***

2010-2011 カタギ-ヒトリタビ-ニート

48

2010-10-12 23:58:39 | スイス
48-1

ミラノの宿から駅までは
地下鉄乗り継ぎ一回で、だいたい40分ぐらい。

朝食も含まれていたのだけど、私が出たい時間より後なので、
ギリギリいけるかもしれないけどなーと思いつつも、
安全策をとって出発。

そして、乗り継ぎが終わり、やっぱり朝食いけたかもなーとぼーっとしてたら、
一向に駅に着かなくて、逆方向に乗っていたことが発覚し慌てて降車。

朝食とらなくて正解でした。

ちなみにミラノの駅はとってもゴージャスな感じ。

48-2

今日の予定は、
スイスを経由してフランスへ。

なぜ戻るかは明日書くとして、
一昨日のベネチアでは、この電車で、試行錯誤していたのです。

来た道戻るのもちょっとなーと思って、
本当は、トリノを経由して戻りたかったんだけど、
いかんせん本数も少ないかつ満席で無理。
で、スイスを横切って戻る形のルートを設定したわけです。

2週間しかたってないけど、ちょっと紅葉がすすんだ?
また、山を見てぼーっとしたりしました。

48-3

4時間ぐらいで、ジュネーブ到着。
2週間前が、つい最近なような、結構前なような。

ジュネーブで1時間弱待ち合わせなので、
同僚さんの姪御さんのところに顔出せるかなー、驚くかなーとか思って、
一応ベネチア名物と言われるガラス細工をお土産に、
今回は、全く迷うことなくたどり着きました。

ちょうどランチの時間で、大盛況のなか、お邪魔して、
またしてもご馳走になってしまいました。

まるでタカリ屋のよう・・・

もう少し高価なお土産にすればよかった・・

48-4

ご挨拶もそこそこにバタバタとジュネーブ駅へUターン。

・・・ここまでは順調でした・・。

さて電車に乗ろうかと時刻表をみたら、路線がなく、
よくわからない横文字が・・・

・・もしかして?

・・また?

ストライキ来たー!

恨みでもあんのか、フランスの鉄道。

そんなに労働条件劣悪なのか、フランスの鉄道。

ストライキは頻繁にあるから、気をつけなきゃっては思ってたけど、
フランスのことなんてすっかり忘れてたしさー。
いくら頻繁と言っても月イチとは思ってなかったよ。

48-5

とりあえず、今日中にフランスに行くことは難しそうということで
取り急ぎ、今晩宿泊予定のフランスの宿へキャンセルのメール。
スタバ入ったよ。高いエスプレッソ飲んだよ。

そして、先日も泊まったジュネーブの宿へ。
もう地図なくてもなんとなくで行けるもんねー。

で、宿を確保し、荷物を置いて、今図書館に来ています。

ここなら閉館まで無料でネットが出来ることも
前回リサーチ済みだもんねー。

これは私にちょっとゆっくりしなさいということだと思って、
中東の予習も出来るし、
フランスの鉄道ストライキにちょっぴり感謝・・

・・なんて思えるかーい。

48-6

・・もう、ご馳走になって、バタバタと去って行った割には
ジュネーブ一泊っていう、
なんとも格好悪い感じで今に至っておるのでした。

ご馳走になったおかげで、今晩はしのげます。
本当にありがとうございました。

そんな感じなので、父上、
駅前のお父様のお店をご訪問ください。足繁く。

48-7

そんなすったもんだで、図書館に向かう道のりで、
ジュネーブ名物、大噴水に虹がかかってました。

ちょっと力が抜けたりもしました。

48-8

今ニュースみたら、ストライキ長期化?無期限?
どうなることやら。
まあ、とりあえず様子見しかできないしね。
サルコジ政権に対して年金とか定年とか大規模なことになっているようですね。

そんななかに自分がいるんだなーと。

48-9

食:サンドイッチ・ファンタ
  天丼・おみそ汁

35

2010-09-29 04:24:43 | スイス
35-1

ゆっくりめに起床。
同室のもう一人は、なんとも可愛らしい男子でした。
「ハイ」しか言ってないけど。

35-2

チェックアウトまでの1時間で、
クール観光。
オールドタウンは30分もすれば周れるくらいのコンパクトさ。
可愛らしい感じで、
図書館も言われなければわからないくらい普通のお屋敷チック。

