mardidupin

記憶の欠片あるいは幻影の中の真実。

6月11日(土)のつぶやき その2

2016-06-12 04:17:14 | 〈Twitter〉

臥しながら雨戸あけさせ朝日照る上野の森の晴をよろこぶ/子規


鎌倉の見越の崎の岩崩えの君が悔ゆべき心は持たじ/万葉集東歌


正午になりました。ただいま、和歌は《“熱い想いの情景”》《Dupin の好きな処》《Dupin の好きな歌人等》を開宴中!RT していただけると嬉しいです。


何見ても昔ぞ忍ぶ中んづく隅田の夏の夕暮の月 /子規


いもせ山ほそたに川を帯にしてかすみのころもけさやきるらん /俊頼


芹つみし沢辺のほたるおのれ又あらはにもゆとたれに見すらん /定家


天の川い向ひ立ちて恋しらに言だに告げむ妻どふまでは /人麻呂歌集


羽ならす蜂あたゝかに見なさるゝ窓をうづめて咲くさうびかな /曙覧


Good_afternoon ○○:.. *:..。o○:..○。 ○ *:. ○、.:。。○☆☆☆ ☆*: 。:*:・  '*:..。o o★ *:..。o★☆


こぎかへる棚なしを舟おなじ江にもえてほたるのしるべがほなる /定家


たが御祓おなじあさぢのゆふかけてまづうちなびく加茂の河風 /定家


夏草はむすぶ許になりにけり野がひし駒もあくがれぬらん /重之


とけ合はぬ絵の具のごとき雲ありて春の夕はものの思はる/晶子


《“Dupin の心情”》《Dupin の月》《Dupin の在地》詠んでいます。《歌留多二十四時》は準備中につきもう暫くお待ちください。


あまのかはかはとの浪の秋風に雲のころもをたつかとぞ待つ /定家


ニコライの屋根見てあれば樹のかなた学校のベル鳴りて居るかな/憲吉


石上布留の山なる杉群の思ひ過ぐべき君にはあらねど /丹生王


いもうとと七夕の笹二つ三つながるる川の橋を行くかな /晶子


鎌倉の松葉が谷の道の辺に法を説きたる日蓮大菩薩/子規


ながめつつおもふもかなし帰る雁ゆくらむかたの夕暮れの空/実朝


Good_night ★★。:★* :. ○☆ *:..。o*:o☆ *:..。○☆ 、.:○○ *: 。。○○☆ 。:☆o○☆


大きなる蕊くろぐろと立てりけりま日にそむける日まはりの花 /千樫


ながめこし花もむなしく散りはててはかなく春の暮れにけるかな/実朝


行列を待つ人垣の前通る娘は羞ぢらひて丹の頬てらへり /利玄



6月11日(土)のつぶやき その1

2016-06-12 04:17:13 | 〈Twitter〉

零時です。《熱い想いの情景》を詠んだ和歌をツィート。Dupinの熱い世界を感じてください。


今宵しも八十宇治川にすむ月をながらの橋の上に見るかな /良経


うしろよりきぬきせまつる春の宵そぞろや髪の乱れて落ちぬ/鉄幹


おぼつかな夢を見よとも醒めよとも暁に鳴る春の海かな/晶子


七夕の絶えぬ契りをそへむとや羽をならぶる鵲の橋 /俊成


娘子らが袖布留山の瑞垣の久しき時ゆ思ひき我れは /人麻呂


五月雨の日かずも雲もかさなれば見らく少きよものやまのは /定家


櫻さく隅田の堤人をしげみ白鬚までは行かで帰りぬ /子規


そと祕めし春のゆふべのちさき夢はぐれさせつる十三絃よ/晶子


たづね見るかひはまとに逢坂の山路に匂ふ花にぞありける /実朝


Good_morning 。○:* :..。 ○ Happy_Saturday ★☆ *:..。o○☆★ 。o○☆★ 、.: *: 。:*:・  、.: *: 。:*:・ '*:..。o○ o○☆ *:..。o○☆


六時です。おはようございます。和歌《“Dupin の心情”》及び《Dupin の月》《Dupin の在地》をbot 形式で開宴しています。


@pante_bot パンテくんさんさん、おはようございます?(*^▽^*)


@mistersui_bot ミスターbot 水曜どうでしょうさん、おはよう?(*^▽^)/★*☆♪


@Alex_bot_ アレックス歌詞botさん、おはよう?(*^▽^)/★*☆♪


うき草の中より魚のいづるごと夏木立をば上りくる月 /晶子


@pante_bot パンテくんさんさん、おはよう?(*^▽^)/★*☆♪


@mistersui_bot ミスターbot 水曜どうでしょうさん、おはよう?(*^▽^)/★*☆♪


@Alex_bot_ アレックス歌詞botさん、おはよう?(*^▽^)/★*☆♪


のどかなる花見車のあゆみにもおくれて残る夕日かげかな/憲吉


葵草かつらにかけてちはやふる加茂の祭りをねるやたかこそ /実朝


思ふことみなつきねとて麻の葉を切りに切りてもはらへつるかな /和泉式部


たちばなのなかに御衣おく塗籠を建てて君まつ五月となりぬ /晶子


春の夜の衾しかんと梅の鉢も蕪村の集も皆片よせぬ/子規


天の川霧たちわたる彦星の妻むかへ舟はやも漕がなん /実朝