やっちゃいましたね、アリーナス。
自由奔放な言動が魅力のギルさんですが、どうやら今回はおイタが過ぎたようです。
まあ、真相はわかりませんが。。
ただいろいろとタイミングというか、状況が悪いですね。
ケガでここ数年ほとんど仕事ができてなく、本格復帰した今シーズンも元の姿には程遠い状態。
チームも負け越して、期待されたプレーオフへの返り咲きも日に日に遠ざかっていく中で、移動中のカード遊びから発展した一連の騒動。
本業のプレーで満足いく結果が出せてないのに、何しとんねん!となりますわな、そら。
またこれが、元ブレッツであるウィザーズから出たというのがマズかったですね。
クリーンなイメージにしようと、歴史あるチーム名まで変えて取り組んできたのに、1つの軽率な行動でその努力がなし崩しになってしまいますから。
だからこそ、大ボスのデビッド・スターンから大目玉を食らい、“無期限出場停止”という厳しい処分が下ったんでしょうね。
あ、ちなみに“無期限”っていうのは、“永遠に出られない”という意味ではなくて、“処分を解く時期を決めない”という意味ですね。
警察の聴取も入るようですし、全てコトが片付くまでは、ゲームよりもそっち優先ということでしょうね。
まあスターン先生がカンカンなんで、出場停止はもっと長くなる可能性もありますが・・・・
今シーズンいっぱいはダメ?なんていう話も出てますね。
シーズン前、ウィザーズは久々にBIG3が顔を揃えるということになったんで、プレーオフ常連だった以前の強さを取り戻すんじゃないかな?という期待を持って見ていました。
しかしフタを開けてみると、ジェイミソンがプレシーズンマッチでのケガで開幕から欠場、復帰したアリーナスも元のオールスターフォームには戻れず、さらにはカロン・バトラーまでもがシューティングスランプに陥るという三重苦。
チームはまとまりを欠き、アリーナスとバトラーの不仲説まで出る始末。。
アリーナスが出場停止で今シーズン残りの出場も危ういという状況になった今、ウィザーズのプレーオフへの希望はほぼ断たれました。
そこで浮上してくるのが、チームのシェイクアップ。
アリーナスの復帰を待ちながら、現有の主力メンバーをキープしてきたウィザーズですが、この際旧来のBIG3体制を解体して、リビルディングを始めるのも一つの手となってきます。
ウワサとして挙がっているのは、ジェイミソン⇔イルガウスカスのトレード。
年俸はほぼ同じの両者は1対1での交換が成り立ちます。
違いは残り契約年数で、今季が最終年のイルガウスカスはサラリーキャップの空きを生み出してくれるため、ウィザーズがリビルディングを始めると決めたならば有効な手段となります。
一方、あと3年の契約期間を残すジェイミソンは、キャブスが優勝を狙うための1ピースとして加えられるでしょう。
シャックとZの同時起用が難しいことは最初っからわかっていましたが、シャックとバレジャオの組み合わせもマッチせず、JJ・ヒクソンを先発起用するという方法で対応してきました。
ヒクソンはいい選手ですが、本気で優勝を狙うというなら、やはり安定した実績のある選手を配置したいところです。
ジェイミソンはアウトサイドができますから、ゴール下を主戦場とするシャックともかち合いません。
ルブロン以外にもう1枚安定したスコアラーが必要だというチームのニーズにも合います。
このままZを置いていても、あくまでシャックとの併用である以上、起用機会は制限されますし、シャックのバックアップにはバレジャオを回すことで対応できます。
11.5milのバックアップCをずっとベンチに置いておくよりは、有効なオカネの使い方にはなるでしょうね。
一方バトラーの方は、カーク・ハインリックとのトレード話が出ていました。
ブルズは、ローズとコンビを組む先発SGを探していますが、本来SFのバトラーがそれに当てはまるのかどうかは定かではありません。
プレースタイル的にアウトサイドが得意なシュータータイプでもないので、SFのデンとバッティングしそうな気がしますね。
ウィザーズとしては、アリーナスが残りシーズン全部出場停止になる可能性もありますんで、代わりのPGを探す可能性はあります。
ここで紹介したのは、いずれもまだウワサの域を脱しない話ばかりです。
でもアリーナスの処分内容次第では、チーム側も対応をいろいろ考えなきゃいけなくなると思います。
2月のトレードデッドラインも徐々に近づいてきますんで、だんだん現実味を帯びてくるかもしれませんね~
★Skip to my Heat
レイファー・オルストンが、念願の古巣復帰を果たしました。
カーターのトレードでマジックから放出され、ネッツでくすぶっていたレイファーにとって、新たな再出発を図る場所が必要でした。
それが、NBAでブレイクするきっかけを与えてくれたヒートであれば、本人的にも万々歳でしょう。
レイファーがヒートに在籍したのは、03-04シーズンのわずか1年だけでしたが、NBAのロースターに残れるかどうかのボーダーラインにいたレイファーが、確実にNBA選手として定着できる足場を固めたのがヒートでの1年でした。
