新庁舎建設をすすめている浦安市役所へ。 （行財政改革特別委員会•視察）

うわっ。見つけちゃった。1階に「託児所」！

1階には、オープンスペースの配置をし、市民活動センターや市民と市との協働による会議や作業のできる場。

これは、現在浦安駅近くにある、NPO団体が自由に利用できる施設を役所内にという市民の要望を受けたもの。

また、託児室は、市役所に来た人が、子どもを連れて回るのは大変、という意見を受けて、常時託児できる場とするとのこと。費用は無料の方向で考えているとのこと。

平成14年の基礎的資料収集と調査検討開始から現在までに、3度のパブリックコメント、公募市民も含めた「新庁舎建設市民懇話会」、公募市民による「新庁舎建設市民ワークショップ」の開催、インターネット市政モニターによる市民意見聴取など、学識経験者や市内関係団体の方だけでなく、市民の声を聞く機会を大事にしてきていた市の姿勢。これが形になっていくのだと感じた。

震災時、市の86%が液状化した。老朽化、庁舎の分散化、また、消費税増税前に着手、ということで、80億の基金を使って107億5200万円の庁舎建設。

「デザインビルド方式」病院などではよく使われているが、役所などで使うのは初めての設計•施工一括発注方式。

江戸川区では、先の本会議で「庁舎移転問題検討特別委員会」を設置しました。現在50年を経た庁舎の老朽化は進みます。また、分散しており、わかりずらいという意見もいただいています。話し始めてから、完成まで少なくても10年近くかかるかもしれません。

ですから、先を見通して新庁舎をどうするのかを考え始めなければならないと思いますので、わたしはこの提案に賛成をいたしました。