この後の、ザンクト・ガレンもそうなんですが、
妙にオブジェや噴水が私のツボに入りまくりでした。
顔!みたいな。

35-3

クールからのアルプスの眺めも抜群。
そこから移動すること1時間ちょいで、
ザンクト・ガレン。
これまたコンパクトな旧市街。
ビール瓶博物館とか、劇場をチラ見。
「蝶々夫人」が上演されてるみたいなんだけど、
多分日本のリサーチ浅いと思うの・・・

先日お世話になった同僚さんの姪御さんに
私が図書館巡りをしていることを話したら
ザンクトガレンの修道院図書館が世界遺産になっていることを、
教えていただいたので、

こりゃ行かねばと。

その前に、
二つの違う図書館も訪ねて、
通算13軒め。
スイスだけで5軒目。

良いペースです。

35-4

で、その世界遺産。

そりゃ世界遺産だよ。
古いので、靴の上にスリッパを履いて入場。

天井にフレスコ画。
それ以外は全部本。

イメージ的には、ディズニーの「美女と野獣」の図書室が
ちょっと近いかも。

昔の修道士はひたすら写本してたんだねー。
夜中も鐘鳴らして。

35-5

どこの国にも絶対にあるものの違いを観るのって楽しいですね。
信号、トイレ、駅・・・

たとえば、時刻表。

黄色と白い紙の2種類あって、
これまでの国では、黄色は日曜日の時刻表、白は平日の時刻表だったんだけど、
スイスは、黄色は出発時間、白は到着時間とか。

私の場合、図書館と100%ジュースと郵便は各国利用しているのですが、
複数国旅をする時なんかテーマ決めると面白いかもね。

ビールとか特にね。

35-6

ザンクト・ガレンからまたまた移動すること1時間ちょい。

本日の宿泊地。チューリッヒに到着。

チューリッヒの私の知識。

空港がある。

・・保険・・

35-7

スイスという都市はどこも古すぎず、色合いが薄め。
そして大らかな感じ。
で、水がドコドコ湧いております。

チューリッヒは派手さはありませんが、
大聖堂のステンドグラスが、一風変わってたのと
丘からの眺めが、力が抜けてよかったす。

35-8

そしてディナー。
もう、スイスは仕方が無いと自分に言い聞かせ、
食べました。

チーズフォンデュ。

はじめて食べた。

私がチーズフォンデュなるものをはじめて知ったのは、
今から20年ぐらい前の
「明星」の記事でした。
「MYOJO」じゃないよ。

ウィンクの二人がさ、どっかの別荘に行くみたいな感じで食べてたんだよねー。

それまで、食べる機会がなかったわけじゃないけど
どうせチーズだしとか思ってて、

今回はじめて食べることとなりました。

いやー、パンにチーズだけなのに、いくらでもいけるね。
ワインともあうしねー。

35-9

スイスフランを使い果たすべくスーパーへ。

果物を沢山買いました。
買い方もツェルマットで周囲の人に教えてもらったから大丈夫。
量り売りで
果物の番号を押して、バーコードシールを貼るのです。

さすがにしばらくは果物生活です。
まあすーぐ食べちゃうと思うけど。

35-10

スイスはなんだか不思議な国です。
ちょっと移動しただけで、フランス語だったりドイツ語だったり。
物価もなんだかべらぼうに高いし。
雄大な自然と、セレブリティとビジネスが同居して。
古すぎず新しすぎず。

まあともかく食べ物がおいしくて楽しい!

