日が長くなり、夕方散歩に出かけました。
一周して帰り道、いつもの植物物知り博士に会いました。
ということで、彼女と一緒に今来た道を引き返します。
とりとめのないことを話しながら行くと、
彼女の同級生の夫婦に会いました。
そのご主人と彼女は同級生。
二人は近々ある同窓会について話の花が咲いています。
このご夫婦は私のご近所さんです。
奥様の手に何やら珍しいものが…
「それ、何の実ですか?」と私。
「知らないのよ。でも珍しいから拾ってきたの。ちょうどこのあたりに落ちていたのよ。」とご婦人。
私も見たことがなく、「何なんだろうね?」と辺りに落ちていないか、どの木から落ちたのかと、上を見たり下を見たりです。
結局、それらしきものがぶら下がっている木を見つけましたが、他には落ちていません。
物知り博士に「これ何の実?」と聞きましたが、
さすがの物知り博士も「わからないね」の返事です。
「それでは、わかるかどうかわからないけれど、一度検索してみます」と私。
別れ際、ご婦人がいらないとおっしゃるので、私が頂いてきました。
わかりました!
日本名は「紅葉葉楓 モミジバフウ」または「アメリカフウ」。米から中南米の落葉樹らしく、
なんと大正時代に日本に入ってきて、街路樹などで使われているのだそうです。
この実、チョコレート細工のようで、食べたくなるような形状です。