どうして自分を罵る相手と手をつないで歩くとかできるのか本当に不可思議だけど、どうなんでしょう。
尊敬できないのは、ぎこちないからではなくて、酷いことを言われるからでは？
今日一日
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気の合うところと言えば、お風呂好きのことくらいだろうか。夕刻になると手拭と石鹸を持って石だたみの小径を、手をつないで歩いて旅館「わかえびす」の風呂をもらいに行くのが、たのしみといえばたのしみだった。…人っこ一人通らないひっそりした石だたみの道で、二人が若い恋人同士のように手を取り合って歩くのに、ふさわしい。
女と手を取って歩くなど、あの人は生まれて初めてだと少年のように恥じて顔を赤らめてしまうが…あんまりぎこちないので、尊敬の念が沸かないのだ。
女が男の生活圏に合わせようと努力して努力して、しかも経済的にその男を養うところまでしなきゃいけない的な状況を見た。
男、仕事ない、仕事できない、って、こんなんゆーたらなんやけど、少しでも女の方に合わせないとだめなんじゃない？
女も、「これだけやったのにどうして」的な立場になったらもう愛じゃなくて「対価を求める労働」だろう。
むっとするどころじゃなくてムカついてきた…かかわりたくないのが本音。
今日一日