35-11
食:プリングルス。辛いって書いてあったけどそんなでも。
  コーラ・チョコ・100%ジュース・バナナ。
  サラダ・チーズフォンデュ・ワイン。

34

2010-09-28 00:55:21 | スイス
34-0

4時に起きて、始発でツェルマットを発ち、

口笛が何故か遠くから聞こえる場所へ。

昨日は今日に備えての悪天候だったのだと確信。

腹減ったー。

34-1

氷河急行ならぬ、氷河鈍行に乗ったのでした。

氷河急行についてちょっと補足。

・氷河急行はツェルマット~サンモリッツ間を
 パノラマビューなガラス張りで走る列車。

・急行といっても、細かい駅を飛ばして走行するぐらいで、
 速度は遅い。

・食堂車などついて、とってもゴージャスでチケットも高価で観光客に大人気。

・走行は往復1日1回ずつ。

で、
・乗り換えが何回もあるけれど

・各駅停車だけれども

・出費が最低限に抑えられて、

・全く同じ路線を走り、

・目的地に2時間早く到着する

鈍行を迷わず選択したのでありました。5:39発。
駅まで真っ暗で人通りなくってちょっと怖かったー。

34-2

当初、私は鈍行はパスだけで行けると思っていたのだけど
どうやら乗車券購入が必要。

そういえば、ある区間は25%オフとか書いてあったわ。

って思ったんだけど、
昨日私何にもお金払ってないんだよね。

ってことは、パスのことよくわかってないスタッフだったんだね。

ラッキーっつうか、ゆるいっつうか。

34-3

そんな思わぬ?出費でちょっとダメージを受け、
しかも、7時くらいまでは真っ暗だし
明るくなってもやっぱり霧とか曇りとかあるし、

つくづく、アルプスには縁がなかったんだなー。

ま、どうせ山だけでしょ?と開き直りつつ、

ある区間、長いトンネルがあって、
うたた寝して、目が覚めたら・・・

雲と霧が消えて、アルプスが!

山だけでなんでこんなに魅せられるんでしょう?
馬鹿にしてごめん。

ってことで、そこからは降りるまで飽きることなく山々を眺めていました。

34-4

ツェルマット → ヴィスプ → アンデルマット → ディステンティス → クール

と3回乗り換えでした。

急行だと乗り換えなしでいけますが、

私の場合、時間的にもガラガラで、
両方の窓から、かわるがわる写真を撮ることができたし、
(多分急行だと指定なので出来にくい)

何より、腰痛持ちなんで、横になったり
姿勢をたびたび替えることができたし、

そして全然安くあがったしで、
鈍行でお釣が来るくらい満足っす。

クール→サンモリッツ間がこれまた良いっていうか、
よく写真に出てくるところで、
私は行きませんでしたが

鈍行でこんだけ満足で、
急行でどんんだけのクオリティ?とか興味深いところではありますが、
いずれまたのお楽しみにしましょう。

34-5

特に長さを感じることなく12時すぎにクール到着。
(急行だと14時到着)

スイス最古の街だそうですが、そんな感じはあまりせず、
コインロッカーに荷物を預けて
2駅離れたマイエンフェルトへ。

日本人のご夫婦と一緒でした。
2週間ぐらいかけてスイス中をトレッキングしているとか。

そしてなんと、しゃべってる間に
マイエンフェルトに到着し、ちょっと電車走り出す。

「やべっ」って感じで挨拶もそこそこに、
電車から飛び降りました。

こっちの電車は手動で開いちゃうやつがあるんだよねー。
(ボタン式のもある)
よく映画で走りながら飛び乗るシーンあるけど、
「おおー」って思いつつ。

34-6

マイエンフェルト。

口笛がなぜか遠くから聞こえるところです。

あの雲がなぜか私を待っているところです。

ベルギーでフランダースの犬行って、
イギリスでピーターラビット行って

スイスにいたら、
行くしかないでしょー。

アルプスの少女ハイジ。

駅に着いて、若干適当な地図と矢印に沿って
歩くこと30分ちょい。
(またそこまでのブドウ畑が素敵)

草原が見えてきて、カウベルが聞こえてきてハイジの家到着。

ハイジの家が再現されています。
結構お客さん色んな国から来てました。

ハイジの家は小さくて可愛らしいのだけど、
ハイジとペーターとおんじのマネキンにギョっとします。
ちょっと怖って思いつつ、
おー、アニメと一緒だーと嬉しくなる。

で、たいていの人はここまでみたいなのですが、
ハイジのエピソードと共に
山の上までのハイキングルートがありまして、

所要2時間
行くしかないだろと、出発。

・・これがまあ、気軽に行ける感じじゃない上り坂。
あたし、ホント昨日ハイキングしてなくてよかったよ。
2連チャンではさすがに出来なかったよ。

チェックポイントは12個ぐらいあって、
5~10分に一つの間隔で
「ペーターがクララの車椅子を壊した場所」だの
「おんじとハイジの休憩場所」だの
木彫りのオブジェが出現。