ヒートも、レイファーがネッツからバイアウトされようとしている動きを察知して、レイファーを受け入れるための動きを見せました。
第3PGのクリス・クインをトレードで放出し、ロースターの空きとPGの枠を捻出しています。
ちなみにクインを譲渡した先はネッツだったので、結果的にはクイン⇔レイファーの交換トレードのような格好になりましたw
また、ヒートのもう1人のPGアローヨも残留することができました。
ノンギャランティー契約の選手は、この時期に切られるか残れるかの重要なタイミングを迎えます。
なぜならこの時期を越えると、ノンギャランティーだった契約が、残りシーズン通してギャランティーされてしまうからです。
ラグジュアリータックスを超えているようなチームであれば、少しでも無駄な出費を減らしたいので、残りシーズンがギャランティーされる前に急いでカットします。
でも、この後に10日間契約が解禁されるので、そこで切った選手をもう1回10日間契約で呼び戻したり、新たなFA選手を試したりという動きが始まるんですね。
アローヨもノンギャランティー契約だったため、もしかしたらヒートから切られてしまうんではないかという心配がありましたが、何とか踏みとどまりました。
今季は、昨季ルーキーでいきなり先発の座をつかんだマリオ・チャルマーズが期待に応えられず、シーズン途中からアローヨが先発を務めていました。
切りやすい契約から切るという安易を方法を取らずに、結果を残していたアローヨをキープして、クインを放出したのはいい動きでした。
これでヒートのPG陣は、レイファー&アローヨ&チャルマーズという3人体制になったわけですが、レイファーとアローヨがPGコンビを組むというのは魅力的ですね!
トリッキーなパスが売りの“ファンタジスタ”2人ですから、見ていてワクワクするプレーを期待してしまいます。
まあ、ヒートではなかなかそういう自分の色は出せないとは思いますが・・・・
でもレイファー&アローヨのコンビが誕生したヒートのゲームは、ちょっとこれから見るのが楽しみになるなあ~と個人的には期待していますw
プエルトリコの星アローヨさん
スキップとのコンビは楽しみ
ウィズはオーナーが亡くなったばかりということもあったので、なおさらタイミングの悪い不祥事だったなという感じがしますね。
先ほども書きましたが、こうなった以上、もはやアリーナスはどこにも売れません。
売れないというか、買ってもらえません。
MEMだったら間違って・・・・という期待もありますがw、今うまくいっちゃってるので、あえてそれを壊すことはしないでしょう。
GSはモンテッテ君とキャラがかぶるので、こちらもないですね。
サンダーは主力を一掃してから、ドラフトをベースにリビルディングを行いました。
でもウィズはアリーナスを出せない以上、それ以外を入れ替えてチーム改編をするしかないんじゃないかと思います。
それか、最終手段としての契約解除ですね。
それも可能性としては少ないとは思いますけど・・・・
解体してやり直すにはいい機会かもしれません。
ただアリーナスは、出したくても出せませんw
年俸がデラ高い上に、ヒザへの不安が残り、さらに今回のでミソがついてますから、引き取り手が出ないでしょう。
なので、商品価値のあるジェイミソンやバトラーを売るしかない、ということになるわけですね。
まあ、ドラフト権に関しては結果論になってしまうんですが、取り引き自体は悪くなかったと思います。
先発級を2人も取れたわけですからね。
ただもしルビオを取っていたら、ルビオも来てるんじゃないかなあと思いますね。
スタイル的には合うと思いますし。
ポンポン打つスタイルは今始まったわけではなく、以前からずっと変わってないわけで、それでプレーオフまでは行けてたわけですから。
今シーズンは、それが以前のように入ってないから勝ててないんですね。
1つはアリーナスが本調子に戻っていないこと、そしてもう1つは不仲説がウワサされているバトラーが不振に陥っていることですね。
サンズのように、相手より多く得点することで打ち勝ってきたチームが、その長所を出せていない。
そりゃ勝てませんよね。
キャブスは、ジェイミソンが適役なのかどうかは別としても、何らかの補強策は必要でしょう。
少なくとも、シャックとZのダブリは解消して、10mil超の年俸分を、別ポジションの補強へ当てないことには、バランス悪すぎますから。
僕はアリーナスが最高額に近い契約を結んだ時、絶対不良債権になるなと思っていましたが、やっぱりなりましたね(苦笑)
出場停止期間中は給料支払わなくていいそうなのでウィザーズは痛くもかゆくもないでしょうがジェイミソンより先にアリーナス放出する方が再建の近道なんでしょうね。
アリーナスの放出がない限り毎年ロッタリーピックは確実でしょうからドラフトでイキのいい若手をとって再建を進めるサンダー方式に活路を見出すのでしょうか?
それかMEMかGS辺りが間違って引き取ってくれるのに期待でしょうかね?
某雑誌にはBIG3が以前のようにシュートをポンポン放ってるからダメだと書いてありました
イルガウスカス⇔ジェイミソンはお互いにとってもいいトレードですね
キャブスもプレイオフにむけてもう一枚といったところですよね