goo blog サービス終了のお知らせ 

***

2010-2011 カタギ-ヒトリタビ-ニート

52

2010-10-16 01:03:59 | イタリア/ギリシャ
52-0

今日の画像は、「ローマのキャシー」で。

52-1

宿の朝食はクロワッサンの中にクリームやチョコが、
イタリアに来て朝食にハズレなし。

お国柄でしょうか?

52-2

今日は歩き倒し観光。

バチカン市国やら
地図の隅から隅まで、気の向くままに歩いてみる。

それにしても教会が多いー。

ローマに限ったことじゃないけど、
これだけ多いと、どこそこの神父の説教は面白いとか、
あっちのフレスコ画はダサいとか品定めされそうな、
教会ごとに張り合ってそうな。

52-3

そんな教会の中で異彩を放つのが、
サンタ・マリア・インマコラータ・コンチェツィオーネ教会。

修道士の骸骨で埋め尽くされた納骨堂が見られます。

最初はどんだけおどろおどろしいんだよって思ってたんだけど、

中に入ったら、すんごくお洒落でビックリ。

・・お洒落って言っても、壁の装飾からシャンデリアから
全部人骨なんだけどね・・

骨という骨が器用に使用されているのです。

誰が考えたんだよこんなの。

これは私的にローマイチ押しです。

52-4

ローマといえば、「ローマの休日」ってことで、
映画見たのかれこれ20年前って感じなんだけど、

私はオードリーヘップパーンの映画では、
「ローマの休日」より「パリの恋人」が好きだったなーとか思いつつ、

スペイン広場・真実の口などを周って来ました。

パリが舞台の「アメリ」とか、

日本では尾道が舞台の「ふたり」とかもそうだけど、
監督のその地に対する愛が感じられて、
ほーんとよくロケハンしてるよなーって思います。

52-5

ローマパスっていう、3日間交通機関乗り放題で
二つまで美術館・博物館タダっていう便利なものがあるのですが、

交通機関を特に要さない私にとっては、
特に安くもならないってことで、

今日は、明日じっくりお金を払ってどこへ行くかの下見でもあったのです。
結果、コロッセオとフォロ・ロマーノは行くことに。
ゴッホ展もやってるんだけど、国立ミュージアム行ったからなーと今回はパス。

52-6

それにしてもローマは規模がハンパ無い。

カラカラ浴場にしても、1600人を収容のお風呂とか。
(2階に『テルマエロマエ』という
 ローマ古代のお風呂の設計技師が現代の日本にタイムスリップする
 面白い漫画があるのでお読みください>父母)

コロッセオにしても5万人収容とか。

そしてそんなのが2000年ぐらい前には普通にあったってことだもんねー。

「全ての道はローマに通ず」っていう
ことわざもいちいち腑に落ちていく感じです。

52-7

こんな歩き倒しで、途中食事休憩はあったものの
約7時間。
万歩計みたら24キロ歩いてたってさー。

ローマは日中は半そででもいけるかもって感じです。

寒すぎるのは嫌だってことで、

ギリギリで東南アジア先行予定をヨーロッパに変えたんだけど、
暑さや寒さで消耗していないので、
9~10月は観光にちょうどよいのかもしれないですね。

52-8

昨日から何かしらのデモ行進に遭遇。
何に対しての抗議なのかまったくわからないんだけど
警官が列をなしてバリケード作ってたりして、
なんだったんだろうねー。

52-9

食:クロワッサン・シリアル・100%ジュース
  ラザニア・ミネラルウォーター
  サンドイッチ・野菜スープ(自炊)

51

2010-10-15 23:31:18 | イタリア/ギリシャ
51-0

フィレンツェから鈍行で4時間ちょい。

ローマ到着。

ゆったりめに滞在します。
見るものが多すぎる割には見たいものはそんなになさそうなので
よりゆったりと出来そうな感じ。

ダビデ像は結局見ませんでした。本物も。レプリカも。
イタリア、父母向けかもね。

51-1


父母から、ダビデ像を観ないとはけしからん的なメッセージを頂くも、
この先ダビデ像あの時観とけばよかったーってことには
ならないんじゃないかなーと思ってとばしてしまいました。

ダビデ像じゃなくてもなんかいろいろありますよ・・・、なーんつって。

51-2

前にも書いたけど、
イタリアは殆どの列車に追加料金がかかるため、なるべく鈍行での行動。

フロリダから来たご夫婦と同席。
旦那さんの実家が近くにあるそうで、
色々と教えてもらい、私の次のルートもそれによって決定しました。


51-3

ローマは
駅から出てすぐに、なんらかの城跡っていうか遺跡っていうか
そんなのがゴロゴロと見えて、
早速かいーという感じ。

51-4

次の宿を確保したり、
チケットを予約して、
ラザニアとワインで腹ごしらえをして、ちょっとだけ観光。

トレビの泉にてコインを後ろ向きに投げてみたり、
パンテオンを観て来ました。

51-5

ローマは4泊。いつになくのんびりになりそう。
フィレンツェの感じから、そーんなにハマらないかなーって
4泊もとりすぎたかーって思ったんですが、
なんだか、スケールが大きすぎて、逆に楽しいです(意味不明)。

「ローマは1日にして成らず」って
そりゃそうだろって思ってたけど、
なんかちょっと目の当たりにしただけで、
「あー、他の都市、1日で成っちゃうかもー」みたいな。

だって紀元前2~3世紀に建てられて130年に再建って。

もう、昔すぎてわけわかんないんだけど
すんごい精巧な建物だったりして。

クレオパトラとかシーザーとかいたんだもんねー。

51-5
食:宿の朝食。フレンチトースト
  ラザニア・ワイン 
  ビスケット・100%ジュース。

50

2010-10-14 01:09:26 | イタリア/ギリシャ
50-1

今日は歩き回り観光の日。
連泊すると、さらっと行く日とじっくり行く日を
分けられてよいです。
含まれていた朝食もパンが柔らかくて美味しかったー。

50-2

朝食時、食堂担当のスタッフに食べ終わったら受付に行けと言われたけど
意味がわからなくて、怪訝な顔をしていたら、
そのスタッフ自ら受付に連れて行ってくれました。

なんでも、今日同じ部屋に連泊するとなると、
私以外全員男性なんだそうで、女性の相部屋に移動してくれないかと。
すんごく恐縮されたんだけど、
もちろんオッケーってことで移動しました。

50-3

フィレンツェはメディチ家により繁栄を極めた場所なのですね。
ミケランジェロやボッディチェリを庇護して
ルネッサンス開花の地でもあり・・

うーむ。この時代の作品はそんなに興味がないかもー。
もうね。2ヶ月近く宗教画見てるとね。
多分信仰してたら色んな違いを楽しめると思うんだけどね。

とは言え、
屋根の無い美術館と言われているだけあり、
町並みを歩いているだけで楽しいのでした。
ドゥーモという大聖堂も色合いが今までと違かったりして。

50-4

見物に興味がないとなると、もう食事モードですね。

ランプレドットというモツ煮込みを屋台で買ったり、
パスタを食べたり、ビールを飲んだりと食道楽。
しかし、ランチで行ったお店が、
事前に調べたお店の近所で違う店だったー。
ランチも十分美味しかったんだけどね。
ディナーでリベンジしちゃいます。あんまりお腹すいてないんだけど。