この木彫りがまた・・
しかし、疲労して、心が折れるタイミングで現れるので
なんだか救われるという。

そして最後。
おんじの夏の家がゴール!
そこはレストランになっていて・・・

そしたら、なんと留守?休み?
ドアにケータイ番号が。

最後の最後がこれかいー。まあ私らしいかなーって思ってたら
フェレットがいたんです。
多分。

5分くらいの膠着状態でなんとかとれた画像。
小さいけど。

で、満足して、山を降りました。

ウィキによると、ハイジははじめてロケハンが行われたアニメなんだそうで、
町並みから山まで

そうそう、こんな感じだったよねーって感じでした。

演出:高畑勲
場面構成:宮崎駿 

ゴールデンコンビだもんねー。帰ったらまた見直したい。

でもしかし、こっちのハイジの家は、アニメのことはひた隠しっぽい。
各国で本になってますとか紹介されてんのに
アニメには全く触れず。

アニメみて世界の人が訪れてると思うんだけどなー。

とは言え、楽しかった!

34-7

クールに戻って宿にチェックイン。
お洒落な感じ。

で、20近いベッドなんだけど、
私入れて2人しか利用してなくてなんだかラッキー。
壁隔てて、好きに出来ます。

しかも、ビール一杯がウェルカムドリンク!
併設されてるスポーツバーでスイスビール初体験。
コクがありました。

スポーツバー、初めて入ったよ。
サッカーとホッケーやってました。
もう入ることはあるまい。

34-8

ハイジの山を登ってる時点で、
今日は旨いもの食ってやるー。
スイスはスタバでもマックでも高いんだから
どうせならいいもん食ってやるー。

ってことで、クチコミサイト1位のお店へ。

地元の人も続々来ていたので本物かと思われます。

雰囲気もよくってお肉がやわらかいー。
日本語メニューもありました。

もう、節制とか言わないんだー。なーんつって。

34-9

宿に戻ったら気がつけばパソコン途中で寝てました。
財布とかパスポートも出しっぱなし。
無防備すぎるなあ。いかんいかん。

今、夜中の3時。
シャワー浴びてまた寝ます。

34-10

食:チョコバー・バナナ・100%ジュース
  サラダ・仔牛のステーキ・ニョッキ・フルーツ
  ビール!

33

2010-09-27 21:43:50 | スイス
33-1

香港のおばさんの話し声で目が覚める。
ちょうどよかったけど。

やっぱりアジア圏の言葉だから余計気になるのかもしれん。
他の欧米の言葉でずっとしゃべられてても、何とも思わないんだけどなー。

ちなみに、誰かが言ってたような気もするけど
フランス語と東北弁はちょっと似てると思う。

街を歩いていて全く違う言葉なのについ振り返ってしまうことが数度ありました。

33-2

雪がうっすら積もっていて、あいにくの曇り空。
まあ、一応行ってみようかと列車に。

アジア人率高し。
日本のツアーもありました。
そこのツアーガイドの話を聞いていると
「本来ならここからハイキング」とか言ってるので
やっぱり、歩けないねー。歩いたら遭難だねの様相。

