花の日々

はなのひび

飛騨の花餅

2012年12月26日 | Weblog


岐阜県高山から、飛騨の「花餅」が届きました。冬場に、生花がなくなる雪国の人々が生み出した、お正月の飾り物。紅白のお餅が、木の株から出た枝にささっています。福を招く、という縁起物だそうです。去年は、「悠太が生まれた」という心遣いだと思うのですが、さるぼぼの置物が送られてきました(花餅のとなり)。

※「さるぼぼ」
さるぼぼとは、飛騨高山で生まれた郷土人形で、その昔、子供が生まれた時のお守りとして与えられたそうです。さるぼぼとは、飛騨高山のの言葉で「猿の赤ん坊」という意味になります。「猿」という読みを掛けて、「災いがサル」「家庭猿満(かていえんまん)」「猿結び(えんむすび)」など、厄除けや縁結び、安産のお守りとしても重宝されています。

送り主は、高山にある郷土料理の「京や」の女将さん。TVや雑誌でよく紹介されるお店です。7年前、初めて高山に行った時、寄らさせていただいてから、交流が始まりました。高山には、もう6回も訪れ、なんだか故郷へ帰る気分です。その都度「京や」さんへ寄らせていただいていますが…というより、女将さんや店長さんに会いたくて会いたくて……。
もちろん料理は最高ですよ。夏にはこなすのお漬物、鮎。秋にはキノコ汁と、季節に合わせた美味しい郷土料理…食べたくなりました。

今度はいつ行こうか、とhideさんと計画中です…。
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ばばちゃん、あのね

2012年12月03日 | Weblog
1カ月ぶりに悠太に会いました。只今1歳2カ月。1ヶ月前は、2,3歩歩く程度だったのに、もう走りまわるんですよ。好奇心いっぱいの悠太、表情もしぐさも豊かになり、話しかけると少しはわかっているような?感じ。慣れて来ると、hideじいに抱きついてくる。hideじい、目じりが緩みっぱなし。

相変わらず、車椅子が大好きで、時折車椅子に近寄って来る。近寄るたびに私を見上げて、何か言おうとしている感じ。悠太をぎゅっと抱きしめたい!けど出来ないんだよなあ、悲しい…といつもながら思っていると…
悠太の方から、私の足の上によじ登って来て、私の手をぎゅっと握ってくれた。思いもかけない出来事にびっくり!「ばばちゃん、あのね。」という声が、聞こえたような気がした…。
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hideさんの誕生日

2012年12月01日 | Weblog
11月23日は、hideさんの62回目の誕生日。家の近くにある神社のモミジは、紅葉が真っ盛りでした。


モミジのジュータン。


裏側から見ると、まあるくこんもりと姿がいい。


ほんとうに大きな木、樹齢何年でしょう。今年は、一段と紅葉が美しく見えます。

誕生日、ということで広島県三次市にある「奥田玄宗・小由美美術館」へ行きました。


何年か前、NHK日曜美術館で、画家犬塚勉「私は自然になりたい」を観て、とても感動したhideさんと私。その犬塚勉展が、同美術館で開催されているからです。


犬塚勉について、パンフレットにこのように紹介されています。
「純粋なる静寂」
犬塚勉(1949-1988)は東京、多摩で育ち、美術教師として働きながら、山の風景を描き続けた画家です。自然を愛した犬塚は、何度も山へ足を運び、精緻な筆遣いで自然そのものを描こうとしました。1988年、制作のために登った谷川岳で遭難し、38歳で亡くなりました。

余談ですが、パンフレット最初に紹介されてある犬塚さんの山での写真、hideさんの学生時代の写真に瓜二つ。本人hideさんも、そっくり過ぎてびっくり!?

初期の頃から、作風がいろいろと変わって行きますが、亡くなる4,5年前頃から精緻な筆遣いの作品に変わったようです。

ひとつひとつ細かく書かれた草花、草花の匂いが漂って来るよう。光や影、風が通り過ぎるようです。まるで私が、この絵の中に立っているような感じにさせられます。


テレビで見てとても感動したけれど、原画はすごい迫力です…。

これも、生命力を感じます。雪景色ですが、あたたかさを感じる。


見終えたと同時に、ため息…。これだけ熱心に時間を掛けて絵を見たのは久しぶり。時間が取れたら、もう一度来たいと思いました。

奥田玄宗・小由美美術館は、三次ワイナリーの向かいにあります。そのワイナリーの入口に、「風季舎」という和・洋菓子やさんがあるのですが、大人気でいつもお客さんでいっぱい。そうなんです、とっても美味しいのです。見た目も上品でセンス良くて。

hideさんの誕生日ということで、ケーキを買って帰りました。


夕方5時になると、残りも少なく、選ぶ余地はありません。
見た目はちょっと地味ですけど、センスいいでしょう~。お味も、いつもながら大満足でした。お誕生日おめでとう!!
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