この後リベンジディナー行くとなると、
昼夜アルコール。はじめてすよ。

50日目記念ってことでひとつ。

50-5

一旦宿に戻って小休止。昼ビールはやっぱり周るわー。
夕日待ちで、ミケランジェロ広場に行って来ます。
カップルが多いらしい。
ミケランジェロのダビデ像のレプリカもあるらしい。
本物も近くにあるらしいけど、お金払わなきゃダメらしいのでいかない。

50-6

図書館潜入シリーズ。
国立図書館は、ビジターシャットアウト。
公立も、荷物預けたりとか大変そうだから入り口だけにしときました。

50-7

やっぱり今日も、フランスの鉄道ストは続いていた様子。
一晩待ってもフランス行けなかったみたい。
今、フランス旅行している人はとんだ災難でもあり、
でも却ってその土地をじっくり味わうことが出来るかもねー。

50-8

先日韓国に行った父母が、
韓国は今バブルだと言っていたけど、
なるほど韓国人率高いような気がするー。

50-9

いろんな名跡・建物の工事中率高し。
こうやって修復を繰り返して後世に残していくのだなーと。

前に東大の無料見学ツアーに行った時に
(現役東大生が案内してくれる。結構楽しいのでオススメ)。
校舎のレンガが、戦時中で物資がなくって同じ色を揃えられなくて
バラバラな色合いになっているんだけど、
今やそれが味になっていて、
新しい校舎も、コンピューターでレンガの配列をプログラムして
同じように建てたんだけど、やっぱり味気ないのをふと思い出しました。

古いものを壊して新しくするのは簡単だけど、
新しいものに味が加わっていくのは膨大な時間がかかるんだよなー。

色んな宿泊まって、昔のお屋敷の構造、結構面倒なんだけど、
やっぱり味があって楽しいもんねー。

50-10

イタリアの夕焼けは、
空全体が赤くなることはないみたいで、
七時近くなっても白々としていて
私のイメージとは違うので
ミケランジェロ広場はパス。
お目当てのディナーに行くことに。

期待に違わずおいしかったー。
パスタとワインはもちろん
前菜のカプレーゼのチーズが!!

つくづく食い意地はってるなーと。

日本人客も多くって、慣れた対応の感じ。
オリーブオイルの小瓶をおみやげに頂きました。

50-11

最初の予定ではフランスに3~4日ぐらい滞在だったので
さてその空いた期間をどこに行くか検討中。
どうせならパスを最終日まで使いたいような
ゆったりしたいような・・・。

50-12

食:ランプレドット モツ煮込み!のサンド。美味しかった!明日も行っちゃうかも!
  カルボナーラ・ビール・スープ
  ペンネ・カプレーゼ・ワイン  
  
こっちに来てパスタを食べて、
自分がいつも作ってるパスタは茹ですぎなんだと実感。

49

2010-10-13 19:44:48 | イタリア/ギリシャ
49-1

6時前の始発の様子を見るべく4:30起床。
やっぱりフランス関連の列車は運行ストップ。

ここでの私に考えられる選択肢は

1.3日連続ストはないと踏んでジュネーブ近隣を観光しつつもう一晩様子を見る

2.イタリアに戻る

まずフランスの動向が読めないし、
そんな血気盛んなところで観光するより
1ヶ月後にスペインから経由しても行けるしということで、
ひとまずイタリアに戻るとことに。

またフランスに行く時にストだったりするかもねー。
今度はチェックするよー。

今思えば、
イタリアの列車も満席ではなくって、
運行しないってことだったのかもしれないなー。
でもストライキって単語は聞いてないなー。

そして、パリにいたときの警官の多さも、
今思えば、これの影響での厳戒態勢だったのかもなー。

だからと言って、無駄足感はなく、
そりゃあ、なんだよー勘弁してよーっては思ってるけど、
このことがなかったら、
ジュネーブで同僚さんの姪御さんに再会することもなかっただろうし、

また、私、ホント政治とかニュースとか無頓着で、
今行われている政策が、将来どんなことになるかとか
ロクに考えもしないんですけど、
このように、フランスにて、国を揺るがすような事態を国民が起こしているってことに直面してみて、
フランスの人たちは考えてるんだなー、
私もちょっとは考えなきゃなーとか思わされました。

今後行動に移すかは別として。

ひとまずは、今いる国の状況はきちんと把握せねばね。

49-2

決めると、ちょっとでも早く戻ろうってことで
時刻表みたら、5:45発。

パス保有でもチケット購入が必要な列車で、
チケットカウンターのオープンが5:45から。

ダメもとで、ホームまで行って車掌さんに
「私この列車に乗りたいんだけど、チケットカウンターしまってるんですが・・」と話してみたら、

電車のなかで購入できました。
私以外の乗客は数人という悠々な状態で、
横になって爆睡したり、パソコンしたり。

これまで列車に乗ってきて、
列車で横になって寝てる人、私以外に一人ぐらいしか見てないかも。
みんな眠くないのかなー。

49-3

それにしても、昨日今日と同じルートで同じ列車を使ったのに
料金違うのはなぜ?

