百合とオレンヂ城Ⅱ

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ジェミニナイヴ

2006-04-19 23:35:29 | 日記
後藤圭二&きむらひでふみの
 ジェミニナイヴを読んでいます。
 
 コクーンちゃんはアイドルタレント
 クリサリスさんは敏腕マネージャー
二人はプリ、、ではなく
ガンビット(銀河の仕事人)
 C列だから二人の名前のイニシャルが
Cなんですね。
 AからHまでいるそうですが
どんな人ですかね。美少女希望w
 B列のビーストさんがアールヴに
見えてしまいましたw
「地球人事件」とはやはりあの
キディグレイドの事件?
 
 ホットドックにド~ナッツ♪
 「あらぁ、コクーンちゃん」が
口ぐせのクリサリスさんの次のクッキング
は何でしょう?
 お姉さんで敏腕マネージャーな
クリサリスさん。
 まさかあのメガネはリミッター?
 ルリとユキナな外見のコクーンに萌えです。
まるで愛玩動物のような可愛らしさです。
クッキーをハムスターのようにかじるシーン
にキマす。
 あのカチューシャはリ(略)?
 実はクリサリスさんの方が好きなのは
ナイショですw
 
 
 後で本格レビューします。

PS・大菩薩峠&買った本

2006-04-19 22:50:36 | 歴史小説
 買った本
 村上元三「佐々木小次郎」川口松太郎「女人武蔵」
 
 
 村上元三は最近四月四日に訃報を聞きました。
96歳でした。
村上元三先生は昨年の大河ドラマ義経で資料提供
でクレジットされていましたが、山岡荘八先生
の盟友でもあります。
 山岡荘八先生といえば「徳川家康」や渡辺謙の
大河ドラマ原作「伊達正宗」が有名ですが、
伊達正宗の一巻あとがきで村上元三先生は
山岡先生との思いでを語っております。
 「山岡くんが徳川家康を書き始めた時私は佐々木
小次郎を書き始めていた」
 「どちらかが先に逝ったら残った方が葬儀委員長を
やると約束していた」体が衰弱してきた山岡先生に

 「約束を守るのはイヤだよ」

 と村上先生は言いました。
二人の友情を感じたり、またこういう人がまだ生きて
いたんだなぁ、とか思いました。
 あの世でまた仲良くしてください。

村上先生の代表作は「次郎長三国志」「松平長七郎」
などがあります。
 TVでは「佐々木小次郎」が代表作と出ていたので
探したら案外はやく見つかりました。
 
>川口松太郎「女人武蔵」
 前は佐々木小次郎、こちらも偶然武蔵です。
 川口松太郎とは?
探検家川口ひろし氏の父上です。
 「女人武蔵」は秀次の遺児・由加と千加
二人の女性の数奇な運命を描いた作品
だそうです。
 解説を有吉佐和子先生が書いているのです
が少し共通点があります。
 川口松太郎先生も有吉佐和子先生も皇女和宮
を題材とした小説を書いています。
 それから有吉佐和子といえば最近
「出雲の阿国」がNHKでドラマ化され
ましたが、
村上元三「佐々木小次郎」
川口松太郎「女人武蔵」にも
出雲の阿国は重要な役で出るそうです。
 あと川口松太郎先生はミスユニバースの審査員
を務めた程の人だそうで、女性の書き方は上手
そうですね。
 (時代小説には稀有な女性が出てくるとか)
 
 
 あと解説に宮本武蔵は二人いたそうで、
「武蔵政名」と「武蔵玄信」の両名がいたそうです。
 五味康祐先生の「二人の武蔵」はこの説の線を採用
してるそうなんですが。
 ちなみに二人の武蔵は持ってます。
でもまだつん読状態ですw


>「大菩薩峠」で解説を書いた志茂田景樹
 大菩薩、一度読んだが二度目はまだない。
とばして読んだページもある。
 山が好き(マタギとか書きましたもんね)
 小さい時、多摩で育ったので近藤、土方は先輩
と思っていて、よく映画や小説も読んだ。
 豪放で陰険さがなく甘い芹沢鴨が好きで
絶対にないのだが机龍之助の立場で読んで、
芹沢鴨に死んでほしくない、とハラハラした。