上に着いて
ホワイトアウトっぽい状態で
セントバーナード犬を見て
(観光用。ブランデー樽提げてる。でかい)
ハガキを出して早々に降りました。

マイナス5℃だったよ。
スパッツ・帽子・手袋が初出動。

ただ靴がないので、もうスニーカーの中はしもやけ状態。
まだ9月なのにね。

ちなみに写真のテーマは
「ここ、ホントは絶景ポイントなのにー、くーっ!」です。

33-3

昼過ぎから下に降りると晴れ間は見えるんだが、
山のあたりはやっぱり雲で隠れていて

これは、私、明日早起きだし、
今日はゆっくりしなさいってことだと思って

スーパーで食料を調達して、
宿に戻って寝なおしました。

旅をはじめて、昼間出歩かないのほぼはじめて。
こんな日もあるってことで。

明日は景色見るだけでも晴れてればよいなー。

33-4

明日のリサーチや、父母と話しつつぼーっと終了しそうです。

夕方ちょっと近場散歩すっかな。

今日行動が一緒だった中国の女性は、
2週間ちょっとの休暇でこっちに来ているそう。
他の地では天候に恵まれるといいねー。

それと、香港のおばさん、うるさかったねーで盛り上がりました。

33-5

近場を散歩してみる。
ツェルマットってところは完全リゾート仕様な感じ。
ホテルの作りが可愛い。

しかし途中から雨降りで帰室。
今日はやっぱ休めってことだなと。

33-7

食:バナナ・チョコバー・チップスターみたいなやつ。100%ジュース。
  中国の女性からプラムを頂きました。

32

2010-09-26 02:58:58 | スイス
32-1

早めに朝食を食べて、
カードとかお金の使用状況を調べるべく、
ネット代を払って、ちょこちょこやっていると、
日本人のおばさんが、ここぞとばかりに色々聞いてくる。
困っているのはわかるのですが、
あなたを手伝ってる間に私のネット接続時間も減ってるんですけどー、
と思いつつ、にこやかに手伝う。

「宿のPCだから、いつも見てるお気に入りがわからない」

そりゃそうだ。

「パリに行きたいけど、宿が高い、どうしようね」

知るかっ!と思いつつも、私がパリで使っていた宿を紹介したり、入力を手伝う。

そして、何だかんだと全部終わって言われた言葉。

「よかったー、あなた慣れてるね、あたし練習してないから。」

このやるせないモヤモヤ・・・

その上、そのおばさんは、クレジットカードを置きっぱなしで去っていかれ、
私をソワソワさせたのでした。
無事お渡しできましたけど。

これ、私がネットで、自分のやりたいこと出来てなかったら
クソババア昇格でしたよ。まったく。

なんか・・、旅の恥はかきすてって言うけど、
私なんて可愛いもんだなって思った次第。

そして私も大概だと思っていたけど、そのおばさんレベルでも
旅行できてるってことなんだから、ちょいと自信がついた次第。

32-2

色々な残高を見るにあたり、思ったよりお金を遣った感が。
やっぱりイギリスぐらいからちょっとタガが外れたよな。
節制せねばーっては思うけど、
食は削れないなー、観たいものは観たいしなー。

ヨーロッパは物価が高いしねー、
とか言い訳しつつ、旅も慣れてきたことだし調整しやす。

32-3

撮りそびれていた花時計の写真を撮ったり、
ジュネーブを見納めしつつ、
一昨日ご馳走になった同僚さんの姪御さんのご家族とランチ。
私一人だったら絶対に入らないようなお店にて
またしてもご馳走になってしまいました。

旅をしていて人の温かさに触れる度に思います。

私、日本で道に迷ってる外国人がいたとしてもまあ声かけないし、

仮に友達の知り合いが来るからよろしくって言われたとして
社交辞令で終わってしまうと思うのです。

今度からは、
私がそうされてとてもホッとしたように
私もそんな風にできたらと思います。

本当にお世話になりました♪

実はご自宅まで歩いて行ったこと恥ずかしくて隠してたんですが、
ブログをお教えするにあたりカミングアウト。やっぱり恥ずかしい。
でも歩くの苦にならない人なのでご心配なくです。ホントに。

そしてミソジン!あなたのこと勿論覚えてるよーってよ。

32-4

そんなジュネーブから、電車に乗り次の街、
ツェルマットへ。
マッターホルンがあるとかなんとか。

電車からの景色も、
今までは、なだらかな平原に線路が通ってるって感じだけど、
今回は、もう山っていうか崖っていうか。
途中までは片側は湖だったり。
向かいに座っているサラリーマン風な人が、
昨日あの2000メートルの山が初雪だったんだと教えてくれる。
そういえば姪御さん、ツェルマットも雪だって言ってたなー。
4℃だって言ってたなー。