たとえば今回だと、イタリアから買ったときは10ユーロ。
スイスから買ったら16スイスフラン。

当日チャージ?
しかもイタリアは1等、スイスは2等なのに。

多分、各国の料金設定の違いなんだけど、
ぼられてるってことはないと思うけどなんか納得いかなーい。
せめて国際列車は統一してほしいよなー。

49-4

4時間たってミラノ到着。
40分後の列車に乗ろうとチケットカウンターに行ったら
長蛇の列。

まーじでーって思いつつ、10分前にチケット取れました。
そして乗った列車は、

どうやらビジネスマンが集団で移動しているようで、
「ファビオ」だの「ルカ」だの呼び合っていて、
おおー、イタリアっぽーいって感じです。

49-5

ミラノから2時間弱でフィレンツェ到着。
ガイドブックに載っている駅近の宿で、飛び入り、
男女相部屋で2晩宿泊決定。

そういえば、昨日のジュネーブが初予約なし宿泊だったんだねー。

で、今は、今日泊まる予定だったフランスの宿に
キャンセルのメールを出して一息ついているのでした。

私スイスにいたのに、今はイタリア。
まだお昼。

ピサの斜塔みてこよっかなー。

49-6

次の地の宿を確保してから、
ピサへ出発。

フィレンツェから鈍行で1時間半。

駅からあるくこと2キロ。

すげー、
ホントに斜めだー。

皆、斜塔を支えてるようなポージングで写真におさまってます。

チケットを購入して、荷物を預けて上ってきました。

40人ぐらいが20分入れ替えで入るんすね。

中に入るとさすがに三半規管が変な感じでグラグラ来ますが
慣れると思ったより怖くも高くもなかったです。

昔は手すりないところも歩けたと思うんだけど、
今はそんなことはやってない様子。

かの、ガリレオガリレイがこれを見ていろいろ思いついたらしいってのは
作り話説があるんですが、

ホントだったってことでいいよねーって思いました。

49-7

荷物の整理をして
明日の予定を何となく立てて、
同室の韓国の子とちょっとしゃべったり
ワインをもらったりして
なんだかいい気分で眠りにつきまうす。

49-8

フランスの鉄道はどうやら明日は運行するかもだけど、
年金改革に対する抗議は膠着状態な感じで
やっぱり長期化するっぽい。

でも日本ではそんなにニュースになってない感じ?
結構大事だと思うんだけど。
日本人真似したら困るからかなー。
ようわからん。


49-9

食:サンドイッチ・お茶
  駅ビルのセルフで、ペンネ・サラダ。安くて量が多くていい感じ。
  100%ジュース

48

2010-10-12 23:58:39 | スイス
48-1

ミラノの宿から駅までは
地下鉄乗り継ぎ一回で、だいたい40分ぐらい。

朝食も含まれていたのだけど、私が出たい時間より後なので、
ギリギリいけるかもしれないけどなーと思いつつも、
安全策をとって出発。

そして、乗り継ぎが終わり、やっぱり朝食いけたかもなーとぼーっとしてたら、
一向に駅に着かなくて、逆方向に乗っていたことが発覚し慌てて降車。

朝食とらなくて正解でした。

ちなみにミラノの駅はとってもゴージャスな感じ。

48-2

今日の予定は、
スイスを経由してフランスへ。

なぜ戻るかは明日書くとして、
一昨日のベネチアでは、この電車で、試行錯誤していたのです。

来た道戻るのもちょっとなーと思って、
本当は、トリノを経由して戻りたかったんだけど、
いかんせん本数も少ないかつ満席で無理。
で、スイスを横切って戻る形のルートを設定したわけです。

2週間しかたってないけど、ちょっと紅葉がすすんだ?
また、山を見てぼーっとしたりしました。

48-3

4時間ぐらいで、ジュネーブ到着。
2週間前が、つい最近なような、結構前なような。

ジュネーブで1時間弱待ち合わせなので、
同僚さんの姪御さんのところに顔出せるかなー、驚くかなーとか思って、
一応ベネチア名物と言われるガラス細工をお土産に、
今回は、全く迷うことなくたどり着きました。

ちょうどランチの時間で、大盛況のなか、お邪魔して、
またしてもご馳走になってしまいました。

まるでタカリ屋のよう・・・

もう少し高価なお土産にすればよかった・・

48-4

ご挨拶もそこそこにバタバタとジュネーブ駅へUターン。

・・・ここまでは順調でした・・。

さて電車に乗ろうかと時刻表をみたら、路線がなく、
よくわからない横文字が・・・

・・もしかして?

・・また?

ストライキ来たー!

恨みでもあんのか、フランスの鉄道。

そんなに労働条件劣悪なのか、フランスの鉄道。

ストライキは頻繁にあるから、気をつけなきゃっては思ってたけど、
フランスのことなんてすっかり忘れてたしさー。
いくら頻繁と言っても月イチとは思ってなかったよ。

48-5

とりあえず、今日中にフランスに行くことは難しそうということで
取り急ぎ、今晩宿泊予定のフランスの宿へキャンセルのメール。
スタバ入ったよ。高いエスプレッソ飲んだよ。

そして、先日も泊まったジュネーブの宿へ。
もう地図なくてもなんとなくで行けるもんねー。

で、宿を確保し、荷物を置いて、今図書館に来ています。

ここなら閉館まで無料でネットが出来ることも
前回リサーチ済みだもんねー。

これは私にちょっとゆっくりしなさいということだと思って、
中東の予習も出来るし、
フランスの鉄道ストライキにちょっぴり感謝・・

・・なんて思えるかーい。

48-6

・・もう、ご馳走になって、バタバタと去って行った割には
ジュネーブ一泊っていう、
なんとも格好悪い感じで今に至っておるのでした。

ご馳走になったおかげで、今晩はしのげます。
本当にありがとうございました。

そんな感じなので、父上、
駅前のお父様のお店をご訪問ください。足繁く。

48-7

そんなすったもんだで、図書館に向かう道のりで、
ジュネーブ名物、大噴水に虹がかかってました。

ちょっと力が抜けたりもしました。

48-8

今ニュースみたら、ストライキ長期化?無期限?
どうなることやら。
まあ、とりあえず様子見しかできないしね。
サルコジ政権に対して年金とか定年とか大規模なことになっているようですね。

そんななかに自分がいるんだなーと。

48-9

食:サンドイッチ・ファンタ
  天丼・おみそ汁

47

2010-10-11 04:21:31 | イタリア/ギリシャ
47-1

ゆっくり支度してヴェネチアをあとに。

月曜日だからか水上バスも空いていて、
昨日では考えられないデッキ独り占め。

いい街だったー。

ベネチアといえば、ベニス。
ベニスと言えば、「ベニスに死す」
「ベニスに死す」と言えば、マーラーの交響曲第5番第4楽章のアダージェット。
弾いたことあるんですよ。大好き。
帰ったら映画みなきゃ。

47-2

バスの中で、孫連れのお爺さんお婆さんに、フーセン犬進呈。

どうやら、私は爺さんと孫という絵面に弱い。
つい隠し撮ってしまう。

うちの父上と姪もこんな感じになるんだなーとか思ったりして。

47-3

今日は移動兼バタバタ観光。

まずはベネチアから1時間ちょいでヴェローナ。

「ロミオとジュリエット」の舞台で有名。
駅前は普通な感じだったんだけど、
10分ちょい歩くと、

デデーンと城門・アレーナ登場。
3世紀ぐらいに建てられたスタジアムで、

何がビックリって現役なんですよ。今も使用されているそうな。
おそるべし建築技術。

47-4

そして、ヴェネチアで繁栄したスカラ家の廟とか見て、
本日のメイン。

「ジュリエットの家」に行って来ました。
まるで実在したかのような佇まいのバルコニー。
ジュリエットの像の右胸を触ると幸せな結婚ができるそうで
私も触ってきたけど、
男性もすすんで触ってるのを見るとなんだかなーって感じです。

ちょっと離れたところに、ジュリエットの墓まであります。
やりすぎじゃない?

ていうかロミオのはあるの?

とか思いつつ、ジュリエットの墓近辺は改装中で、
時間も迫っているし、
そもそも、ロミオとジュリエットきちんと読んだことないし
(そんなんばかり)
駅に戻りました。

47-5

で、ギリギリ間に合って次のルートへ!って思ったら、
電車が20分ぐらい遅れていて、
なんだよ、お墓ちゃんと見てくればよかったって感じ。
さっき乗っていた電車もそのくらい遅れているので
もしかしたらって思ったんだけどやっぱりね。

で、観察していると、
結構みんなしれっと、一等車に乗ってる感じがする。
ホントに気付かないのか、言われるまでとぼけてるのかわからないけど、
検札が終わった途端、6~7割埋まってた座席が私入れて2人になったからねえ。

47-6

そして、今日の宿泊地でもある、ミラノに到着。

モードとダヴィンチの街ですね。

どっちもあんまり興味ないなー、
しかも、イタリアは月曜日が軒並み美術館などお休みなので、
夕方到着ってのもあってさらりと散策。

ミラノって言えばこんな感じのアーケードだよねーってのと、
ミラノ・スカラ座とか

「最後の晩餐」がある教会の前まで行ってみました。

スカラ座のオペラ・バレエの年間ラインナップはさすがに魅力的。

ダヴィンチコードも流行りにのらなかったしなー。

後々観に行けばよかったーってなるのかもしれないけどまあよしとしよう。

47-7

今日の宿は久々に部室チック。
しかも割り当てられたベッドと毛布が使われてるし!
まったくもう。

まあ明日早いからいいや。

47-8

食:サンドイッチ・ケバブ
  コーラ・オレンジジュース

46

2010-10-10 06:11:27 | イタリア/ギリシャ
46-1

朝食を食べて、今日はベネチア歩き回りの日。
抜けるような青空でいい感じ。

46-2

ベネチアは
運河とガラス細工と仮面の街ですね。

どの路地裏にいっても飽きることなく、
洗濯物が横切ってる感じとか。
おー、イメージ通りって感じで。

46-3

そういえば、
こちらに来て洗濯ハンガーをまだ見ていないかも。
ひたすら1本の紐に留めてます。

洗濯ハンガーは、場所とらなかったり、量をこなせる賜物なんだなーと実感。

でも1本ヒモに洗濯ハンガーつるしたら、一気にバランスおかしくなるだろうなーとか
1回の洗濯量少なくない?とか、
これ、お向かいと仲悪かったら横切れないなーとか、
どうやって洗濯ものを回収するのかとか、色々考えちゃいました。

