花の日々

はなのひび

ひな祭り

2006年02月27日 | Weblog
2月27日月曜日 



もうすぐ3月3日、あかりをつけましょぼんぼりに~桃の節句です。陽射しもずいぶんやわらかくなって来ました。洗濯物もよく乾きました。今年も、ささやかにおひなさまを飾っています。小さいけれど、存在感は十分!ほのぼのとした気分になります

このおひなさまは、10年くらい前入院中にいただきました。箱をあけた瞬間、笑顔でいっぱいになりました。早速飾りましたが、窮屈な白壁とカーテン、季節の無い病室が、いっぺんにやわらいだことを覚えています。くださった方は、一緒にリハビリをしていたご家族の方です。ご主人が病で倒れられ、奥様を始め家族一丸となって介護をされていました。退院後も、こうして、時々病室へ顔を覗かせてくださいました。リハビリって、当事者だけの力ではなく、家族ぐるみなんですよね。患者同士の励ましなんですよね

このご家族の娘さんは、偶然にも私がいつもお世話になっている美容院にお勤めで、顔見知りでした。リハビリ室でお会いしたときは、ほんとうにびっくりしました。広島市中区にある美容院です。お忙しい中オーナーが、病室までカットに来てくださったり、娘さんにシャンプーやパーマをかけていただいたこと、思い出す度に胸が熱くなります。今もこの美容院でお世話になっています。新店舗はバリアフリーにしてくださり、お店の方1人1人が温かく迎えてくださって、ほんとうに感謝の気持ででいっぱいです。

このおひなさまを飾る度に、辛かった入院生活より、嬉しかった楽しかったことばかり思い出されるのです。ありがとう

昨日は、ホスピスケアを広める会の、10周年記念講演があり、中区にあるYMCAへ行きました。何年かぶりに皆さんの笑顔にお会いできて、大変嬉しく思いました。
今日の講演は、笑いで病気を吹き飛ばそうといった内容で、会場は終始大爆笑。お2人のお医者さんのお話と、癌患者さんからの落語でした。ユーモアーたっぷりの先生方、こんなお医者さんのもとで、在宅をおくれたら楽しいのでしょうね。患者の強い見方です。落語も、患者から見た医療を面白おかしく表現され、久しぶりに笑いが止まりませんでした。
話の中で、「患者の声が医療を変える。辛いだろうけど、頑張って声をあげてほしい。」お医者さんから言われて、とっても勇気が出ました。ありがとうございました。

会場で、大崎上島町のお寺の住職さん、松浦さんにお会いしました。5年前、社協の局長さんをされていたときに、初めてお会いしました。福祉、地域の活動、大学の講師などでも走りまわられ、とてもお忙しそうですが、相変わらずお元気そうで心強く感じます。
お土産をいただきました。なんだか大崎の海が見たくなりました

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春の足音

2006年02月19日 | Weblog
2月19日日曜日 

庭先の梅、蕾が少し膨らんで来ました雪も「なごり雪」の歌詞のように、落ちては溶けるようになりました。



        

「おおいぬのふぐり」も、ちらほら咲き始めました。夕方撮ったので、花は落ちてしまい、1つ2つしか残っていません。見えるかな?辺り一面に、一足早く春を告げ、短い命を一生懸命に咲かせる、ちっちゃいちっちゃい青い花。いとおしくなる



「ふきのとう」も顔を覗かせていました。夕食で、早速天ぷらにして、いただきましたほんのりほろ苦いふきの香りが、口中に広がり、春を感じさせられます



        

今年の大雪で、夫の大切な花達は、悲惨なことになっているようです休みには、割れた鉢を植え替えています。「今年は咲かんかもしれん。」と少々ガックリきている夫…。
しかし草花の生命力ってすご~い!もちろん、夫の愛情もあるのでしょうけどポキポキ折れたバラの枝からは、たくさんの新芽が。ぐんにゃりと首をうなだれていたシクラメンも、青空へ向かって起き上がって来ました。
屋根から落ちて来た雪で、こっぱみじん状態だった、数鉢のクリスマスローズ。芽がたくさん覗いて、蕾もつけています「すごいね!よかったね!」と夫に話しかけると、とても嬉しそうにうなずいていました。





        
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結婚記念日

2006年02月11日 | Weblog
2月11日土曜日 

今日は26回目の結婚記念日です。27年前、亡くなった父の誕生日でもあります。結婚式を待たずに他界した父を想った夫が、父の誕生日を結婚式に選んでくれました。去年、銀婚式を迎え、感動してからもう1年。あっという間でした。年々、月日の経つのが早く感じられるようになって来ました。一日一日を大切に過ごさないといけないなあ、としみじみ

