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日本IBM NPOとの協業で環境問題への興味を促進する三次元ゲーム  環境教育に活用

2008-08-16 08:50:09 | メディア・通信・IT・イベント
日本IBMは、2008年8月14日、NPO早稲田環境教育推進機構と協力し、小中学校向けに無償の環境教育プログラムを提供することを発表しました。

両者は同プログラムを、日本IBMが8月20日から開催する女子中学生を対象としたサマー・デイ・キャンプ「IBM EX.I.T.E Camp 2008」で試行し、その経験を踏まえ11
月6日には葛飾区立金町小学校の6年生2クラスを対象に提供する予定ということです。

環境問題を子供たちに教えることは現在現場の大きな課題ですが、環境を包括的に取り扱う学課をもたない公立の小中学校では、理科や社会といった学課の関連項目に連動した環境教育プログラムを開発することが課題となっています。

このような背景のもと、日本IBMとWEは、IBMが開発した三次元ゲーム「Power Up」を活用した環境教育プログラムを開発し、教育現場に提供していきたいとのことです。

「Power Up」はIBMの社会貢献部門が開発し、世界中で展開している教育用ゲームコンテンツ。
ゲームでは、環境危機に瀕している架空の惑星をバギーに乗って駆け巡り、モンスターと戦いながら太陽光発電機を直したり、風力発電機を組み立て直すことで環境分野でのエンジニアリングの原理や環境について学びます。

企業の技術やスキルを学校教育に展開することに関して豊富な経験を持つWEが、このゲームを活用したプログラムを学校の授業に展開する支援を行います。

このプログラムでは、2時限分の時間の中で、生徒がオンラインゲームを体験した後、WEの環境教育専門家が講師として風力発電等の代替エネルギーに関する講義を行ったり、環境に関するディスカッションを行います。

同プログラムは、日本IBMが8月20日水曜日から22日金曜日に行う女子中学生を対象としたサマー・デイ・キャンプ「IBM EX.I.T.E Camp 2008」(EX.I.T.E=EXploring Interest in Technology and Engineering)で、アジア太平洋地域で初めて試行するとのことです。
日本IBMでは、ダイバーシティー(多様性のある人材活用・育成)推進の一環としてEX.I.T.Eキャンプを2001年から開催しており、5回目となる今回は同社の箱崎事業所および晴海中学校で開催するとのことです。

■日本アイ・ビー・エム株式会社
http://www.ibm.com/jp

■PowerUp
http://www.powerupthegame.org/



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