雨とか続いたら部屋の中でも一本干しなのかしら。

46-4

駅に寄って、
明後日のチケットの予約。

昨日も行ったのだけど、満員だったので時刻表を眺め一晩練り直して再挑戦。
イタリアは、8割がたの列車は要予約なのでちと面倒。
そしてチケットカウンターは常に混雑。

2回目も、3回目も、満員です、また来てって感じ。

駅のインフォメーションのおじさんにアドバイスもらったけど、いまいちで、
結局ちょっとルートを変更することにして
4回目にしてようやくチケット確保。

つくづく、日本はサービスちゃんとしてるよなーって思ってみたり。
代替案とか出してくれるよねー。
日付間違いとかルート間違いとかもないもんねー(根に持つ人)

考える時間・並んだ時間、1時間以上は軽くつかったよ。

直前じゃなくてホント良かった。

46-5

ベネチアにはゲットーがあります。
ユダヤ人を強制的に居住させた地区。
多分だけど入りきらなくて、増築している名残があったり。

戒めのような感じでユダヤ人迫害のレリーフが展示。
きらびやかな観光地のなかにこのようなものもきちんと遺しているのですね。

46-6

水上バスの乗り心地は悪くないんだけど、
元来乗り物酔い体質の私は、
「乗る!」ってだけでなんか緊張しちゃって、
途中、ビールも飲んじゃったから、
なんだか疲労が一気に加速。

公園でまどろんだりしたかったんだけど、
眠ってしまう勢いだったので、宿に戻ることに。

またそこまで水上バスが満員だったりしてねー。

水上バス + アルコール = 危険

一つ教訓になりました。
次に生かされるか?

46-7

宿に戻ってとりあえず3時間爆睡して、
明日の準備などをしつつ。
ぼちぼち中東の予習もしなければー。

46-8

どこの国かわからないんだけど、
(多分スペイン?)
ネットのつなぎ方について何度か質問される。
なんでアタシなんだろう。

46-9

食:魚のフライ
  パスタ・茹で野菜・ビール
  バナナ・チョコ・100%ジュース

45

2010-10-09 03:42:57 | イタリア/ギリシャ
45-1

ちょっと雨降りだったのと、
ゆっくりめに起きたので、
スロベニア早朝散歩は行わず、朝食とって次の地への出発準備をのんびりと。

45-2

スロベニア。

旅に出るまで知らなかった国でした。
なんだか素敵な地でした。
朝~昼の風景をじっくり歩きたいのと、
近場に、ブレッド湖っていうそりゃあもう素敵な景観の場所があるらしいのと、
ワインがすこぶるおいしいそうなので、
次はそれメインで訪れたいかなー。

45-3

6人がけのコンパートメントを、ブラジルの女性と
二人でのんびり・・と思いきや
発車してすぐ次の駅でバスに乗り換えなさいと。
どうやら、電車が故障?

もうこんなことでは慌てなくなっている自分。
1時間弱バスにゆられ
また電車に。
今度はアメリカ人夫婦と一緒。

他にも、親子連れだったり、色々話しかけられて、
なんだか親日な電車でした。

鶴も大盤振る舞い。
やっぱり立体展開がいいんだと思う。

そしてそれからまた、一端オーストリアのvillachでバスに乗り換え。

45-4

スロベニアから、6時間ちょい。

16か国め。イタリア。ヴェネツィアに到着。
ホント水の都。
ヴァポレットという水上バスで移動。

車が無いんです。旧市街でもないのに。

いろんな街があるなー。

45-5

だんだん暗くなっていく宿周辺の町並みをちょっと歩きつつ、
夜景を見ながらワインを飲みつつ
明日以降の予定を立てつつ、ヴェネツィアの夜は更けゆくのでありました。

あたしイタリアにいるんだなー。

今更ですが。

なんだかこんだけ色々行っておいてまだ
イマイチ実感というか、リアリティが・・・。
旅してるから、常に浮き足だってるというか・・・。

45-6

バス待ちの間、休暇で来ている日本人男性とちょっと話す。
「教会多すぎだよねー」とか
「野菜少ないよねー」とか
ヨーロッパ観光疲れあるあるでちょっと盛り上がって
柿の種いただきました。

その方は、ウィーンに行かれるそうなので、
少年合唱団のノウハウを一方的に叩き込みましたとさ。

45-7

食:宿の朝食。パン・コーンフレーク・100%ジュース
  ブラジル人女性からもらったチョコ。
  バナナ・プリングルス
  イカスミのスパゲティ・ワイン

44

2010-10-08 06:37:19 | クロアチア/スロベニア
44-1

車掌さんに起こされるまで、
一回も起きることなく熟睡できまして、早朝ザグレブ到着。

今回実は、
3日前に泊まっていた宿に、大きい荷物は預けての外出。

こーゆーことも出来るんですね。

まあ、預かるけど盗まれても責任持たないよって感じで、
ロビーだったり、空きスペースに置いてくれるのです。

一応、チェーンやら南京錠やらガッチガチにしてはいきましたが、
荷物が置いてあるのをみたらほっとしたのでした。

一方で、今持ってった方の荷物だけでもなんとかなるんじゃない?
とか思う自分もいたりして。
なんせ荷物多いからさー。

44-2

そして、ザグレブ・クロアチアから、

15か国め、スロベニアはリュブリャーナへ移動。

クロアチア。

モンサンミッシェル再びな、チケット事件は勃発しましたが、
無事解決できて荷物もあって終わりよければすべてよし。

ちょっと格好つけますけど、
ほんのちょっと前に観光なんか考えられない状態だったろうに、
戦乱の中亡くなった方達、そこで生活している人たちのおかげで
今私がクロアチアを旅行できていることに感謝しなければと思わされたのでした。

44-3

スロベニアまでの電車にて
日本人のカップルが乗っていました。
お守り下げてたから、長丁場系なのかなーって感じなんだけど、
彼女の放つ言葉が
「お茶がまずい」とか「違う席がいい」とか
彼氏が気の毒になるくらい楽しくない感じ。

で、どうやら、
1等車には乗れないチケットで、車掌さんから移動を言い渡されてました。
他にもそーゆー人達結構いて、みなさんそそくさといなくなったんだけど、

その女、

「空いてるんだから、別にいいじゃんねえ」

・・・お前は、日本でグリーン車でも同じこと言えるか?言えるんだな?

