mardidupin

記憶の欠片あるいは幻影の中の真実。

6月7日(火)のつぶやき その2

2016-06-08 04:12:30 | 〈Twitter〉

くれそめてくさの葉なびく風のまにかきねすずしき夕顔の花 /定家


雪をつる朧月夜に窓をあけて衣手さむき春風ぞふく/良経


さらにまた霞にくるる山路かな花をたづぬる春のあけぼの/西行


《“Dupin の心情”》《Dupin の月》《Dupin の在地》詠んでいます。《歌留多二十四時》は準備中につきもう暫くお待ちください。


宇治川は淀瀬なからし網代人舟呼ばふ声をちこち聞こゆ /古集


立田姫手ぞめの露のくれなゐに神代もきかぬみねのいろかな /定家


いまはとて鶯さそふ花の香にあふさかやまのまづかすむらむ /定家


たが御祓おなじあさぢのゆふかけてまづうちなびく加茂の河風 /定家


いつの間も神さびけるか香具山の桙杉の本に苔生すまでに /鴨足人


石上布留の神杉神さびて恋をも我れはさらにするかも /人麻呂歌集


Good_night ★★。:★* :. ○☆ *:..。o*:o☆ *:..。○☆ 、.:○○ *: 。。○○☆ 。:☆o○☆


流れ星うつくしかりき君とわれくつは虫啼く原にかかりぬ /晶子


散ると見ればまた咲く花のにほひにも遅れ先立つためしありけり/西行


上野山日くれて虎の吼ゆるなり虎かひ人や餌を忘れけん/子規



6月7日(火)のつぶやき その1

2016-06-08 04:12:29 | 〈Twitter〉

零時です。《熱い想いの情景》を詠んだ和歌をツィート。Dupinの熱い世界を感じてください。


ちはや人宇治川波を清みかも旅行く人の立ちかてにする /古集


逢坂の関には人もなかりけり岩間の水のもるにまかせて /祝部成仲


うしろよりきぬきせまつる春の宵そぞろや髪の乱れて落ちぬ/鉄幹


宇治川を舟渡せをと呼ばへども聞こえずあらし楫の音もせず /古集


背の山に直に向へる妹の山事許せやも打橋渡す /古集


武蔵野に春風吹けば荒川の戸田の渡に人ぞ群れける/子規


こす浪もくだくる玉とこほるめり八十宇治川のいはの月かげ /定家し


石上布留の神杉神びにし我れやさらさら恋にあひける /作者不詳


六時です。おはようございます。和歌《“Dupin の心情”》及び《Dupin の月》《Dupin の在地》をbot 形式で開宴しています。


桜色に染めし衣をぬぎかへて山ほととぎす今日よりぞ待つ /和泉式部


春の海潮時こしと来し波のうへに富士ありほのむらさきに/晶子


袖振らば見も交しつべく近けども渡るすべなし秋にしあらねば/憶良


やまざくらさきやらぬまは暮ごとに待たでぞ見ける春の夜の月/俊成


かげたえて下行く水もかすみけり浜名のはしの春のゆふぐれ/定家


まひるの潮満ちこころぐし川口の橋のたもとのひまわりの花 /千樫


龍田山かみのみけしに手向くとや暮れ行くあきの錦おるらむ /定家


正午になりました。ただいま、和歌は《“熱い想いの情景”》《Dupin の好きな処》《Dupin の好きな歌人等》を開宴中!RT していただけると嬉しいです。


きりふりの滝の岩つぼいや広み水ゆるやかに魚あそぶみゆ /左千夫


むつまじき妹背の山と知らねばや初秋霧の立ちへだてつる /好忠


上野山夕こえ来れば森暗みけだもの吠ゆるけだものの園/子規


秋風に夜わたる月のすみだ川ながめむそらはみやこなりとも /定家


香具山に雲いたなびきおほほしく相見し子らを後恋ひむかも /人麻呂歌集


Good_afternoon ○○:.. *:..。o○:..○。 ○ *:. ○、.:。。○☆☆☆ ☆*: 。:*:・  '*:..。o o★ *:..。o★☆


いづれともわかれざりけり春の夜は月こそ花のにほひなりけれ/和泉式部