記念日ということで、食事に行きました。東広島にある、あみ焼館という焼肉屋さんです。28年前、夫と出会った頃、ちょくちょく連れて行ってもらった、思い出のお店。
このお店も出来て間もない頃でした。レンガ造りの、山小屋風の外装も店内も、テーブルが変わっただけで、あの当時のままなのです。今でも、たまに食事に行き、今日も、ママが温かく迎えてくださいました。



いつもの席に座りました。アニメのアルプスの少女に出てくるような、開き窓がお気に入り



        

たれも、器も、28年前と変わりません。お薦めの「野菜五目飯」も、スープも味は変わらず、何度食べても飽きることはありません。焼肉の後は、かならずいただきます。ママとしゃべっている間に、夫は野菜五目飯を半分くらい食べ、写真が撮れませんでした

ママに撮っていただいた写真、夫の操作ミスでくら~いものになってしまったけど、明るい1年にしたいと思います。いつもそばにいてくれてありがとう、ひでさん

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2月のドカ雪

2006年02月09日 | Weblog
2月9日木曜日 のち


『午前9:00』

天気予報通り、たくさん雪が降りました。30センチの積雪。夫は、いつもより30分早い6時30分に出勤


『玄関先。午前6:30真っ暗

でも、9時頃には日が照り始め、一安心。青空の中、光が反射して、雪景色がきれいだー
昨日は、時折激しい雪が降り、ほんとうに寒い一日でした。通院で可部に行きましたが、幸いにも道路の雪は溶けていました。地元の方の話では、水分を多く含んだ雪で溶けやすいのだそうです。春も近いとか…。そんなわけで、とても寒いけど、こんなに積もるとは思いませんでした。

こんな大雪の中、今日も訪問看護もヘルパーさんも来てくださいました。雪のため、バスは運休なので、安佐南区のヘルパーさんは、運転に慣れた男性のヘルパーさんと、2人で来られました。ていねいに雪かきをして下さり、大助かり。ほんとうにいつもありがとうございます

しかし、夫も看護師さんもヘルパーさんも、雪道を車の運転が出来るのに、どうしてバスは運休なんだろう。電車もなくなった今、公共の乗り物はバスしかないのにね。みんな困っているだろうな…。


『梅』

           
           『桃』

       
       『安野駅公園』

庭先の梅、桃。雪に埋もれ、固い蕾をたくさんつけている枝、寒そうです。がんばれ~!もう後、一ヶ月が過ぎると、安野駅公園(廃線になった可部線安野駅)、集落一帯は、梅や桃、れんぎょうに桜と、桃源郷へ変わります
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大阪国際女子マラソン

2006年02月03日 | Weblog
2月3日金曜日のち

1月29日、大阪国際女子マラソンが開催されました。25年記念大会です。今年も感動と共に、私の1年が始まりました。



昨日、大阪の近藤さんから、大阪国際女子マラソンのフィニッシャータオルと関連グッズが送られてきました。日曜日のマラソンの感動がよみがえってきます。
12年前、あこがれ続けた大阪国際女子マラソンへ待望のエントリー。でも、大会を目前に控えた1994年1月4日、交通事故で一瞬にして夢は消えてしまいました。主治医から「二度と走ることは出来ない」と告げられたときは、ショックでしたね。

走る予定だった1月30日の大会終了後、ゼッケン、Tシャツ、フィニッシャータオル、ポスターなどが送られてきました。夫や友人が、大会事務局へお願いしてくれたのです。そのとき送ってくださった方が、近藤さんでした。ゼッケン番号は「409」夫は、ベッドに寝ている私の胸へ、そっとゼッケンを置いてくれました。



退院後、近藤さんへ、お礼の手紙を書きました。それから毎年、大阪国際女子マラソン終了後、大会のフィニッシャータオル、関連グッズに、近況が記された手紙が添えられ、送られてくるようになりました。あたたかいお気持ちに、心から感謝です。届くとフィニッシャータオルを肩にかけ、私もゴ~ル!というパターンが、いつのまにか恒例行事になっていました。

その近藤さん。諸事情で2年、大会役員をお休みされていました。でも今年から復活されたようで、大変嬉しく思いました。どうぞお元気で、ご活躍下さい。それから、ていねいに作られたつまようじ入れ、ありがとうございました。なんだか一つ一つが、「がんばれ!」といっているようです。マラソンにむけての、練習の積み重ねのように感じました。身が引き締まる思いです。



25年記念大会のグッズには、キャップがありました。今年はフィニッシャータオルを肩にかけ、キャップもかぶってみました。なんだか元気が湧いてきます。マラソンで感じた風が、よみがえります。3年間、体調不良で走れなかったMIKANマラソン、今年は
このキャップをかぶって、是非走ってみたくなりました。よ~し

今日は節分。鬼は~外福は~内



        
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