彼氏は2等車に空席ないか見に行ってたんだけど、
帰ってきたら
「小学生じゃないんだから、勝手にいなくならないでよ!トイレ行ったのかと思った」

・・・どっちが小学生だよ。

結局、
「文句言われるとめんどくさいから、行こう」とか言って去っていきました。

いやあ、彼氏。マゾヒストだね。

かかわらなくてよかったーって思っちゃった。

まあそれはともかく、二人旅とかツアーって私向いてないかもってホント思うのでした。

44-4

ホントは、
さすがに、ここ数日が強行スケジュールなので
スロベニアは宿周辺を散策してまったりと・・と思っていたのですが、

トロッコで移動する鍾乳洞とか・・・
観たいじゃんってことで、

行って来ました。ポストイナ鍾乳洞。
リュブリャーナから電車で1時間。

どんだけ広いんだーって感じ。

スパゲッティやらカーテンやら
なんでそんな形になっちゃうのーって感じのやつとかあったり、
類人魚が見れたり。

特にカーテンの形のやつは、ブルボンのルマンドを思い出しました。
絶対こぼれるやつ。

トロッコも、結構スピード出てて、
座高高い人頭こすっちゃんじゃないの?っていうギリギリ加減で面白かったー。

帰り道に図書館潜入もできました。
DVDとかソフトが充実。
こっちって、レンタルシステムとかどうなってるのかねー。

44-5

私は電車では次の地の予習やら、鶴を折ってるのですが、
途中乗ってきた幼稚園児が、ガン見。

羽広げたときのナイスリアクション。

あげたら喜んでました。
完全に逆さまに持ってたけど。

44-6

宿にチェックイン。今回も予約されてなかったー。
手続きが途中で終わってたんだな。確認せねば。
無事空室があり希望の部屋に泊まれます。
今回の宿は刑務所を改築したところらしいですが、
とってもスタイリッシュ。

44-7

で、少しだけ、市街地散策。
道が広い!ゴミゴミしてない!

夕方~夜の光景しかみてないので
明日早起きできたら散歩したいかもー。でも寝ちゃうなー。

で、宿にもどりこの数日間汗かきまくりなので、洗濯したり、
食料を調達して終了。

44-8

寒暖差が激しい。
ドブロクニクは半そで短パンでもオッケーな夏。
鍾乳洞はもちろん寒くて8度。

44-9

食:クロアチア通貨消費のパン。
  バナナ・ヨーグルト・チョコレート 
  焼きそば

43

2010-10-07 17:48:16 | クロアチア/スロベニア
43-0

ドブロブニクに早朝到着。

アドリア海の真珠らしいです。

でも二日連続ハイキング・・・

43-1

6:00にドブロブニクのバスターミナル到着。
目的地の旧市街まで小一時間歩いて到着。

おー、可愛らしいーいい感じ~♪
ここもまた「魔女の宅急便」のモデルと言われているそうな。

しかも、まだ人も閑散としていて得した気分で、
ぼーっと眺めて経過。

43-2

が、しかし、よく絵葉書で見るドブロブニクの風景は
城壁がデデーンってなもんで下からじゃ見れないんだよねー。

やっぱり山の上から見ないとだめかーと、またしても小一時間かけて山登り。

ガイドブックにはロープウェイが名物だったんだけど、
爆撃されて今はなくて、タクシーか徒歩って書いてあって
なるほどねー。

それにしては
結構キレイに残ってるよねーとか思って歩いていたら
何回も機械音が聞こえてきて、

ロープウェイ動いてるし!。

復旧してたのね・・。

まあどっちにしろ、徒歩で行ってたと思うけど。

途中十字架がチェックポイントのようになっていて、
亡くなった方々を弔いつつ、上に着いたら、要塞を住処にしている
猫4匹が迎えてくれたのでした。
要塞の荒れた感じはやっぱり生々しい。

43-3

山から下りて再び旧市街へ。
人で賑わう観光地にすっかりなっていて、朝早く見ておいてよかったなーと思いつつ、
とはいえ可愛らしい町並みを堪能。
日本人も多かったなー。

43-4

バスターミナルに早めに着いてまったりしていたら、
何かがおかしい。
チケットに書いてある乗り場にバスが全然来ない。
よーく見ると、行き先と目的地が逆になってる!

昨日の、腐れスタッフめ・・・。

私も逆だなーって、気付いていたんだけど、
紙に書いて説明したし、あまりにもそのスタッフが、
「スプリット到着だよね。15:00発のドブロブニクに乗って」って言うから、
大丈夫だと思うじゃん。

若い男だったから油断したわー。
(デレデレしたってことではなく、
 こんなミスするわけないっていうイメージで)

で、慌ててスタッフに聞くと
「交換なんて出来るわけないじゃない。」みたいな感じ。
昨日のスタッフの完全なる間違いなんだよって言っても
「だーかーらー、コレ逆になってるでしょ?」みたいな、わからず屋をいなす感じにイライラ。

結局30分後のバスのチケットを買いなおし。

そんななので、身体はくったくたなはずなのに
抗議しなきゃって興奮してるもんだから
4時間半、眠りにもつかずに鶴折ってました。

43-5

スプリット到着。
その若い男は欠番らしい。
まずおばちゃんに事情を説明。

「返金できません」バッサリ。

あんたがたのミスだ!って言ったら

「明日の朝来い」。

いないっつのって言ったら

「隣の窓口へ」。

で、隣の窓口へ行ったら、90パーセントバック可能でした。

で、またさっきの窓口に行けって言うので

あのおばちゃんにこっち行けって言われたって言ったら
お金を渡してくれました。

よかったー。

なんか怒った状態になると英語上達するのかも。

今回「上司呼べ」「話にならない」まで予習したからね・・・ 

使わなくてすんでよかったよ。

43-6

まあ、一応溜飲が下がったことだしと
ちょっとだけスプリットの夜景を散策。いかにもリゾートって感じです。

そして、寝台列車。
同室いい感じのおばさんで、熟睡して終了。
やっぱりベッドはいいねー。

43-7

食:アイス・ピザ

42

2010-10-06 17:40:19 | クロアチア/スロベニア
42-0

ザグレブからバスで2時間半
世界遺産、プリドヴィッヒ湖畔国立公園にて、
マイナスイオン浴びまくり。

そこからノープランにて、
なんだかんだで、
バスを乗り継ぎ、スプリット → ドブドブニク行きのバスへ

42-1

今日の目的は、プリドヴィッヒ湖畔国立公園。
世界遺産なんだそうで、絶景ということで。
早く起きたのに、例によってギリギリにバス停到着。

2時間半の道のり。
こっちのバスは、音楽っていうかラジオが流れっぱなし。
ジュリーの曲がいきなり流れてびびる。
その後に流れたのがクィーン。

ジュリーすごいじゃん。

42-2

公園到着。
前の日が豪雨だったりして嫌な予感はしてたんですが、
雨が降ったりやんだりの曇り空。
晴れてたらもっと絶景に違いない大絶景でした。

なんと言っても、湖の透明度がどのくらいすごいかっていうと、
対岸の集団のカラフルなレインコートが小さくても
水面にハッキリ映るくらいすごい。

たくさんの湖と滝で楽しくぐるぐる3時間ちょい歩き回りました。

一時期は、戦争があったため「危機にさらされている世界遺産リスト」
だったそうですが、今はそれもなくなって。

天候はすこし残念だったですけど、
トイレポイントがほとんど無いため、水分補給もままならないなか
湿気のおかげで脱水になることもなく歩けたのでよしとしようかと。


42-3

当初は公園からザグレブに戻って、次なる目的地、
ドブロブニクまでの夜行バスに乗ろうと思っていたのですが、
昨日のチケットカウンターで、
多分「何それ戻ることないじゃない」って感じだったので
とりあえず経由地のスプリットまで乗ってみることに。
そこから4時間半でスプリット9:00到着。

