へそが身体の真ん中に居るわけ【K's EYE】

2010-03-10 22:24:04 | K's EYE
 今日行われた日本弁護士連合会、通称日弁連の会長選挙は、
 史上初の再投票となりました。

 結果、主流派閥が推していた、現執行部の路線を継承する山本剛嗣氏を抑え、
「年越し派遣村」で名誉村長を務めた宇都宮健児氏が見事当選を果たしました。

 宇都宮氏は日弁連の改革を訴えており、
 今後の活動に期待が集まりますね^^

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【今日のちょっといい話】

◇へそが身体の真ん中に居るわけ

 目は見る役、耳は聞き役、鼻はかぎ役、口は食べ役、
 それぞれ大切な役目を果たしている。
 役もないのに身体のド真ん中に座っているのがへそである。

 へその存在意義いかん。
 犬や猫、クジラにはへそがあるが、鳥や魚、カエルにはない。
 どうもへそは、お母さんのおなかの中で、
 みんなが遊んでいるときに栄養素を吸収し、独り働いてきた証のようだ。

 今はこれという役はないが、生まれるまでに大変な役割を果たしてきたのだ。
 へそがなかったら私はなかったのである。
 身体の真ん中にいるのは、そのためであろう。

 そのへそをいじくったり痛めたりすると、忽ちおなかが痛くなる。
 老人は口は達者だが何もしない、と虐待する者がいる。
 そんな家庭は腹痛を起こし、やがて崩壊する。
 老人は昔大いに働いたのだから、
 家の真ん中に、へそのように安泰にしておかねばならぬ。

 里芋を作っていた地主が畑を見にゆくと、親芋にさっぱり元気がない。
 引っ張ってみるとスポー、スポーと、みな抜けてくる。
 どれもこれも子芋を盗って親芋を元の穴に入れ、
 泥をかけてあるだけだはないか。
 心なき者の仕業である。

 その上、
「子はもらう。親をタノムぞ地主どの」。
 愚弄する立て札まで立てられている。
 子芋を欲しいからこそ親芋を作っているのではないか。

 シャクにさわった地主は、より大きな立て札を立て、
「親はやる。子は跡継ぎに置いてゆけ」
 と書いたという。

 それほど嫌われている存在と老人は自覚して、
 あまりでしゃばらず若者にまかせて静かに見守る役に徹したい。

 出べそはみっともないといわれるではないか。


【編集後記】

 今日は高知で桜が開花したそうですね!
 53年の統計開始以来最速タイ記録だとか。
 春はすぐそこですね^^

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