車窓からみた、ローザンヌ・モントルーはやっぱり可愛らしい感じでした。
ちょいちょい見えるブドウ畑も素敵な眺めでした。
場所によっては世界遺産のはず。

32-5

ツェルマットおよび宿到着。
さすがに涼しいっていうか寒い。
家の作りが一気にメルヘンチックに。
なんか窓、多すぎじゃね?ってぐらいな作りだよね。

宿、暖房がガンガンきいています。

ノープランで入ったのですが、
中国の女性が一人で来ていて、
明日ハイキングご一緒することになりました。

すんごい沢山コースあるのですけど、
彼女オススメのコースに便乗。

それと
クレヨンしんちゃんのキーホルダーが付いているバッグがあったので
日本人かと思いきや、香港の親子連れ。
香港でも有名なんだねー。

32-6

2週間ぶりにお金と時間を気にせず部屋でネットできる環境になりました。
明日のハイキングに備えつつ
まったりして今日は終了。

32-7

まったり・・と思ったら、
香港のおばさんがずーっとしゃべりっぱなし。
興奮するとボリュームアップ。
そしておそらく自覚がない。
推察するに、中国人の女の子がにこやかに話しかけてくれるので
嬉しいのだと思われます。
家族は少しスルー気味。

なんか今日はおばさん運が悪い。

32-8
食:宿にて、コーンフレーク、ジャムサンド、オレンジジュース
マックでピスタチオ味のシェイク。日本にないよね?
  (しかもマック、ケータイないとネットできない)
  ムール貝、お肉、レバー・マカロン・・そしてワイン♪

山では修行僧モードに入ります。

31

2010-09-25 20:34:17 | スイス
31-0

スイスはジュネーブ。
あんまり周ることないよーと言われつつも

地図の経路どおりに歩いていたら結構楽しかったりして。

ジュネーブは国連があったり、ビジネスとかセレブ御用達な感じですかね。

スイスのスタバより。ネットはタダだが、なんか値段が高いような気がする。

31-1

今回の宿はなんだか大規模。
老若男女、たくさんおります。
つくづく日本ではユースホステルって馴染みがないよなーって思います。
一度父母もやってみるといいよ。
相部屋じゃなくもできるしね。
で、朝食をもりもり食べて出発!

31-2

昨日インフォメーションで渡された地図に
ウォーキングルートらしきものがあるのでその通りに歩くことに。

最初のルートは、国連とか赤十字とか世界の機関が中心。
学術的な感じ。
四方八方自分しかいないって時があって、
ちょっとテンションあがる。

赤十字のマークは、イラクの兵士に気遣って、二つあるって知ってた?
三日月のやつもあるんだよ。
で、なんか怖い兵士の群像がいきなり現れて「怖っ」ってなったりしました。

途中アリアナ博物館っていう陶芸とガラスの博物館。
無料で思わぬ収穫。
すんごく可愛い、おそらく東洋の
猿が囲碁しているやつとか、熊が歯抜いてるやつとかあったんだけど
写真NGで残念。

その後は湖沿いに大噴水を眺めつつゆったり歩きます。
ユニセフとかもある場所なので、地球をテーマにしたオブジェが
ずらーってあって面白かったです。

31-3

スタバで休憩を挟み、次の宿を確保して
第2のルート。旧市街。
古すぎず、新しくもなく可愛い町並みです。
私、ジュネーブ好きかもー
って、どこ行っても大概そう思うのですが。

31-4

図書館潜入シリーズ、ジュネーブ編。
旧市街の坂の途中にあって、入り口が坂の上・下で複数あるっていう作り。
これまたお洒落でかわいらしい。
ちなみにネットも登録したら自由。
ちなみに、この図書館潜入は、何気にドッキドキです。
在住の留学生ですけど何か?って感じの佇まいで過ごします。

見えない見えない。

ホントは、ローザンヌ・モントルーとかも、
レマン湖畔では有名みたいなのですが、
ジュネーブで既に夕方になってしまったのでありました。

風景を見るのも楽しいけど、図書館潜入に代表されるような、
人の生活をちょっと混ざるのが楽しかったり。

まあ、ローザンヌつったら、バレエコンクール。
モントルーつったらジャズフェスティバル。
モントルーって地名だったんだーくらいの浅い知識だかんね・・。

31-5

公園を通ったら、
巨大チェスが何セットも置いてあって、
集団が対戦してました。
あれはいつもあるものなんだろうか?
何かのイベントだったんだろうか?
写真撮ってる人も私ぐらいだったからなー。
なんか楽しげでした。
日本も巨大将棋とかやればいいのに。
でも将棋は裏返すから、面倒か。