 志茂田先生ってば、純情。
 


>林不忘(丹下左膳の作者)へのメッセージ

>松本清張
 ユニークな存在だろう

>石原慎太郎
林不忘、牧逸馬、林譲次の三つの名前を持つ
彼のセンスはポストモダニズムであり
真のエンターテイメントである

よくわかりませんが先を読んでる文章の
ような気がしますw

アーサー王宮廷物語

2006-04-19 21:42:00 | 歴史小説
 ひかわ玲子先生のサイト「ラヴェンダーガーデン」
でひかわ先生がアーサー王三部作について語りました。
 アーサー王伝説を書くきっかけとなったのは 
アーサー王研究の第一人者高宮利行先生
(キングアーサーにも寄稿した先生)との対談
だそうです。
 ところで高宮先生曰くですが
「日本人でアーサー王を書いたのは夏目漱石だけ」
 ええっ、マジですか?
 
 
 ひかわ先生は二十代の半ばに、最初にイングランド
に行き、アーサー王伝説に最初に登場する地──
コーンウォルのティンタジェル城址
 等等アーサー王伝説ゆかりの地を訪れたりしまし
た。リサーチも完璧です。


>印象に残った文章を引用
 円卓、というのは、不思議な象徴だな、と思います。今も、ヨーロッパで、仲裁者が入って和平のために同じテーブルについて話し合うことを、円卓会議、と呼んだりします。今の国連は必ず丸いテーブル、円卓について話し合われますし。アーサー王伝説には、邪悪で強大な敵、というものがありません。利害関係が対立しますが、皆、それぞれの立場において「正しい」人たちばかりです。そういう意味では、アーサー王宮廷キャメロットの状況は、すごく今日的状況だと言えます。そして、彼らは最後に滅びたわけですが、わたしたちはどうなるのでしょうか……?
 
 
 滅びたくはないですが、神話にはその国独自の
価値観が色濃くでますよね。
 円卓においての話合いは素晴らしいシステムです
円卓の騎士には序列とかない、のでしょうか?
中国だと水滸伝とかで席順の譲り合いとかよく
していますね。
 日本だと神様がわらわらと八百万w
 国によっていろいろです。
 確かに巨大な敵はいません。それぞれの正しい
立場の者同士が話あったり対立(?)をしたり
しています。
 白か黒かではなく灰色のグレーゾーンで
ストーリーが進むのが自分的には好きです。



>更に素晴らしいのでまた引用します
>私のモルガン・ル・フェイではなくル・フェなんですね
の質問に対する先生の答。

モーゲン・ル・フェが、フェイ、でないかどうか、ということですが、この「フェ」は、Fey、と英語だと表記されます。なので、英語で読めば、「フェイ」なのですが、この言葉はフランス語起源なのです。フランス語読みすると、フランス語では最後のyは子音でサイレント(発音しない語)になり、フェ、になります。イギリスの物語なので、フェイ、と読んでも構わないのですが、一般的には、フェ、と呼ばれるようです。アーサー王伝説には、この、モーゲン・ル・フェと同じように、湖の貴婦人、ダム・ド・ラックとか、喜びの砦、ジョイアス・ガードのように、フランス語の名前が多く出てきます。それは、中世後期になるまで、イギリスでの公用語にはフランス語が使われていた関係とか、かつてのさまざまな伝説が、イギリスの対岸であるフランス語圏と文化圏を同じにしてともに語られてきたりした事情があります。アーサー王伝説の主要人物であるサー・ランスロットの国、ベニック(Benwich)も、フランスにある国ですしね。ハドリアヌスの城壁は、今回の、わたしの「アーサー王宮廷物語」の地図には記載されませんが、第三巻の主要な舞台となる、伝説の中でのカーライルとジョイアス・ガード(喜びの砦)の位置というのは、ハドリアヌスの城壁と綿密な関係を持っていたとされ、カーライル城は、ハドリアヌス城壁のほぼ西端、ジョイアス・ガードはハドリアヌスの城壁の、ほぼ東端にあります。

 引用すいませんあと長いです。