これって巡り合い？

エール・・・シマミケ、６歳メス

1999年9月初め、知らない人からの電話。

「あの、ミケの仔猫を探していると聞いたのですが・・・」

電話の主は栃木で猫の里親ボランティアをしている女性でした。

確かにその少し前に、情報誌のミケの仔猫の里親に応募していたんです。
その時すでにソラとミンタがいたのですが、ミケが欲しくて・・・。

面接と仔猫に会うため千葉のＵ市まで行ったのですが、
その仔猫はワケあって、一匹飼いできる家庭に行ったのでした。

その時、どうしてもミケが欲しかった私たちは、
猫たちや自宅の様子を写した写真を持参して、
ボランティアさんにアピールしていたんですね。

どうやらその話が栃木の方に伝わったようでした。
ボランティアさんのネットワークってスゴイ！

そして栃木県の○○動物公園のすぐ近く、
２時間もかけて会いにいった仔猫は、生後10日くらいとのことでした。
兄弟猫と2匹で動物病院の前に捨てられていたそうです。

さすがに生後10日だと毛も生え揃っていないし、はっきり柄もわからない。

とりあえず「ミケかな～」って思える程度でした。
シッポなんて全然わからなかった。。。

それでも会ってしまったらどうしても欲しい。。
ただ、今の状態で家に連れ帰っても育てられないだろうし・・。

その猫たちは捨てられていた動物病院で保護されていました。
「よければ離乳まで病院で預かりますけど・・」とのご好意にあまえて、
その日は譲り受けることだけを約束して帰ってきました。

それから1ヵ月後、
離乳した仔猫を改めて引き取りに行ったんです。
それがエール。

今でも「よく片道２時間もかけて、猫もらいに行ったよね～」
・・って話すんですが。

そんな状況、覚えているのかどうか・・
エールはすっかり甘えん坊です。
最初の時にわからなかったシッポは、ウサギのボンボン・シッポみたいです。

彼女の寝床は私の隣・・・
毎晩、添い寝してもらってるんです。。

今も私の膝の上でデ～ンとしています。