ドブロブニクに早朝到着するには、スプリット1:30発。
それまで、バスターミナル付近で待つことに。
スプリットは港街。なんだかロマンチックなリゾート風。

42-4

そんな夜中に大丈夫かなーと、ドキドキしつつでしたが、
バスは30分に一本のペースで往来するので
客足が絶えることなかったのと
バスターミナルのスタッフがいるので割と安心して過ごせました。

ホームレスっぽい人もいたけどねー。
あと、クロアチアは、SOBEと言って、
自宅の部屋を宿に貸し出すのが多いみたいで、
バスから降りた途端、勧誘合戦みたいなのがはじまるわけでした。
中には、この人の家、大丈夫なんだろうか・・って感じのもあったけどね・・。

42-5

最初はドブロブニク~ザグレブまでの夜行バスで帰ろうと思っていたんだけど、
スプリットは
バスターミナルと駅が隣接していることと、夜行列車が走っていることがわかり、
鉄道パスもあるし、列車で帰ろうかなー。
でもバスより、盗難とか心配だなー。とか考えていて、
乗る予定の列車の時間の様子を見ようと待っていたら、
寝台列車があったので即決。

行きよりちょっと安くあがるわけでした。
で、帰りのスプリット~ドブロブニクのチケットもゲットして
明日は残金使い切るぞーの巻だったわけですが・・明日へ続く。

42-6

クロアチアはスプリットまでしか列車がなくって
ザグレブ~ドブロブニクまでとなると
バス(11時間)か飛行機(1時間)で行くしかなかったのです。
低価格をとるか、時間をとるかで、
空港からのバス代とかもかかるし
夜行バスにしてしまえば、宿代節約にもなるしーってことでバス選択。
もちろん2連チャン11時間バスだったら、
私の腰と疲労は壊滅するだろうとも考えての、
ハンガリーの温泉だったのでした。

とは言え、スプリットにとりあえず行ってみるっていう選択肢が
ひょっこり現れて、寝台列車発見できて良かったよ。
行きも、分散してバスに乗ることが出来たから、腰もそんなに痛くなかったしね。


42-7

途中、クロアチアのおばさんの話し声で目が覚める。
クロアチア語ってなんか切れ目がないんだよね。
マシンガントークって感じ。それを延々と。
一旦気になると眠れず、多分周りもうるさいなーって思っていた感じ。

で、片割れの人が帰ったんだけど、
もしかすると、知人でもなんでもなかった感じ?
まじで?それでマシンガントーク?
マシンガントークおばさんに国境なし。
さすがに1:30発の電車では静かで、途中パスポートチェックあるまで爆睡でした。

42-8

そういえば、
こんなに夜に外にいることも今までなかったので
星空をきちんとみたのはこの旅ではじめてかも。バス越しだけど。
空が近い感じがしました。
日本では冬のイメージのオリオン座が今見えます。
明日は晴れるなーと思いつつ、今日は終了。

42-9

食:気がつけば飲まず食わず。
  スプリットであわててピザ・ドーナツ補給。

41

2010-10-05 02:38:54 | クロアチア/スロベニア
41-1

4:30に起床。
今回特に駅から遠いってのもあるけど、出発2時間前に起きないと変に焦る感じ。

で、雨のなか宿をあとにしました。
スニーカーはあっと言う間に水浸し。

6時前なのに、結構な交通量と人通り。
安心は安心だけど、なぜに・・・

41-2

6:30発、ブダペストとはさよなら。

ハンガリーは
ペースがゆったりな感じでちょうど良かったです。
温泉効果かカラダも楽になったし。

41-3

6時間ちょいの電車移動。
6人がけのコンパートメントを独り占め。
寝たり、資料を読んだり。自由に過ごしました。

が、国境沿いでやけに停車時間が長い。
なんでだろー、電車調子悪いのかなーって思ったら、
どうやら出入国審査。
タバコとお酒の持ち込みも荷物あけてチェック。
今までの電車の出入国では一番厳密。

さっきグチャグチャになった靴下を、
新聞紙にくるんで乾かしてたら、
「コレは何?」と聞かれ、開けて見せたら笑われました。
ちょっと恥ずかしかったです。

そのせいか列車は1時間弱の遅れ、
これ、今日はパラパラだったけど満員だったらもっと遅れるよねー。
毎日遅れてるんだろうか?

41-4

そして到着。

14カ国め、クロアチアはザグレブ。

宿に到着し、とりあえず、ウォーキングルートを歩き回りつつ
明日以降のバス予約。

ところが、買おうと思ってたチケットが売ってもらえないー。

理由に、
・ルートが不経済すぎる。
・直接バスで買え。

って感じだったと思うんだけど、イマイチ自信がないー。
明日あたってみるけど大丈夫かなー。
ドキドキだー。

41-5

時刻表を眺めてみて、

ザグレブ・・・ベオグラード・・
どこかで聞いたことあるー。って思ったら、
「YAWARA!」でした。
松田さんがいないと、柔の調子が全然ダメで、
気のいいタクシーのおっちゃんが出てくる話。

しかし、あれはユーゴスラビア・・やばい、わからない、と、慌てて学習。
92年に独立して、ユーゴスラビアという連邦共和国は2003年に消滅したのね。

92年なんて最近じゃん。私15だよ。

ってことは、
私の周囲を普通に歩いている大人の人たちは、
紛争のさなかに生活していたってことだよね。

うーん、想像つかない。ホント日本は平和だね。

そんな紛争があったとは、特に感じさせず、
町並みも道路が広くて市街地にいくと
可愛らしい通りがあったり、
いきなり丘になったり、
ちょっと尾道を思い出しました。

地図持って立ち往生してると声かけてくれたり、
日本語で話しかけられたり、
そういえば、宿以外でアジアっぽい人今までではじめて見かけなかったかも。

そんなこんなで、
街中の図書館に潜入しつつ
明日以降の不安を抱えつつ、今日は終了。

41-6

食:昨日買っておいた、パン・チーズ・長ネギサンド。
  (ハンガリー人は長ネギを生で食べるそうな)
  屋台のクレープ・ジャム
  多分いわしのから揚げ・ポテト
  100%ジュース。チョコレート

40

2010-10-04 04:38:03 | オーストリア/ハンガリー
40-1

今日は例によって歩き回りの日。

ブダペストは完全なる秋~冬。
14度とか。

パーカーが手放せません。
そうそう、
ノースフェイスはアウトドア随一のブランドなんだなーって
こっちに来て実感です。

40-2

まずは、高台からブダペストを見下ろすべく、丘まで登って
下って、城に行って、
ロープウェイ代をケチってまた登っての繰り返し。

観光客も心なしか年齢層が高いような。
それと10月だと、大半の学生さんは学校はじまるしね。

40-3

ハンガリーは何となく北欧に近い感じ。
ゆったりしてて、
あと人が多すぎない感じが程よいです。
ブダとペストに分かれてたって知ってた?

