でどういうスタイルでやるかってのはやっぱり事務局側から説明があるんですね。ですから、多くの場合は議事録を残しますと、でも議事録残しませんと、議事概要は出しますとか、いくつかの最初のルールを事務局側から聞くので、あの今回の場合もあの、おー専門家会議として開いたときに議事録はどうするんですかってのは実はぼく自分で質問してたと思うんですけども、ま、そのときの説明、事務局側からの説明が議事概要は残しますと、しかし議事録として公開えー、残すものではないというような説明がありましたので、ああそういうスタイルの会議なんだなというふうに思いました。ただ、あの議事録があると自由闊達な意見を言わないかと少なくとも私自身はそういうつもりではないし、ただ言う時に注意は必要ですね。個人名まで全部、個人名ってのは、えー、例えば、どこそこで誰それさんがどうだったっていうその議事内容についての個人名が、それは当然まずいし、それからもし概要が出たときにもえーとさきほどのこの最初の目的にありましたけれど、あることについて疑問を受けてえー、誰それ、こういったこういった意見が出ましたっていうだけだと、えー誰がどういう意見を言って、その結果、そういうふうに採用されたたかっていうのは分かりにくいので、で私の質問は個人の名前が残っていいですかっていう質問に対しては自分はやっぱしあのーどの発言が自分かってのはやっぱり重要かと思うので、残ったほうがいいだろうという意見を述べました。え、それからあの議事録が仮に残るとすると、そのまんま言ったことをずっと残されてはあの、てにをはだけではなくって、十分に伝わってなかったり、あるいは発言がうまくいってないってのが、よーくあるんで、えー我々もそれを公正しなくちゃいけない。ただそうなるとえー、速報的には出ることはないので、やっぱそのあの自分の発言見ると相当時間かかるのでえーそこは必ずチェックするような形のものが必要だろう。もし議事録を残すならってことでそういう意見は申し上げました。
52:00 前のめりだったということだが、実害は?
記者:前のめりになったということに絡んでなんですけども、これによって国民に警戒感等を与えてしまったという部分もあるんですか?実際にこれ市民なり、もしくは医療現場に実害を与えたっていうことがあったのかっていう点と、
あと前のめりになるっていう部分は原因は、今回の専門家会議としてのいわゆる原因がよく書かれてると思うんですけども我々こう外から見ていると政府側にも今回の施策は専門家の方にお聞きした上でってこと、何回も連呼されると、政府側にも一定の責任ていいますか、理由があるんじゃないかなって考えるんですけどもその点どう考えてるのか、2点お願いいます。
脇田氏:前のめり、我々が前のめりになってしまったという、その原因についてはやはりあの、えー、専門家会議の構成員の間での危機感の醸成というものが非常にあったと思います。で、あの、やはり我々がですね、そういった質問を受けて、それに答えるだけというカタチの会議態で進めるのではなくて、我々があの、考えることを、政府と共有しながらですね、対策にあたってく必要があるということを考えてその、前のめりになっていた、で、それによって我々自身がその見解とか状況分析提言というカタチで発信をしていくことになりましたので、ま、そういったところであの、あまざまなイメージといいますかね、あの我々がすべて決めているんじゃないかというイメージが作られていたというふうに考えています。あの、ま、政府のほうがということですけども、ま、あのそこのところはですね、あのーーーやはり我々が今回提案をしているのは、専門家会議と政府の役割分担というのをやはりあのきちんと明確にしておく必要があるということだと考えてます。ですからその専門家会議が状況を分析して評価をして提言をすると、で、政府がその政府に受け止めていただいて、そこで決断をされるわけですね、施策について。でその情報を市民のみなさんに共有していくわけですけども、コミュニケーションの際には決まったことを政府が主体的にコミュニケーションしていただく必要があると考えますし、さらにそこのどうしてこのような状況があるのかそして、そうしてこういった施策になるのかというところの科学的な説明というんはやはり我々専門家の役割だろうというふうに考えています。ですから、今後の専門家助言組織の在り方ということを今回提言しているわけですけども、そういった政府と専門家会議の役割分担をしっかりしていく必要があると考えております。
〈おばさんの感想〉
長かったね!大事なところのみの文字起こしだけど。読んでくれてありがとう。
わたし、最初は怒り心頭でこの動画見てたんだけど、2回目文字起こししながら見てたら、あぁ、こいつら言わされてるんだっていうのがわかって、かわいそうになっちゃった。
脇田さん、前半は政府にいわれたとおりに考えていた作文読んでるから、よどみがないんだけど、だんだん記者からきわどい質問が出るにつれて歯切れが悪くなり、3人とも何言ってるかよくわかんないw あのーとか、えーとか、おーとか、ばっかりでw
彼らも犠牲者だな。不器用な3人のおじさん。ひとりごと - 丸顔おばさんのブログ
もう自粛も政府と御用学者とマスコミが、不要なのに国民を誘導してやらせてたことが暴露されちゃった。冒頭のリンクの大阪府専門者会議の動画と新潮の報道で。
どうすんのかね?
無理に御用学者さんにこんなこと言わせて。
パージと暴露が始まってるから焦ってるんだろうけど。
それに比べて、Dr.Yさんはなんてかっこいいんだろう。
動画見てても、自分はこうすればみんなが助かるとお考えになってるってことを、まっすぐ伝えてくださるから、すっと心に入ってくる。
そして、先生のお気持ちが伝わって、こちらも温かい気持ちになる。
そのくらいの精神レベルの方でないと、この国難は救えないんだと私は思っている。
もう分かる方にだけに伝わればいいとおばさんも思っている。
ここまで状況が極まっている危機をお伝えしても、感じられない方もいらっしゃる。感じても、あいつらから離れることに恐怖や罪悪感等を感じる方もいらっしゃる。
でもそれはその人の選択だから。
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