
わたしの大切なともだち
3巻
予想が当たりましたが、この作品はそれだけでは
ありませんよね♪
独特のタイトルやアイスなどの設定は袴田めら先生
にしか描けないと思います(^◇^)
袴田先生自身の経験もあるのでしょうが、
専門学校での仲間たちとの創作活動、という
面でも素晴らしいと思います


和歌、寒河江、エビちゃん、双子たち仲間が
時に口げんかをしたり、またお互いに影響しあったり
、いっしょに作品を創ったり、良いものを創ろうと
少しがんばりすぎてしまったり・・・
それを通して創る喜びを覚えたり、仲間と
もっといたいと思うようになれたエビちゃん、
の気持ちが上手く描けていました




それからカムヒア子先生の名セリフも(笑)

「らくがきからはじめてもいいし」
卒業して仕事についたら集まるのが難しくなる、と
言った和歌へ、カムヒア子先生は
「会いたいと思えばなんとか時間作って会えるのよ」
と言いました。
そこには経験者の重みや説得力があります

いもむしになったり酔ったりもしますが(笑)
なんか良いセリフを言いますよね♪




それからエビちゃんと橘の絆も




『フォレストガンプ』のガンプとジェニー。
『宮本武蔵』の武蔵、又八もそうですが
一方は夢を追い続けどんどん実現するのに
片方は芽が出ない…な関係でした。
そこから挫折や焦り、嫉妬という感情もありました
が宇宙人(?)やギャル子(笑)というきっかけで
・・・まだ上手く書けませんが・・・
エビちゃんと橘は行動することができて、
自分の気持ちもわかり、また大切な友達に
戻れる事ができたのでしょう