ブダ側、つまりお城側の山並みにこんもりと住宅街が見えて
魔女の宅急便のイメージです。
私、この町にする!みたいな。

40-4

ホント昨日は、どんだけさびれてるんだよって思ったんですが、
今日は活気がありました。

そういえば、ベルギーの宿を経営している日本人の方が、
こっちにいると、
日曜日はホントお店もやってなくって不便なんだけどゆったりしてて、
日本は常にお店やってて便利なんだけど、
このペース知っちゃうと、日本で生活できないって言ってたなあ。

40-5

城・エリザベートの戴冠式が行われた教会、砦、
劇場街・もろもろを観て、

本日のメイン。

温泉に行ってきたのです。
この為に2泊したようなものです。

ブダペストは温泉が有名らしいすよ。
何箇所もあります。

勝手がわからず、周囲を見つつ、何回も聞きつつ
出発以来初湯舟・もちろん初サウナです。
気持ちよかったー。

別にシャワー生活はいいんですけど、
シャワーヘッドが上に据付だとちょっとアレですね。
泡切れが心配。

水着持参だったりレンタルで温水プールまでいけたのですが、
そこまでの気力やらがいまいち起きず、温泉にずっと浸かってました。
ギリギリで荷物入らなくて水着置いてきたんだよねー。
またいずれ必要になるとは思うんだけど
もうちっと物価が安いところで買おうかなと。
ハンガリーも安い方だと思うんだけどちょっといいデザインがなかったもんで。

40-6

昨日白菜を一玉買ってしまったもんで
昨晩はオイルと梅干で和えてサラダ、
朝は酒蒸し、
今晩は、こっちはパプリカが名物だそうなので
マッシュルーム・たまねぎ・鶏肉を市場で買ってスープ作ってがっつり食べました。
野菜の比率が多いとやっぱりカラダの調子がよい感じがするー。

作りすぎたんで、残りは腹が減ってるーっていう同室の人にあげました。
欧米人の味付けと比べると薄味だと思うんだけど。

40-7

そして、夜もさぞかし素敵だろーなーと想像した通り
おそろしくロマンチックな夜景を眺めにちょっとだけ外出して今日は終了。
私、夜出歩くってことがあんまりないです。
セイフティツーリストってこともありますが、
よくよく考えてみると、日本でもたまにしか夜出歩かないのだから
身の丈にあっているのかなーと思います。

夜のバーに醍醐味があるのかもしれませんが、
昼のビールも負けてないと思うしね。

今日は、なんと殿方に踊りに行かない?と誘われましたが、
明日早いし、踊りっていうカテゴリーは私にはないのでお断りしてしまいました。
行けばそれなりに楽しいのはわかるのだけど、
まあお金もないし、やっぱり身の丈がね・・・

40-8

ウィーンの宿にて
お金をケチってシーツいらない、風呂敷しいて寝るーって
一晩過ごしたら、記憶のあるかゆみが複数・・
多分ダニだー。

でも大丈夫。引越し前にやられてるから
塗り薬に不自由してません。
一晩で治りました。

40-9

食:白菜の酒蒸し。レバーペースト。
  クロワッサン・ココア・チョコバー
  野菜スープ・サラダ

39

2010-10-03 11:14:01 | オーストリア/ハンガリー
39-0

日本は午前11時。
オーストリアは午前4時。

さすがにラウンジも閑散としています。

万が一、子を持つことがあったなら、
その子が世界一周したいって言った時に、
笑顔で送り出せる親でありたいなって思います。

父上、お誕生日おめでとうございます。

4時間後にウィーン少年合唱団だー。

あ、フジアニ父上、マサル様お誕生日おめでとうございます。

39-1

朝4時に父上に誕生日コールをして2度寝。
7時に起きれたから良かったけどアラームに気付かなかったらしい。
いかんなあ。
ちなみに、私は解約済のケータイのアラームを使ってますが、
時刻が日本時間だから、設定がちょっとめんどくさいのでした。

39-2

ヨーロッパはたいてい日曜日はお店が閉まっているので
人通りが少ない中、王宮の礼拝堂へ。
王宮付近は観光客が早くからいるけどね。

39-3

礼拝堂到着。
おそらく合唱団のOBではないかと思われる青年たちが案内係で、
劇場で言うところのいちばん上にある見切れ席に案内される。
何しろ最安値ですからね。
モニターでミサの様子は見ることが出来ます。

そして時間になって、神父さんたち入場。いよいよスタート!
少年合唱団だけじゃなく、
なんか色んなおっさんがまず歌いだし、しかも上手。
おっさん達もOBなんだろうか・・?

そして、カメラが上に移動し
生演奏の弦楽器・パイプオルガンと共に、少年合唱団登場!
おそろいのセーラー服~

かーわーいーいっていうか、
結構みんなフリーダム。
最前列とか年長っぽい子以外は、
よそ見したり、隣の子と目配せしたり。
まあ、彼らにとってはクラブ活動みたいなもんだもんね。
友達と会えてうれしいよね。
その気取りがない感じがまたかーわーいーいって感じなんだけれども。

とは言え、歌声は天使。
欧米・アジア・アフリカ、人種も多様。(イメージ的にはみんな金髪)。

間に、神父さんのお話やら、
神父さんから、お菓子?を頂いて食べる儀式があったり、
(見切れ席にも来てくれる。)
隣人を愛せよ的なことで、周囲と握手したりと、なかなか興味深かったです。

ミサ中にも結構歌って、
ミサ終了後にも1曲歌って、
外に出たら、多分ローテーションで決まっていると思われる子供さんが2人、
写真撮影大会が行われていました。
他の子は親の送迎でそそくさと帰ってました。

5ユーロでこれはお得だと思います。
モニター越しじゃなくて
高い料金で見ても良かったかなーとか思わないこともないけど、
だったらミサ抜きで合唱団メインで見たいしね。
まあ35ユーロは有り得ないね(まだ言ってる)。

39-4

地元の人ってこれ来てるのかなー。有料だし。
さすが観光客多かったねー。日本人然り。
でも毎週演目違うから、それ楽しみに来てる人もいるんだろうなー。
結構満員だったし。

39-5

私の後ろに2~3歳くらいのコドモ連れの夫婦が来ていて、
明らかに観光客だったんだけど、
もうこの時点で嫌だなーって私は思っちゃうわけですよ。
だって、黙っていられるわけがないもん。

案の定その子はミサだの合唱だの関係なしに喋っちゃう。

親も注意はするんだけど、そりゃ繰り返すわな。
で、その内、小さい声の時は注意しなくなって。

その子は悪くないよね。連れてくるバカ親が悪い。

神の御前で心を広く持たねば・・って思いつつも、
やっぱり無理だーって感じで、
幸いにもその子は大人しい方で、後半は寝てくれたから良かったのですが。

そのバカ親にしても、私と同様、
5ユーロで合唱団が聞けるまたとないチャンスだって思ったに違いないし、
気持ちはよくわかるんだけど、なんだかなー、ですな。
せめて交代で、子供連れて廊下に行って演奏聴くとかしてよーって思っちゃいました。

私、昔、舞台を見ていた時に、
難しい内容だったから前に座ってた子供が飽きちゃって、
しゃべりだして、
我慢できなくて、椅子を蹴ってしまったことがあるんですが、
子供が周囲に迷惑をかけることが容易に想定出来る状況で
自分の欲求を満たすバカ親ってホントに嫌だ。
注意すらしないなら超バカ親。

それで、子供がいるからやりたいことが出来ないとか言うなら
子供つくるな。
可愛さに免じてとかそーゆーの大っ嫌い。

・・ま、こーゆー場でまったくじっと出来ないってのは
まんま自分がそうだったし、
自分もさぞかし、殺意を抱かれる子供だっただろーなーとか、
神父さんの全く言葉のわからない説教を聴きながら
こんなことを考えたりしたのでした。
一応、補足しますが、私の父母は、子供の粗相には容赦がない、
決してバカ親ではなかった・・と、思ってますがどうなんでしょう?

