万葉集ブログ・2 まんえふしふ 巻九~巻十

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2094 柿本人麻呂歌集

2011-09-26 | 巻十 秋雑歌
詠花

竿志鹿之 心相念 秋芽子之 鍾礼零丹 落僧惜毛

さを鹿の 心相思(こころあひおも)ふ 秋萩の しぐれの降るに 散らくし惜しも


花を詠む

「“小牡鹿の” 心に互いに思います。“秋萩の” 時雨れが降るので、(ハギの花が)散ってしまうのが惜しいです」