31-6

覚え書き
パリで急いで歩いてたら、
カフェでくつろいでいるおじさんに、
すんごい腕振って歩いてるってジェスチャーをされた。
そんなにかなー。

31-6

気がつけば、今日で丸1ヶ月なんだねー。
いやはや。あっという間でした。1ヶ月。

まだ1ヶ月なので何とも言えないんですが、
少しは逞しくなったかなーって思う一方で、
私、あんまり変わんないなーって感じですね。
小っさいことで腹立てるし、
ノープランでなんとなくやって無駄遣いしたり
英語しゃべれるようになりたい割には勉強しようともせず、

それと、こんな感じ。きっと一人だから出来るんだろうなーって感じ。
名所とかも平気で飛ばしちゃうし、図書館潜入したり。

今のところヨーロッパだからなんとかなってるのかもね。
大きな予定では、鉄道パスが10月末までなので、
それまではちょこまかと周る予定。
相変わらず、向こう3日くらいの予定しか立ててないけどねー。
立てたところでストとかあるからねー。

それと、
皆様のメッセージ、とても励みになっております。
生存確認の備忘録の垂れ流しですが、ヒマつぶしにでもなれば幸いです。

31-7
食:宿でコーンフレーク、パン・オレンジジュース
  スタバで、ラテ・マフィン
  ケバブに惹かれてチキンとサラダを。
  キットカット
  100%ジュース
スイスはやっぱり物価が高いっすな。

30

2010-09-24 16:18:13 | スイス
30-1

宿近くのスタバにて。
フランスパン以外のパン食べたいってことで朝食がてら。

昨日買ったネット代で出来て4ユーロ無駄にせず一安心。

昼過ぎに次の国へ旅立ちます。

地下鉄チケット使い切らねば。

30-2

同室のブラジル人美女に別れを告げ、
足は私の2倍、顔は半分・・

鐘つき堂とか、上へ行くには有料なんだけど、
大聖堂の部分は無料だそうで、もう3回目ぐらいのノートルダム大聖堂へ。
ステンドグラスがキレイでした。
しかしなんか、ノートルダム大聖堂は、
今までのものをじっくり見ているわけではないんだけど
銅像の一つ一つがおどろおどろしいような気がします。
つくづく、ディズニーの「ノートルダムの鐘」もとい、
ビクトルユーゴーの「ノートルダムのせむし男」は
そのおどろおどろしさからインスピレーションを受けたのかなあなんて。

で、鐘って言うからには、鐘の音を聞かなくちゃと、
パンをかじりながら待ってました。
カジモドの姿を思い浮かべつつ。
ちなみにディズニー版「ノートルダムの鐘」のオープニングだけでも
是非見ていただきたいです。
ニコ動でも見れます。

こっちの教会の鐘って、結構ずーっと鳴ってるよね。
下手すると15分ごとぐらいに。
慣れるものなのかしらって感じ。

30-3

そしてパリはおしまい。
上手に説明できないのですが、良かったです。パリ。
都会さとゆったりさっていうか、マイペースさっていうか、
その加減がいい感じなんだよなー。

宿も若干スタッフぶっきらぼうだけど、
安いから許容範囲かなと。一応朝食も出るし。
ネットがあったらもっとよいけどね。


30-4

11カ国目、スイスはジュネーブに向かうべく電車に乗りました。
国内線のTGVも良かったけど、
フランス~スイスとまたがるTGVの一等車、
なんだかゴージャスです。
リンゴジュースチョコが振舞れます。
「タダだよね?」と周囲の様子を伺っていただきました。

日付をずらすメールの返信が来てないんだよなー。
日本では企業とかホテルにメールした場合、
即返が当たり前だと思っているけど、
今のところ、半々かなあ。
即返のところもあるけど、催促しないと来なかったり、
返事なかったり。
2泊の予定ではいたから、今日の宿泊は確保されていると思って、
キャンセル料が発生していなことを願いつつ、
ジュネーブ行きの列車から心境を記録しているのでありました。