39-6

そして、ウィーンから3時間ちょい。
またしてもレイルジェットで、13か国、ハンガリーです。

現時点での私のハンガリーの知識。
ハンガリー狂詩曲。
「ハンガリーに独立を!ハプスブルグはウィーンに帰れ!」
・・・
図らずも、ジュネーブ~ウィーン~ブダペストと、
エリザベートを辿る感じになってます。

39-7

旅40日弱で学んだこと。
外国では、謙遜とか遠慮とか、何の美しさもない!
ちゃんと主張しなきゃ!ってことです。

じゃないとホント伝わらないし、
そもそも、向こうは、言語表現に敬語がしっかりとありませんから、
図々しいとかもないんじゃないでしょうか?

「本意ではないけどまあいいや」じゃとにかく、損してばっかり。
相手側にそんな心の機微を汲み取るっていう頭がそもそもないのだから、
それが良いとか悪いとかじゃなく。

39-8

ハンガリーはブダペスト到着。

日曜だから余計にだけど、
駅周りは、今までで一番さびしげかもー。
降りてすぐ、ホテルやタクシーの勧誘に逢いつつ
結構歩いて宿到着。
だんだん人通りもあって一安心。

宿はなんだかお屋敷をホテルにした感じでオシャレ。
ドアの開け閉めに戸惑い人の助けを何度か。

同室になった人たちは、アメリカ、スペイン、もろもろいて
オンラインで勉強しながら趣味のタップをやって旅しているって人もいました。

スペイン人の人も仕事で1年日本にいて、
色々言ってますがよくわかりません。

ともかく色んな人がいるのです。

で、私はなんだか閑散としているし、もう1泊する予定だしってことで
買出しして、
サラダをむしゃむしゃ食べて
まーったりと過ごすのでありました。

1週間~10日に1日ペースでこんな時間が欲しいですね。
まあ、電車でも相当まーったりしてるけどさ。

39-9

食:電車の中で食べたトルコライス。
  ジュース・チョコ
  パン・ハム・チーズ
  白菜サラダ(野菜をむしゃむしゃ食べたくて初自炊)

38

2010-10-02 02:06:53 | オーストリア/ハンガリー
38-1

今日は、歩き倒し観光。
それと、ウィーン名物、シュニッツェルを食べることを二大目標に出発。

38-2

まずはシェーンブルン宮殿。

「エリザベート」を観ている身としては押さえとこうかなと。

鏡の間ってホントにあったんですねー。
鏡のドアとかはないけど。

華美ではあるんだけど、
ゴテゴテ加減が過剰すぎない気がするのは、
私、前回見てる城が、ルードヴィッヒⅡ世の城だからかしらね。

で、裏の庭園に回りました。

あのね、宮殿の前の広場も大概広いのよ。
こんなに広くてどうする?ってぐらい。

・・・庭園は、その100倍と思って頂きたい。

そりゃ国民飢えるわ。

ギロチン文化がなくてよかったね。オーストリア。

・・デジャブっていうかコピペです。

なんだろう。
そりゃ価値観が違うだろうね。
庶民の気持ちで物事を考えられるわけないと思いますよ。

校庭ぐらいの広さで「は?それ庭って言わないから!」みたいな。

ぜーんぜん関係ないんですけど、
先日お店を経営している同級生と話していて、
六本木住みたいとか、誰それがお金を持ってる貯金がどうだとか、
私には全く面白くなく魅力のない話を延々と聞いていて

あー、この人と話が噛み合うことはないだろーなーって
遠い目になったことをふと思い出した感じです。

ここからベルサイユ宮殿に嫁いだ、マリーアントワネット。
そりゃあ、パンが無ければとか言うよ。
貧しさ以外はなんでもあるもん。

庭園自体は、ベルサイユより凝っててクドくなくって感じでしょうかね。
まあ、壮大なことは確かです。

38-3

ちょうどお昼時に
シュニッツェルのお店へ行ったが激混みで、

よそを周ってから1時間後再び行ったら入れました。

地球の歩き方に載っている店なので
日本人もチラホラ。

洋風カツレツ。皿からはみ出ていますが、薄いのでご心配なく。
それにしてもビールと共に、ペロリと平らげてしまう自分、ちょっと・・・

また、レモネードとまざった、ラドラーというビールが美味しかったー。

会計のとき「チップが含まれてません」って言われあわてて
ジャラジャラ銅貨を渡したら「多すぎます」って返されました。
もう恥ずかしくも何とも無いです。
だってわかんないもん。

38-4

図書館潜入シリーズ。パート15(推定)。

ウィーンの国立図書館は、博物館になっていて、有料ぽいのでパス。
公立の図書館に。
地下鉄の建物の2階にありました。
スタイリッシュです。

そしてさすがというか、音楽関連のソフトが充実しているような。
老若男女でにぎわっていました。

38-5

クンストハウス
フンデルトヴァッサーハウスへ。

デザイナーズマンションというか。
なんか、コドモの頃に描いた家がそのまま
現実になっちゃったーみたいな。
おしゃれで楽しげな感じです。

しかも後者は市営住宅。

なんでもフンデルトヴァッサーデザインの建築。
大阪にもあるそうで、そっちも観てみたいなー。

38-6

ホーンブルグ王宮・シシイ博物館へ。
時間もあったし行っておこうかなってことで。

えーとですね。ここはですね。

ミュージカル「エリザベート」を好きな人なら、
絶対行って損はないと思います。

シェーンブルン宮殿より断然こっちです。

日本語のオーディオガイドもあるしすごく面白い。

っていうか、製作陣は、絶対ここの博物館見てインスピレーション湧いただろっていう。
真相はわからないけど。

何が面白いって、
お土産にあんだけポートレートを取り上げといて

悲劇のヒロイン演出もさほどでもなく
エキセントリックな面をむしろ強調して紹介していました。
有名な肖像画やデスマスク、ジュエリーのレプリカ、
体操の部屋とかお風呂とか見たいものは大概こちらで見れます。

それと、ハプスブルグ王朝滅亡に伴って、今まで使っていた食器とかが
そのまま国のものになったそうなのだけど
まあそのコレクションも大概ですよ。
伊万里焼もありました。

38-7

つくづく思ったのは、

ウィーンは音楽の都じゃないぞ!

芸術の都だなってことです。

そりゃ、音楽の溢れ方もハンパないですが、
アートだって負けてない。

王宮近くに、ミュージアムクォーターっていう、
博物館・美術館・イベントスペースがあるんですが、
ここはそれらにプラスしてコドモが主役のスペースもきっちりあるんです。
必要に応じてって感じじゃなく。
で、なんとなく大人もいて楽しい、みたいな。

それが押し付けがましさもなくってなんか素敵だなーって思いましたね。

38-8

今日は久々にガンガン歩いた感じ。
今調べた、乗り物に乗ってないのが6日ぶりなんですね。
まあお釣くるぐらい食べてるんですけど。

38-9

食:バナナ
  シュニッツェル・ジャガイモのスープみたいなやつ・ビール。
  焼きそば・コーラ

スーパーが早くしまって100%ジュース買えず。明日飲む!