30-4

昨日モンサンミッシェルを見に行った男の子たちは、
やっぱりストライキにひっかかり、
1日がかりだったそうです。
ストライキ怖いなー。

30-5

今日も警官よく見るし、
電車に乗る時もチケット提示しないとホーム行けなかったり、
(こっちの電車は、改札口ってのが今のところないです
 乗ってからの検札がランダムにある)
やっぱり厳戒態勢が続いています。
なんかあるのかなー。
まあおかげで安全だったような気もするのですが。

30-6

回数券が1枚余っていたので、
電車で隣に座ってた人にあげて、ジュネーブ到着。
早速レマン湖が見えます。
レマン湖で、ピンと来た人。
そう、エリザベートが暗殺された場所です。
ここかーって思いながら宿到着。

30-7
今回の宿も無線LAN無し。
2スイスフランユーロよりちょい安を払い15分でメールチェック
メールの問い合わせでは何とも言えないみたいない
返信が入ってました。
遅いから!
まあでも、追加料金払うことなく泊まれるみたいです。
よかったー。

30-8
で、今日のメインの目的は、
元同僚さんの姪御さんが経営されているお店に行くことです。
ちなみにその方のお父様、同僚さんの義兄にあたる方は
私の父の同級生っていう世間の狭さ。
「スイスに行ったら是非よってねー」ってことで、早速お邪魔してみる。

私、そーゆーツテは全部使っていきたいので、
各国に知り合いがいらっしゃる方、もし支障なければ教えてください。

30-9

で、お店に電話をかけて、行き方などを教えてもらったのですが、
その後事前に同僚さんから教えて頂いていた住所をネットで調べて、
こりゃ、歩いていけるなーなんて思って歩いていたら・・
・・どう考えても普通のマンション・・

お店じゃなくって自宅の住所だったー・・・

焦ってお電話したところ、タクシーを手配してくれるとこと。
自宅にいらっしゃる息子さんに通訳して頂いて(フランス語!)
お店に・・

頑張って1時間ちょい歩いたのに
完全に逆戻りしてやんの。
しかもすごいよ、タクシーのメーターの上がり方、
10秒に15円ぐらいな感じで秒殺であがってやんの。
多分相場、日本より全然高いと思う。

♪ラーラーラー ララーラー 言葉にできなーい

姪御さんは、タクシー代払うっておっしゃってくれたのですが、
そんなとんでもないってことで、思わぬ出費。

♪ラーラーラー ララーラー 言葉にできなーい

30-10

ロンドンで訪れた和食の店もそうだったけど、
こちらのお店も、媚びってのがなくて、
日本人の感性で美味しいものを自信を持って提供しているお店でした。
大盛況。日本人も地元の人も半々ぐらいな感じです。

なんと、姪御さん、ご馳走してくれたのです。沢山。
その後のスイスのプランニングのアドバイスもしてくれたり
その上、ランチの約束まで・・・
こんなに至れり尽くせり・・

父上、同級生のお父様にくれぐれも御礼申し上げてくださいませ。
そして駅前にあるというお父様のお店に足をお運びください。
そのくらい、いや、足りないか、大変お世話になりました。

30-11

ジュネーブだったらモンブランでバスツアーがおすすめらしいのですが、
アルプスも控えていることだし、
2万弱の出費はちょっと痛いかなーってことで、
明日はジュネーブはじめレマン湖周辺を探索する予定。

30-12

最初のヘルシンキでご一緒したお嬢さんからメール。
なんと、同じ日にモンサンミシェルに行く予定が、
電車が故障かなんかで行けなかったとのこと。
まさかのニアミスだったようです。


30-13
食;スタバでサーモンのサラダ・チャイラテ  
  サブウェイのステーキチーズサンド(トイレに行きたくて入った)
  姪御さんのお店での和食、もう、寿司から天ぷらから焼魚から幸福です。
  そして、ビール・・

一時期なんとなくやつれたんですが、あっという間に戻った感。

フランスはホント、グルメ。
パリっ子の舌を満足させて成立する店なら美味しいんじゃないかっていう
根拠のない安心感がございました。
そしてスイス最初の食事もこんなに幸せで・・・

節制とか・・もう・・